こんにちは。福岡は博多にて、うつ病患者さんとそのご家族に向けて、うつ病との向き合い方と対処法をコーチングしている、ゆるぎのうてな代表、宅間 聖二と申します。
私自身が３０年以上うつ症状に悩まされ、何をしても治らなかったのですが、
首の筋肉のコリをゆるめる。
たったこれだけの事で、
うつ症状が全く出なくなりました。
うつ病は一般的には、心の病気とされています。
西洋医学では、脳の問題、脳内神経伝達物質の問題とされています。
ですから、うつ病対処といえば、抗うつ剤や、心理カウンセリング、心理療法などが大きくクローズアップされがちです。
しかし実は、心の問題は心からではなく、身体からアプローチしてあげる方が効率よく、スピーディーに結果が出せるのです。
心の問題は身体から。身体の中でも特に首へのアプローチが重要になります。
ではなぜ首が重要なのか？
首は神経、血管のスクランブル交差点になっているからです。
首の筋肉がこると、自律神経が乱れてうつ症状が出てきます。
首、くび、クビ、首！
とにかく首なのです。
うつ症状への対処として首を強調することは、どれほど強調してもし過ぎである事はありません。
うつ症状の対処として最優先すべきは、首への配慮、首のケアです。
コリ固まった首の筋肉は、
首の位置を正す、 姿勢を正しく正す、 首を温める。
これらの事でゆるみます。
首の位置を正すとは、頭の位置を背骨の真上にずらす事です。
多くの人は頭の位置が前方にずれています。猫背の方は特にです。
頭の重さは６kg～８kg（ボウリングのボールくらいの重さ）あります。
これほどの重さのものが前方にずれていると、それを支えるためには首周りの筋肉をガチガチに固めないといけません。
背骨の上に頭を乗せてやると、首の筋肉は固まる必要がありませんから、ゆるみます。
姿勢を正しく正すとは、骨で立つという事です。
多くの人は崩れたバランスで立っています。これでは、全身の筋肉をガチガチに固めないと立てません。
骨で立つのが最もバランスのとれた立ち方です。骨の上に骨を乗せる立ち方です。
骨で立つと、筋肉は固まる必要がないので、ゆるみます。
首の筋肉をゆるめるためには、全身の筋肉もゆるめないといけません。
全身の筋肉がゆるんでいるのに、首だけが単独でこるという事はないからです。
首の筋肉のコリは、全身の筋肉のコリと連動しています。
首の筋肉をピンポイントでゆるめながら、全身の筋肉にもアプローチする必要があるのです。
首を温める。
首を温めてやると首の筋肉はゆるみます。
具体的には、お風呂で湯舟に首まで浸かる、シャワーを首に当てる、ドライヤーの温風を首に当てる、などです。
最も効果的なのは、アルミ療法の首への応用です。
アルミには生体電流を調える作用と、保温効果があります。
アルミホイルやポテトチップスの袋の裏面などを首に巻き付ける事で、人体の生体電流が調います。
さらに、保温効果によって首が温まる事で首の筋肉がゆるみ、うつ症状に効果があります。
このように、首の位置を正す、姿勢を正しく正す、首を温める。
これらの実践で首の筋肉はゆるみ、うつ症状は改善していきます。
首の筋肉をゆるめるという、単純明快なこの手法は、うつ病患者さんが主に気になるいくつかの問題も、クリアできます。
薬はいりません。だから副作用はありません。
お金もかかりません。厳密に言えばお風呂、シャワーのガス代、アルミホイル代などはかかりますが。
人と会う必要はありません。自分ひとりで出来ます。
心の問題を抱えていることを、知られたくない人に知られる事もありません。
何とかしてうつ症状を改善させたいという意志があれば、日常のちょっとした努力で結果は出せるのです。
私自身、幼少期から長年、心の問題を抱えて生きて来ました。
うつ病を発症してから、数え切れない程の治療法を試して来ました。
西洋医学の抗うつ剤からはじまり、東洋医学、心理療法、食事療法、様々な民間療法、宗教にはまった時期もありました。
挫折を繰り返してもあきらめずに研究を続け、最終的にたどり着いたのが、首というなんとも単純であっけないものでした。
本来、人が健康になるためにお金も薬も必要ありません。
特別な事をする必要はありません。
我々がうつ病になる時、お金をかけてうつ病にはなりません。
薬を飲んでうつ病にはなりません。
日常の中でうつ病になるのです。
という事は、日常のあり方に変化を与えてやると、うつ病は改善するという事です。
日常で自分の身体、首に意識を向け、いたわり、ケアをしてあげる。
首がゆるむ。
うつ症状が治まる。
首をゆるめればうつ症状は治まるのです。
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