それで、こういう系本にはだいたい書いてあります。
「先祖供養」の大切さ。
やはり書いてあって。
そうだよね〜やっぱこの本も載ってるよね〜
なんて思いながら読み進めた、この言葉…
家族の揉め事でいちばんご先祖様が嫌がる案件は
「遺産相続」です。
家族同士がいがみあい、バラバラになること。
人間のエゴや身勝手さがむき出しになることを
いちばん嫌う。
子どもに問題があってお客さんが訪ねてきて、
「すみません。間違っていたら謝りますが、お二人は過去に遺産相続が原因で兄弟や身内と絶縁していませんか?」
聞くとだいたいの人が、
なんで知ってるんですか?
驚いた顔をする…。
恐ろしいのは「絶縁した」と本人たちは思っているけど、一番怖いのは怒って悲しませてしまったご先祖が離れていってしまうことなのだ。
助けてくれなくなることだ。
…と、書かれていたんですね😓
これ、まさにうち!のこと
今の段階で、
家を巡って夫は自分の両親と、
また自分の兄弟と喧々諤々の大喧嘩で
口も聞かない状態
今度は長男とも不仲という夫…
でもね、
本当に本当に正直に言うと、
私は夫の側のご先祖様があまり好きじゃなかった…
なぜか?
歴史がね…
まず、
少し代を遡ると
この家は女の子しか生まれなくて
養子で繋いでた、という時代があったようなんです。
ほら、昔の人って
「〇〇家」という名前を残していくことが
死ぬほど大事💦
という、価値観だったわけです。
おじいちゃんのお母さんは、
結婚する人には
養子に来てもらわなくてはならなかった。
それで、最初に結婚するはずだった人は
「長男」でそこのあたりの話し合いがうまく行かず
破談となった。
次に養子でもいいと言ってくれた人と結婚し、
生まれたのがおじいちゃん👴
待望の跡継ぎ✨
ただ…生まれてすぐに
おじいちゃんのお父さんは
結核にかかってしまった…。
結核は昔はかかると死んでしまう
「死の病」
せっかく誕生した大事な跡取りに
感染してはいけない!
と大おばあちゃん
(おじいちゃんお母さんのお母さん)
に無理やり離婚させられた…
という歴史があって。
だから
おじいちゃんはあの年代には珍しく
ひとりっ子。
おじいちゃんのお母さんはその後
再婚はされず、
お父さんはその後病気から
回復し別の家庭を築いたそうです。
でも…
酷くない!?
なんかドン引き💦
ってどうしても思ってしまって💧
その時の時代背景は今とは違うと思ってもね…
なんか、
あまり徳のある人たちじゃないな…
って思ってしまうんですよ!
エゴむきだしで家族がバラバラに
なるのを一番嫌う…って
ご先祖様自身がそれやってんですよ?
でも…
なんかここに鍵がある気がして、
お墓参りに行ってみたんです。
お墓がどこにあるかもわかんないって
人もいるそうですが、
うちのお墓は
車で5分位の
山の斜面にあり
お墓から見下ろすと
うちが見えるんです。
いつでも、見守られている…
そういう素晴らしい立地条件✨
さっき書いた話はおじいちゃんや
おばあちゃんから聞いたのではありません。
風の噂で聞きました🍃
ほら、田舎だから😅
怖いですね〜
夫も知らない話です。
おじいちゃん自身もどう聞いてるのか…(?)
まだ、ご先祖様になんて声かけたらいいか
わからず、
複雑でした。
作家さんが言ってた。
先祖供養の本質っていうのは、
ご先祖様がやり残したことを自分が
引き継ぎます!
という気持ちで生きることだよ。
うちのご先祖様が
やり残したと思ってることって
いったい何だろうね…?