少し寒さが和らぎましたね
どうも皆さん、ダルナです_(_^_)_
1月20日、ウルトラマンブレーザーが最終回を迎えました
伏線回収やら感動シーンやらと大満足な最終回となり、ダルナのXもYouTubeのリアタイ視聴直後は、感想のポストで溢れかえっておりました
噂によると、元々最終回は劇場版並みの尺があったものを、なんとか1話分に収まるように編集されまくったとかなんとか
来月Blu-rayBox2が発売されるのですが、それを聞くとあの感動を是非ともディレクターズカット版で観たいところです
Blu-rayBoxの特典はすでに決まってしまっているのでアレですが、映画ディスクの特典とかツブイマ配信とかで対応してくれたりしませんかね?
円谷さん?(圧
さて、そんなこんなでかれこれ最終回から1週間ちょっと経ちました
未だに1日1回は1話以上見返すほど余韻が冷めぬダルナでございますが、今回最終回で特に印象に残ったのが、この二つですね
・ブレーザーが初めて喋るシーン
・ゲントが家族に「ただいま」と告げるシーン
というわけで、今回はブレーザー最終回で垣間見たこの2つのシーンについて、感じたことを語っていこうと思います
ブレーザーが初めて喋った、カタコトの地球語で伝えた言葉
力尽きたブレーザーに声を掛けた後、「俺たちSKaRDで行くよ」と告げて去ろうとしたゲント隊長に、ブレーザーが初めて発した一言
「オ、レ……、俺も、行く」
その言葉を聞いたゲント隊長は、泣きながら頷いた後、「医官から絶対安静と言われた」と嘘をつき、テルアキ副隊長に今後の指揮を任せ、再びブレーザーと一体化しました
再び手を取り、一体化する二人
そして変身音が流れない中で響くゲント隊長の声
「今度はもう、離すなよーー」
このシーンの見どころといえば、「ブレーザーが初めて喋った」この一点ですね
今作のテーマは「コミュニケーション」であり、それはゲントとブレーザーの関係もまた然りでした
ウルトラマンである前に宇宙人であるブレーザー
当然、地球のことが何一つわからないブレーザーが地球語を話せるはずもなく、これまで彼は作中で一度も言葉を発したことがありませんでした
それでも、ゲントとすれ違いが生じた12話では、自身の記憶を見せることで自分の真意を伝えようとしたり、他の回では光や赤熱化等ストーンを通じて反応を示したり、時には休めと言わんばかりにゲントの身体を乗っ取って物理行動にでたりと、話さずとも自身の考えを行動や反応で示すことでゲントに己の意思を伝ることで、二人は心を通わせていきました
そんなブレーザーが、分離し、力尽きた状態で、自分たちだけで戦うと告げたゲントに対し、『自分も戦う』という意思を伝えるために、ここで初めて言葉を紡いだ
言葉を使わずとも、自分の考えを相手に伝える方法は、たくさんある
それでも、言葉でしか伝わらないこともあります
このシーンはブレーザーが初めて喋ったこともですが、正にそれを体現したシーンだったというわけですね
この時ブレーザーが何故「俺も行く」と発したのかについては、ゲントの口癖「俺も行く」をいつも聞いていたからだったのと同時に、「自分もSKaRDの仲間だ。だから、俺も行く」ということをゲントに伝えたかったからなのかもしれません
そこが「帰る場所」だから。家族の出迎えで終わったラスト
無事ヴァラロンを撃破し、地球の危機を救ったSKaRD
ED後、帰宅したゲント隊長を、家族は笑顔で出迎えます
嬉しそうにジュン君を抱えるゲントパパに、サトコさんが笑みを浮かべながら一言
「……おかえりなさい」
それにゲントパパは笑顔でこう答えるのです
「……ただいま!」
ブレーザーは史上初の妻子持ち主人公ということで、発表当時はかなり話題になりましたが、最後はその家族愛がラスボスを倒す力になるという、ブレーザーという作品らしさを存分に発揮した決着方法となりました
ゲント隊長は自分を蔑ろにする悪癖がある、ということはファンの間では既知となっており、演者の蕨野さんも「ゲントは死を恐れていない」という旨をとあるインタビューで語っていた程、筋金入りとなっています
「家族がいるのに自分を蔑ろにしすぎだろう!」
とゲンコツをぶつけたくなることもしばしばあるくらいです
しかしそれは意味を返せば、そうまでしても守りたいものが彼にはある、ということであり、それこそが「帰る場所」、つまり「家族の元」なのです
ニューイヤーフェスティバルのステージライブにて、ぼろぼろになりながら戦うゲント隊長に、敵であるバロッサ星人は「なぜ諦めない!」と問う場面があるのですが、その問いに対して、彼はこう答えています
その時映った映像こそが、10話のラストで手を繋ぎながら歩く家族の姿
それは蕨野さんの投稿からも、その旨が伝わる内容となっています
「俺には…帰る場所があるんだ」#ウルトラマンブレーザー pic.twitter.com/jBXYKZWEnj
— 蕨野友也 (@TomoyaWarabino) 2024年1月19日
ゲント隊長の一番怖いものは、「作戦が失敗すること」
それは、作戦の失敗によって誰かの命が失われることを意味しているのだと思いますが、その本当の意味は「作戦失敗で被害を出した結果、家族を失ってしまうこと」が、ゲント隊長の本当に一番怖いものなんだと思います
ヴァラロンとの戦いは、地球そのものの危機でもありました
しかし無事にヴァラロンを撃破し、地球の危機を救ったゲント隊長は、無事帰る場所で、愛する家族の笑顔に出迎えられるのです
ゲント隊長は、地球を救ったけど、自分の大切なものもちゃんと守り抜くことができた
それを体現したのが、このラストの帰宅シーンなのではないかなと思います
いかがだったでしょうか
まだまだ余韻冷めからぬウルトラマンブレーザー
この機会に最初からまた見返してみるのもたのしいかもしれませんね
来月の劇場版も楽しみです
それでは