まだまだ寒いですな
どうも皆さん、ダルナです_(_^_)_
ついに、この日が来てしまいました
明日、とうとう……
「ウルトラマンブレーザー」最終回です!泣
7月に放送が始まるなり、そのあまりのインパクトから大きな話題となり、現在では放送直後Xに関連用語が常時トレンド入りする程の人気作となりました
ダルナもまた、youtubeの見逃し配信をリアタイで視聴するほど、ブレーザーが大好きな一人です![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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毎週放送が楽しみだっただけに、「来週以降は一体何を楽しみにすればイイんだ!!」とブレーザーロスになる自信が100%あります(笑)
Blu-rayBOXも買いましたし、果てにはニューイヤーフェスティバルにまで行っちゃいましたからね(ファンフェスで上京したついでだったとはいえ)
そんなわけで、今回は明日最終回を迎えるウルトラマンブレーザーの魅力を存分に語っていこうかと思います!
題して「ウルトラマンブレーザーのここがイイぞ!!」
それではいってみましょー!![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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ホントにウルトラマン!? 大人も驚く現実味のあるヒューマンドラマ
まず大前提として、ブレーザーは「ウルトラマン」と名の付く通り、子ども向けの特撮作品です
当然、ウルトラマンと防衛隊が怪獣を相手に戦いを繰り広げる流れは同じなのですが…
しかしいざ蓋を開けてみると、そこで展開されるのは、様々な人々の思惑が交差する、現実顔負けのハートフルヒューマンドラマ!
しかもそこに上手くSF要素が融合させているので、現実世界と差異や違和感もあまりないのだから驚きで![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
またこの作品のテーマは「対話」であることから、繰り広げるヒューマンドラマを通じて多くの大人ファンに共感を持てる要素が随所に見られます
子ども目線と大人目線、双方が楽しめる要素がしっかりした作風が、ブレーザーという作品の魅力を存分に引き出してくれているというわけですね![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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伏線の張り方が上手い! 考察しがいのあるストーリー
ブレーザーは基本的に一話完結形式を取っていますが、縦軸と横軸で随所に伏線を張り巡らせているのが、魅力のひとつでもあります
たとえばこれ、23話の予告
予告の最後で、主人公であるゲント隊長が倒れる場面があります
明らかに不穏な気配が漂うシリアスなこの場面
何も知らない視聴者がこれだけを見れば、「え!? 隊長に一体何が!!」と思うかもしれません
しかしいざ本編が放送されると、意外な人物による犯行が原因だったことが判明し、一気にネタシーンへと変貌を遂げました![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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他にも、これまでのニュージェネ作品と異なり、ブレーザーには明らかな「黒幕」と呼べる存在の描写がありません
4話から既に伏線が張られていた存在、後半から登場した怪しい元防衛隊の偉い人等、黒幕と思われる存在は随所で仄めかされているものの、その真意は未だに謎のまま
……明日、最終回なのにですよ?(笑)
一部では本当に全部伏線回収されるのか、という心配までされる程に、ブレーザーは上手く伏線が張り巡らされており、全く先が読めない展開に続きが気になり、引き込まれ、多くの視聴者が考察を巡らせる
これもまた、ブレーザーの魅力のひとつというわけです![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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世代にドンピシャ! 共感の持てる最年長主人公
ブレーザーの特徴といえば、なんといっても主人公のゲント隊長です![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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シリーズ初の隊長主人公、30歳の妻子持ち――
とこれだけみても、初の要素ばかりという極めて異色な主人公ということもあり、発表当時は大きな話題となりました
ゲント隊長は隊長、所謂中間管理職です。年齢は30歳、そして一児のパパでもあります
つまり、置かれている立場は同年代によくある立ち位置なわけです
そして現代の30代というと、2000年代――所謂オタク文化が花開き始めた時代に、青春を過ごした世代でもあります
(ハガレンやナルトといった2000年代を代表する作品が、ちょうど絶頂期を迎えていた頃ですね)
つまり、どうなるか
サブカルチャーに親しみのある同世代からの共感を、一心に得られるというわけです![グッド!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
![グッド!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
無論、中には独身だったり中間管理職でない人も多くいるでしょう
しかしそういった人達にも、年齢設定が近いということで共感できる魅了がゲント隊長には多くあります
また「パパがウルトラマン」という視点は、メインの子どもだけでなく、その親であるお父さん世代にも共感を得られるという利点があります
シリーズ初要素に留まらず、多くの世代から共感を得られる主人公。それもまたブレーザーの魅力なのです![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
ちなみにゲント隊長を演じているのは、俳優の蕨野友也さん
仮面ライダードライブのハート役で有名な役者さんで、実はそんな彼の年齢も35歳
なんとシリーズ歴代最年長主演とのことで、それだけでも驚きですが、素がゲント隊長とほぼ同じと言われるほど性格が似ているそうで、メイン監督を務めた田口監督曰く、「ゲントと話してるのか蕨野さんと話しているのかわからなくなる時がある」のだとか
ベテラン俳優さんだけあって、主人公との一体感も恐ろしいほど違和感がなく、トークショーなどでも時折「ゲント隊長になってる!!」と思える場面が多々あります。
加えてお茶目な一面がある、というところもまんまゲント隊長な俳優さんなので、ここまで役と素が同一なのも珍しいですよね
ダルナもニューイヤーフェスティバルのステージライブを見に行きましたが…
いや、本当に迫力がすごいというか演技が迫真というか、ステージなのにステージじゃないみたいというか……、とにかく圧巻の一言でした
テレビ等で憑依型と表現される役者さんを時々見かけたりしますが、彼はまさにその憑依型の役者さんということなのでしょうね
その圧巻さは、U-Nextで21日まで配信されているステージライブの見逃し配信で体感してください
あのゲント隊長、ホントに凄かったです![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
2月から始まるザライブ公演も楽しみですね![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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(ダルナも現地で、ゲント隊長に黄色い声援を送りまくっていたのは秘密です笑)
個性豊かなキャラクターが織りなす、チーム「SKaRD」の成長物語
ウルトラ作品といえば、主人公である新人隊員を中心とした若手の成長物語というコンセプトが、一種の定番となっています
ですがブレーザーは隊長が主人公。当然隊長になれるほどの人物なので、成長要素がありません。
つまり人として成熟しており、従来の定番が成立しないわけです。
加えてSKaRDは特殊部隊という位置づけ上、属する隊員達もそれなりに経験を積んだ精鋭ばかり。よって若手の成長物語、という側面も成立しない
故に、ブレーザーは「チームとしての成長物語」にシフトした、従来とは異なる作風であることも特徴のひとつといえます![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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一話完結というスタイルを活かして、各キャラクターの個性を丁寧に掘り下げながら、話数を得るごとにその関係性が徐々に変化しチームの絆が深まっていく様は、観ていてとても楽しいです
ダルナ的にそれが謙虚に描かれているなと思ったのが、これらの回
第3話、第8話、第12話、第14話、第16話、第23話、第24話
他にも序章となる回が3話、それぞれのキャラをメインに扱った回が各2話ずつ、総集編が1話、SKaRD以外の日常を描いた回が2話、縦軸メインとなるV99を扱った回が最終回を含めて8話となっており、お気に入りをフォーカスして一気見、なんて楽しみ方もできるのがイイですね![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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無論、各キャラクターもそれぞれ個性が強く、そちらもかなり魅力的
ゲント隊長は、頼りになる現場主義者で時折お茶目。しかし家族に対しては悪戦苦闘する、どこにでもいる一児のパパ
エミは明るく元気でコミュ力抜群。しかしその内には冷めた内情が見え隠れ
アンリは格闘が得意な武闘派隊女性。反面虫が苦手だったり、小物をデコったりといった女性らしい一面も
ヤスノブはお気に入りに愛称をつける程、機械が大好きなメカニック。しかし脱いだら、なんと驚きムキムキマッチョ
テルアキは怪獣に詳しい冷静な頭脳派、なのにサインを求めたりオーバーリアクションをしたりと、どこか天然でオカン気質
そんな個性豊かな仲間達が繰り広げる、シリアスとコメディの実にバランスのとれた物語は、どの回を見ても必見です![グッド!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
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「喋らない」を徹底的に活かしたウルトラマン像
最後はなんといっても、そのあまりの衝撃から一躍話題になった本作のメインであるウルトラマンブレーザーという存在
ニュージェネ初の全く喋らないウルトラマンということもあり、ブレーザーが作中喋ることは戦闘時の雄叫び以外、ほとんどありません
これは今作のテーマが「対話」であることと、「生物としてのウルトラマン」というコンセプトでブレーザーが制作されたことに由来しているからであり、作中で2度、ゲントに憑依した状態でしゃべったことはありましたが、それを除けば、彼が言葉を発する事は一度もないわけです
しかしそうなると、「ブレーザーの内面は、どう描いているの?」と疑問が浮かびます
それを払拭しているのが、徹底的な表現力というわけですね![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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戦闘時の行動や雄叫び、演技、演出。これら表現力を最大限に使って、ブレーザーの内面を作中では見事に表現しているわけです
戦闘中に暑がったり、嫌がったり、飛び跳ねたり。
ゲントの身体を乗っ取って、地球文化を興味津々に眺めたり、ゲント本人を殴ったり(ぇ
ブレーザーストーンを光らせて、意思表示をしたり――
演者である蕨野さんの演技力もさることながら、あらゆる演出や行動、表現力を使って描かれるブレーザーの内面は、言葉こそないものの視聴者にその意図をしっかり届けてくれています
また敢えて喋らないからこそ、「この時のブレーザーは、一体何を思ったのか」という観点は、視聴者の想像力を大いに膨らませてくれ、そこから読み取れる意図をしっかり伝えてくれています
これらの、表現力を徹底的に活かしてウルトラマンの内面を描くというのも、他作品にはないブレーザーならではの魅力なのです
いかがだったでしょうか。
明日1月20日、遂に最終回を迎えるウルトラマンブレーザー
張りまくられたままの伏線
地球の命運
そしてゲント隊長とブレーザーの行く末は!!
バスタオルを準備して、全員でその勇姿を見届けましょう!!
それでは![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
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