この映画に出会わなかったら、たぶん今の私はいなかったと思う


20代でこの作品を観て、舞台となった九份にいつか行ってみたいと思った


実際に訪れたのはそれから数年後
悲情城市のおかげで、九份は一大観光地となり、映画で描かれていた風景とはかけ離れていましたが、ここで運命の出会いが


九份茶房に入り、メニューを開くと知らないお茶の名がズラリ
唯一読み方がわかった梨山茶を頼むと、私の烏龍茶の概念を覆す香り高く清らかなお茶が出てきました
これが私のお茶人生の始まり


高級茶藝技師となった今、原点となったこの映画を大きなスクリーンでもう一度観たくて足を運ぶと、当時は気がつかなかった日常の中にあるお茶のシーンがたまらなく愛おしく、やはり私にとって運命の一本なのだと再確認