その1の続きです。

今現在ここにある
その感情をコントロールする方法は
大きく分けて4つあります。

1つは
思考にアプローチする方法。

2つめは
身体にアプローチする方法。

3つめは
行動にアプローチする方法。

4つめは
感情そのものにアプローチする方法です。

そして根本的に
感情が大きく動いてしまう背景について
考察してケアしていくことも大切です。


ここでは
思考にアプローチする方法を書きます。

思考 感情 行動 身体の状態は
互いに影響を及ぼしあいます。

よって思考を変化させることで
必ず感情も変化します。

思考を変化させるとは
つまり
考え方を変えるということです。

そもそも
人それぞれに考え方が異なるので
同じ出来事に対しても
抱く感情は異なります。

自分の抱く感情に苦しむことがある人は
まずは考え方を変えるトレーニングをしてみましょう。



ネガティブな感情を引き起こす出来事があった時
その感情のもとになった考えがあります。

たとえば
仕事でちょっと大きめのミスをした時に
とても悲しい気持ち(100%)になったとすると
その背景に例えば
「私は仕事ができない人間だ」とか
「私は仕事ができないやつだと思われたに違いない」
といった考えがあります。

とても悲しい気持ち、を減らすために
考え方を変えてみます。
例えば
「私はミスをしたけれどその後に最善を尽くしてなんとかカバーすることができた。失敗は誰にでもある。反省して次に活かそう」と考えることができたら
悲しい気持ちが50〜80%ぐらいになるかもしれません。

ポイントは
できるだけ自分の感情がしっかり変化するような
効果的な「代わりの考え(代替思考)」を手配することです。
これは人によって違うので
自分にフィットするものを考えることがとても重要です。

今回は
思考にアプローチをして
感情をコントロールする方法のご紹介でした。



その3では身体にアプローチする方法について書きますニコニコ