こんにちは。
ゆる-りですニコニコ
 
先日、自律神経について、というタイトルで
迷走神経を例に書きました。
 
今回の記事では
自分の体の不調が
自律神経失調だとか
自律神経の問題だとかの診断に
なんとなくもやもやしている方の理解がもう少し深いものとなり
納得して治療に取り組めるようになるといいなと願っています。
 
 
 
 
下記の図のように
迷走神経の他にも体中に張り巡らされている色々な自律神経が
私たちの体を自律的に調節してくれていますビックリマーク
 
 
 
 
私は医療と無縁の家庭に育ち
理科の中で生物などの暗記ものは苦手で
高校時代は物理選択。
 
だからと言うのは言い訳でしょうか…
医学生時代に解剖実習で
神経というものがこんなにも目に見えるものだと初めて知った時はとても新鮮な気持ちになりました。
 
 
こんな風に体中に張り巡らされた自律神経。
健康的な状態では、上手に心臓や呼吸や胃腸の調子をとってくれるのであまり意識されることはありません。
 
自律神経には
交感神経と副交感神経と呼ばれる分類があり
それぞれの役割は下図の通り。
 
簡単に言えば
交感神経は緊張している時、闘ったり逃げたりする時に優位に活動する神経たち。
副交感神経はリラックスしている時、眠っている時なんかに優位に活動する神経たち。
です。
 
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画像お借りしましたm(._.)m
 
どんな時も
これらのどちらか一方が働いているわけではなく
両者がバランスをとりながら働いています。
 
たとえば挑戦的で攻撃的な夫と、保守的で温和な妻が、それぞれの役割を担いながら家庭を守っているような感じかな。
 
 
それぞれの調和がとれている時はなんともないのですが
自律神経が不安定になると下図のように様々な身体症状となって現れることがあります。
これらは1つだけのこともありますが
複数同時に、あるいはバラバラに起こることもあります。
 
そしてこれらは多くの場合
病院で一般的に行われる検査では異常を特定することができません。
 
そして
自律神経失調と言ってもらえたらまだ良いですが
気持ちの問題と言われたり…
異常なし!と言われたりして…
こんなに辛い症状を理解してもらえず苦しんでいる患者さんがたくさんいます。
 
心身医療は医療業界でもまだまだ認知度が低いところがあります。
ほとんどの医師は心身症についてほとんど学ぶことなく医師になるので仕方ないところもあります。
 
 
 
心療内科(精神科ではなく心身医療をしている心療内科)では
できるだけ自律神経機能の異常を客観的にとらえるように心がけ
症状と組み合わせて病態を推察し
それぞれの患者さんに有効な治療法を考えていますニコニコ
 
 
 
 
 
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このブログは、私自身が日々の診療で難しさを感じている点に対する、新しい試みです。
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心療内科医 ゆる-りルンルン
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