皆さまこんにちは、こんばんは。


当ブログの記事をご覧頂きありがとうございます。


今回は歩道の18回目です。

歩道シリーズの最終回になります。


前回の記事はこちらです。


月刊 秘伝 2022年 07月号では、

第18回(最終回) フォアフット軸(2)と題して、


軸を磨きあげる


★把由足軸転子回解法とフォアフット軸のトレーニングを徹底的に連関させる

★フォアフット軸のトレーニングでは、リズム感や音使いがきわめて重要

★軸を磨きあげる「回軸研磨法」
(サッカーゆるトレーナー大久保貴弘先生の実践写真付き)
①美しいシルバーの地芯上空6,000キロでCPS(足を揃えた立ち方)で立つ

②一面手法を使って環境センター法を丁寧に行う

③背骨の前に美しいシルバーのセンターを通し、下の方をなぞるときは6,000キロ下の地芯をさりげなく突き通す

④姿勢軸を軽く使いながらその場歩きで回軸研磨法を何回か繰り返す

再び把由足軸転子回解法

★前回徹底して行なった把由足軸転子回解法(第一〜第六段階)を行う


①NPSで美しいシルバーの地芯上空6,000キロに立つ、右足を半足長ほど前に移動させる


②第一・第二段階「さらに」

床にある想像上のパイルカーペットの短い毛足を右の5本の足指と5つの指球を使って

❶しっかり掴む

❷しっかりかつやさしく掴む


③第三段階「さらに×2」

しっかりかつやさしく掴んでいる5つの足指と指球をそのまま1、2ミリ浮かせる


④第四段階「さらに×3」

右の踵と転子を結ぶ直接をシャフトとした回軸運動を行う


⑤第五段階「さらに×4」

右手でL字手法を作り、右の大転子の外側を掴み回軸運動を行う


⑥第六段階「さらに×5」

左手で合指頭印法or中指突出法を作り、右の転子に当て、回軸運動を行う、反対の脚も同様に行う


★第一段階の「しっかり掴む」と第二段階の「やさしく掴む」の二つの違いが明確になる事が大切

(『しっかり』掴んだ感じを残しながら、『やさしく』掴むときに股関節の中心の力みが抜けるように行う)


★股関節の中心の力みが抜けるようにするときに、背骨の美しいシルバーのセンターが働こうとするのが感じられると、転子は「さらに」ハッキリクッキリする


★「しっかりかつやさしく」という矛盾するような操作感が掴めるかがフォアフット軸に重要


★第三段階は1、2ミリ浮かせるのが最難関だが、転子をさらにさらに進める足がかりになる


★このように続けていくと、あっという間に脳疲労してしまうが、それに気づいたら、パラパラに組織分化した全身のパーツがダラーっとするように脱力に意識を方向転換する


段取りの重要性


★これらの段取りが出来ないとフォアフット軸が本物に育たない


★把由足軸転子回解法の難しさ=

一流の料理人が多くの素材・調味料と調理法の癖や特性を良く理解し、詳細で論理的な段取りを組みながら調理、一品の料理へと統合させていくようなもの



★実際の歩法・走法でフォアフット軸を鍛えようとする=

いきなり料理を作るようなもの(天才的な直感とセンスに頼ることになる)


フォアフット軸を鍛える


フォアフット軸のトレーニング

①把由足軸転子回解法を左右それぞれ1、2分行う


②回軸研磨法をしながらフォアフット軸を行う

左右に90度程度行ったり来たり何度か繰り返す、(①②の組み合わせを3セット行う)


離地の瞬前化


★これにリズム感と音使いのトレーニングを加える


★その場歩きでフォアフット軸を行い、離地瞬前に発する「フ」に対して、離地で発する「ォア」の音程を上げ、空中脚が最高点を上昇下降しつつ通過する過程で発する「フッ(ト)」でさらに音程を上げる


★最初の「フ」を発するタイミング=T3、離地の瞬間=T2、空中期=T1とする


フォアフット軸が発達しない理由は、T3のタイミングがT2よりもだいぶ手前(直前・寸前)でだぶついてしまうから


★T3とT2の間を可能な限り縮めていく必要がある=離地の瞬前化


★離地の瞬前化には、2段階で音程を上げていくことが大変役に立つ


★瞬前化は大変気持ちのよいもので、運動能力の中でも非常に重要な要素



手のフォアフット、足の猛獣腕振


★猛獣腕振とフォアフットは、きわめて連動・連関性が高い

★四足動物時代では、前足(手・腕)にもフォアフットが存在した

★猛獣腕振は手のフォアフットであり、フォアフットは足の猛獣腕振でもある


『歩道』を生きる

★「歩き」とは、人間にとって、ほぼ全ての全身運動の原型であり、生きていく中で最も多く繰り返す全身運動であり、生きるために必須不可欠の移動法


★よい歩きをすること=よりよく生きること


★人生の最晩年の歩きが人生最高の歩きになるまさに『究道』として、今後も『歩道』を実践、追究していただければ幸いです


など盛り沢山に書かれています。


2020年11月からスタートした「歩きで鍛える"歩道"」入門ですが、今月号で最終回になりました。


姿勢軸、リード軸、直立軸、移動軸、作動軸、肩支開発、転子振子、緩軸、ドライブ軸、呼吸法モーション、フォアフット軸、踵推進、水平面など、


世界トップオブトップのサッカー選手、スポーツ選手が体現する身体能力、身体意識を歩きで鍛えることが出来る事を秘伝雑誌を通じてご紹介させて頂きました。お読み頂きありがとうございました。


普段何気なく繰り返し行なっている「歩き」の中にこれほどまでに鍛える方法、世界トップ選手に近づいていけるトレーニング法がある事を知り、


「歩道」が日本サッカーが強くなる為に必要なトレーニング法である事を強く感じました。


毎日少なくとも3,000歩は歩き、多い方では10,000歩も歩かれるので、時間を取らずに常に移動中にトレーニングができます。


ぜひ、今後も「歩道」を取り入れて頂き、世界トップ選手が体現する四足動物の身体能力にスイッチを入れて、サッカーのパフォーマンスアップに繋げて頂ければ幸いです。


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