皆さまこんにちは、こんばんは。

今回も前回に引き続き「歩き」に関する記事になります。
武術系雑誌 月刊秘伝にて3月号では、
「歩き」から身体を究めるサムライ・ウォークと題して、歩法について特集されています。

その序章として、運動科学総合研究所 所長高岡英夫先生が、人類にとって"歩き"とは何かについて巻頭カラーで執筆されています。

★魚類や四足動物の遺伝的遺産を人間の歩法に復元する

★人間の脳と身体の深い能力は魚類と四足動物から導きだされる

★歩道により主に期待できる「3つの効果」について

★「歩き」は全生物界において、人類が圧倒的頂点の能力を獲得するための必要十分な要因を内包した運動様態であること

★その要因の最大最枢要の論理は「軸」である

★人間には3つの性質を持った軸が存在する

★「直立軸」「移動軸」「作動軸」それぞれの働きについて

★サッカーゆるトレーナー大久保貴弘先生のジダン選手やメッシ選手のような、「直立軸」「移動軸」「作動軸」を体現した写真

★3種の軸を徹底的に磨き直す事が出来れば、全ての領域、能力に決定的な好影響を与えることができる

★全ての全身運動が歩きを原型とする応用運動である理由

など盛り沢山に書かれています。

特に目を引くのは、「直立軸」「移動軸」「作動軸」の写真で、サッカーゆるトレーナー大久保貴弘先生のキックの躍動感がジダン選手のキックのようで、移動軸の歩きもチーターのようなダイナミックさ、バネを強く感じます。

「直立軸」の写真では、ジダン選手やアンリ選手のように、杉の木やメタセコイアのようなスーッとした屹立した印象

「移動軸」ではこのドリブル写真のようなダイナミック感

「作動軸」ではジダン選手が2001-2002シーズンに決めた伝説のボレーシュートのような印象
それぞれの意識を強く感じる事が出来ます。

いかに歩き、歩道を極めていく事でサッカーの動きにそのまま直結するか、身体の開発により具体的なサッカーのパフォーマンスに活かされるかを強く感じました。

前回までの歩道のメソッドの根本の理論を知ることが出来ます。

また、BUDO JAPAN CHANNELというYouTubeチャンネルで「人類にとっての"歩き"とは何か!」と題して動画が公開されました。


<動画内容>
★腕振りの角度は、記号的な約束事ではない

★四足動物の圧倒的な運動能力のメカニズムを研究

★そのメカニズムを人類が遺伝的に受け継いでいる

★どういう動作(下半身、上半身の使い方、何度で振るか、どういうフォーム)で「歩き」を作り上げたら、四足動物の圧倒的なパフォーマンスを人類が取り戻す事が出来るか

★人間が遺伝的に受け継いだ脳の最も深い所にある能力を再現、復活・復元する

★その課題を解決・達成するのが「歩道」

⭐︎「姿勢軸」軸(センター)をガイドラインとして姿勢を整える

⭐︎「モーター軸」自分の軸(センター)がモーターになる、センターモーターで腕・脚を動かす(駆動する)


ぜひ、秘伝をお読み頂き、歩道のトレーニングを取り入れて頂いてサッカーのパフォーマンスアップに繋げて頂けると良いと思います。


〜書籍〜