皆さまこんにちは、こんばんは。
以前、サッカーゆるトレーナーの大久保貴弘先生に呼吸法のトレーニングをご指導頂きました。運動科学総合研究所 高岡英夫先生の著書「高岡式 超最強の疲労回復法」に書かれている呼吸法です。
(書籍内容 高岡先生コメント一部引用)
(一)呼吸法において最も重要なものは、身体中心を上下に通貫する「軸」であること。
(二)理想の呼吸はその軸を中心に体幹が前後左右(正確には上下斜めもある)方向すなわち胸脇背腹腰(股)の全方向に拡縮する全方向均等軸呼吸法であること。
(三)したがって胸式呼吸は軸を中心とした胸脇背呼吸、腹式は軸を中心とした腹腰(股)呼吸でなければならないこと。
(四)このことから腹腔内圧呼吸は軸を中心とし、腰が腹とまったく同じように積極的に参加する腹腰圧軸呼吸でなければならない。
以上が人間にとって、あるいは人類にとって普遍的に正しい真の理想の呼吸の論理であるというのが、私の考えです。
とコメントがありました。
ウサイン・ボルトやメッシ、マイケルジョーダン、イチローなど世界の超一流アスリートに共通する呼吸の方法についてご解説が書いてありました。
・寝た体勢で行う仰臥呼吸体操法
・寝た体勢で行う肋腰呼吸脊椎緩解法
・横寝の体勢で行う側臥胎内呼吸法
・イスに座り行う坐骨モゾ、玉芯通軸法
などをご指導頂く中で、
大久保トレーナーの背骨を触らせて頂いて呼吸をして頂いた時に、息が体幹内に入ると背骨も同時に動いて膨らんでいき、息を吐くと背骨が前方に戻っていき、幅にすると1cm以上、呼吸をするごとに前後に動き、衝撃を受けました。
大久保トレーナーの体幹部や背骨周りの柔らかさは、人間では考えられない柔らかさで、チーターなど野生動物のような柔らかさであると感じました。呼吸法のトレーニングをした後に、自分の身体を感じてみると、身体を外側から箱の中に閉じ込められていたような固さが取れて、体幹部に透明感があり、より自由になる感じがしました。
メンタル面でも落ち着いた心境でありながら直ぐに動いて行けそうな感じがしました。
身体の内側から血液がジワーッと染み渡り、温泉に入っているかのような気持ち良さを感じました。
近くを歩き、移動して動いてみると、身体の中にゆとりが生まれて、軸が自由に動くゆとりが出来たように感じ、凄く気持ち良さを感じました。
今までサッカーのプレーの最中を思い返してみると、肩で息をしたり、身体の前面にしか呼吸が入らず、特に走っている最中は腰が反ってしまい、軸を中心に前後左右上下斜めに均等に呼吸をすることなど思いも寄らない程に固まっていたと感じました。
呼吸の浅さが身体を固め、視野を狭めたり、90分間体力が持たない、回復力が遅くなってしまう原因になっている事が良く分かりました。
また、ゆるトレーニングを知る前まで腹式呼吸、胸式呼吸がある事は知識として知っていましたが、軸を中心として背中や腰にまで呼吸が入ることを知り、身体の裏側の大切さをより実感致しました。
当時34歳のジダン選手の体幹部が、円筒状に大きく、筋肉隆々ではなく、呼吸が体幹部の全方向に深く入るのではないかと感じました。
ゆるトレーニングを知るまでは、その厚みが筋肉によるものだと思っていましたが、体幹部の骨や筋肉、内蔵がゆるゆるにゆるみ軸が通り、全方向に均等に呼吸が深く入ることによって体幹部の凄まじい厚みが出る事が良く分かりました。
身体がゆるゆるにゆるみ、センター(軸)が通る事が世界の超一流アスリートに共通する、全方向均等軸呼吸法が出来るようになる条件である事を感じました。
特に30代や40代以上のサッカー選手にとって、疲労しにくく回復しやすい事、体力が90分持つ為に呼吸法を上達する事が必要であると感じました。
皆さまもぜひ書籍をお読み頂き、呼吸法のトレーニングをされてサッカーのパフォーマンスアップに繋げて頂けると良いと思います。
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