ある紛争での交渉中、双方に弁護士が代理人としてついた場合、あとは弁護士間でのやり取りとなる。
もっとも多いのは書面でのやり取りだが、最近はメールもよく使う。ファックスだと資料が見にくい。
また、ときには電話で、ときには直接会って協議する。

しかし、この書面のやり取り(メールを含む。)では、ストレスがたまることが多い。
一番イライラするのは、「え、これ、あなたのクライアントが書いたのでは?」というような文章を書いてきたときだ。

上記のように思う原因は2つ。
まず、日本語の間違いがある文章、国語力を疑うような文章が書かれているときである。
この文の主語は?と思うときもあれば、前の文と後の文とが全然繋がっていないため理解に苦しむときもある。

次に、これが一番イライラするが、まったくもって解決する気のない要望が記載されているときである。

もちろん、クライアント本人がどのような希望を持つかは自由である。
その要望が、ときには、相手方の要望と大きく差があったり、判例を考えれば認められないようなものであったり、空気の読めないものであったりしても、

本人がそう希望するのであれば、それはそれで構わない。

しかし、そのような要望を、そのまま弁護士が記載してくるのは、疑問に思う時がある。

そのような要望を書かれたところで、まったく解決に向けて前進しない。

「この弁護士、本件を解決に向かわせるために、クライアントを説得しようとしたか?」と疑問に思う。

どうしても説得できなかったため、あえて記載して納得させようというのであれば、わからなくはない。

しかし、見ていると、自分のクライアントを一切説得するようなこともなく、そのまま要望を書いてくるだけの弁護士もいると思われる。

 

弁護士がついている意味がないな…と思う。