リウマチになる前の私は、
どんなに大変な時でも、
限界を感じようとも、
何でも自力でやろうとしてきた。

「出来ない」じゃなくて、「やる」。

今となれば、人間、それぞれ個性があり
出来ないことがあるのも当然のことで。

出来ないが許されない家庭環境も
あったのかもしれないが、
体を壊してでもやる(壊すまでやる)
という生き方をしてきた。

例えば、肺炎になっても仕事に行くとか。

あれだけ体に無理をしてきたのだから、
体が悲鳴あげるのも当然で、
体が私を救ってくれたのだとも思う。

そして、今、
リウマチになったことで、
人に頼ることを学べたと思う。

己を知ること。
出来ないことは、出来ない。

甘えにならぬように律しながら、

リウマチ体で無理なことは、
素直に、誰かにお願いをする。

そして、心を込めて、
助けてもらったことへの
「ありがとう」を大きな声で伝える。

だから、リウマチになって、
1日に言葉にする「ありがとう」が
いっぱい増えた。

ちょっと無理そうなことには
諦めずにトライして、
無理だった時は、お願いをする。

頼ってばかりだな〜と思うこともある
けれど、

心を込めて「ありがとう」を伝えると
素敵な笑顔が広がっていて、

そういえば、体力があった頃、
何気なくした手助けに
ありがとうを言ってもらって
温かな気持ちになったことを思い出した。

障害があることやヘルプマークに甘えず、
出来ないことは頼らせていただきながら、
この体と歩んでいきたいと思う。ラブラブ