〜毒親あるある・容姿の否定〜

毒母さんは、自分の娘に向かって
「あんたって本当にブスね」
と、よく文句を言っていました。

一緒に出かけると不機嫌になり、
帰宅すると、怒鳴り始めます。
「何でそんな顔してんのよ!」

幼い娘には、なす術がありません。
悪いことをしたのなら、改めることが出来ますが、外見はどうにもならないからです。

ただ、ただ、怒鳴られる自分を責めることしか出来ません。

そして、毒母さんは、近所に毒母好みのかわいい顔をしていて親が忙しい子供を探します。
「あの子は、かわいいわ」

かわいい子の親に取り入り、外出時には、かわいい子と手を繋いで、自慢気に出かけます。

私の子供は、こっちのかわいい子なのよ、と言わんばかりに。

毒母の本当の娘は、
ブスと言われる自分が悪いと思いこみ

自分の母親が、自分を置き去りにして
他人の子供と嬉しそうに手を繋いで歩く後ろ姿を、ただ見送ることしか出来ませんでした。


※ 大人になり、友人の子供がかわいくてたまらない娘。自分の子供なら、きっとなおさら。姿形関係なく、かわいくてたまらないだろうなと思う娘には、毒母の心理は分かりません。