『ダメ』を減らす工夫。

 

 前回から引き続き。

 自己肯定感高めの息子との接し方。

 『叱り方』

 

 これは正解なんてないし・・・

 子どもと親の性格も関わってくると思うので、

 あくまでも我が家の場合

 

  幼児期

 

  『叱り方』』って書いたけど

 どちらかと言うと

  『叱らないで済む方法』。

 

 あまり『ダメ』と言いたくなくて・・・

  ムダな『ダメ』を言わない仕組みを。

 

 

 

 まず、家の中。

  手の届く所に、触ちゃダメなものは置かない

 引き出しや戸棚、押し入れなどの中も。

 

 ハサミやカッターのような刃物

 花瓶や陶器の写真立て・・・

 そして、箱ティッシュやお尻ふき 笑

 (静かだな~と思ったら、

 ティッシュを全部引き出していた、

 というのは、私も経験済笑い泣き )

 それらは、隠してしまうか、

 子どもの手の届かない高い所に。

 

  『好奇心』は、大事にしたかったので、

 触っても危険がないもの

 壊れても危険ではないものは、

 敢えてそのままにしていた。

 

 その結果、

 今でこそ『ミニマリスト』と言って

 自慢になるのかもしれないけど・・・

  家の中が殺風景に 笑

 

 遊びに来た友達に

 『いつ、引っ越し?』と冗談を言われるような状態に。

 

 でも、子どものおもちゃや絵本などは、

 自由に触れる所に収納。

  ここがポイント

 

 そして、子どもにとって魅力的なキッチン

 触ると危険なもの・・・刃物や油など・・・は、

 触れないように、高い所に収納したり、

 収納場所が開けられないように取っ手を縛ったり。

 

 でも、

 子どもって、大人の真似をしたがるし、

 キッチンで作業している時に

  一緒に『作業』?していれば

 『かまって~』攻撃に遭わずに一石二鳥

 

 だから、シンク下収納の1つを息子用に解放。

 

 その中には、ボールやお玉、泡立て器を入れておき、

 私がキッチンで作業中は

 真似をして遊べるようにしておいた。

 

 

 実は一度、ぞっとしたことがあった。

 息子の幼児期、

 賃貸アパートに住んでいた我が家のキッチンの

 ガスコンロは、押し回しで点火する古いタイプだった。

 

 まさか、『押して』『回す』という二重の動作

 できると思わず、

 何も対策をせずに使用していたら。

 ある時、息子が点火してニコニコしていて・・・

 思わず

  『ダメ!!』と叫んでしまった爆弾

 

 息子はびっくりして

  顔がこわばったまま固まってしまったガーン

 

 勿論、怒ったつもりはなく・・・

  私自身もびっくりしたのと、

  咄嗟に『危ない!』と思ってしまって

  叫んでしまったのだけど。

 

 息子にとっては、

  ママと同じことができて

  嬉しくて誇らしいことだったハズ。

 

 まだ言葉もままならなかった息子は、

 恐らく、

 『なんでママが大きな声を出したのか?』

 理解できなかったと思う。

 

  いきなり

  『ダメ!!』と言われて、

 ただただ、

  びっくりして怖かったのでは?反省。

 

 それと、子どもの観察力の凄さに感心

 (そこで感心するか?)

 

 それ以来、

 ガスは使用する度に

 元栓を閉める。

 

 玄関のドアにはいつもチェーンを。

 

 ベランダに出る時には、

 窓が締まりきらないようにつっかえを置くか、

 一緒に外に出る。

 

 コンセントカバーは必須。

 

 なるべく、事前に策を講じるように

 

 勿論、

 『危険』に関わることは、

 幼児期から『アッチチだからダメだよ』と

  教え込んだ方が良いという考え方もあると思う。

 

 私は、幼児期に『なぜダメなのか?』

 と言い聞かせることは、

 そもそも難しいことだと思っていたので、

 

  『危ない』ということが理解できるまでは、

  『ダメ』を言う

 シチュエーションを

 事前に回避する方法をとるようにしていた。

 

  『ダメ』の乱発がBGMにならないように・・・

  

  『ダメ』を繰り返されることで、

 好奇心を失うことのないように・・・

 

 という思いもあった。

 

 それ以外のシチュエーションでの

 『ダメ』の回避方法は、

 またこの次に。