腹ぺこミスラ -3ページ目

腹ぺこミスラ

リアルも食いしん坊でグルメな猫君(笑)な

中の人による、リアル・ヴァナ両生活日記

・・・の筈なのだが、

7ヶ月で最高がモンク26という殆ど環境ソフトとして使用している中の人なので(苦笑)

ヴァナ2:リアル8位の内容になりそうです(汗;

今日は小ネタ4題です。

かなり、こじつけっぽい関連付けもありますが、お許しを <(_ _)>



「酒」


この時期~新年1月あたりまで、酒席に誘われる機会が多い。

まぁ、国家試験の控えてる学生はそれどころじゃないし、

かといって、昨今、もし万が一でも20未満の学生を

酒席に出したとなれば、ただでは済まない(笑)


すると、どうしてもあたし達あたりにお呼びがかかる事が多い。

全然嬉しくないけd(ry



そもそも、母自体が余り好んで、お酒を口にするほうではないし

娘のあたしもこれ同様なので、

うちには料理目的に使う以外のお酒がない。


といっても、母もあたしも料理は好きなので

一通りのお酒は揃っている。


日本酒。

赤・白のワイン、ポートワイン、シェリー、ブランディその他・・・


しかし、問題はお客様なんだよねぇ。

夕方以降、あるいは、年末年始、休日、等に、食事(軽食)を伴う、お客様をお迎えする場合

「お酒はありません。」というわけにも行かない。


勢い、あたしが近所の酒屋さんに走ることになる。

(場合によってはデパートまで)


この年末年始。「ちっ。なーにが500万円のお釣りだよ、くそおやじー!」等と

小声で罵りながら、酒瓶持って小走りに駆けてく女が居たら、それはあたしかもしれない

優しくしてくだs(ry





「泪」


ちょっとタイトルがこじつけっぽいが(苦笑)


皆さんは、泣くほどじゃないけど、

いやーな思い出が突然ふとしたことで、

表層思考に浮かんできてしまうってことないだろうか。


まぁ、人間の脳の便利な 「嫌な事は早く忘れる」という機能によって

通常はロックがかけられている記憶。


あたしの場合なんかは

あー嫌な事思い出しちゃったなー・・・・ああああ!><となる事が多い。

(と、書きながら思い出しちゃったよwwww)


そういう時って、言わば脳がアイドリング状態にあって、

要は、他に何も考えてない時がほとんどだから性質が悪いよねー


たとえば、眠いのになぜか眠れない夜

読む本も雑誌もiPodも忘れてきてしまった電車の中

計り知れない】つまらなさの・・・けど、義理や強制の講演や会議や講義



そういう時、ときどき、「あああ!思い出しちゃった!ぐわぁぁっ!!」て

頭をかきむしりたくなりまs(ry



あれって、どういうきっかけで思い出しちゃうんだろうなー

あたしの場合唐突に思い出しちゃうんだよ。

(あ、もちろん「あ、今考えてること、考え続けると(突き詰めると)

 なんか嫌な事、思い出しちゃうかも・・・」って予感が有る場合ももちろんあるけどね)


唐突であるが故にやっかい・・・・

そんな経験ありませんか?





「男」


こんなあたしにでも、何回かは恋愛経験が有る。


プロフィールにも書いてるけど、

久しぶりに来る旧友からの電話・メールというのは基本とても嬉しい。

(仮にそんな親しくなかったり、あるいは、ちょっと苦手だったりした人でも)


だけど、元彼の場合だけは複雑だなぁ。


みんなって、元彼・元彼女からの電話とかってどういう心境なの?


あたしの場合複雑。

色んな事、同時に思い出すからね  


(「泪」の項目で書いた思い出し方とは別だけどね)


大体、こっちが忘れてる事、無闇に覚えてること多いね。男性はwww

付き合ってた当時の普段は、二人の記念日とかも下手すると忘れる癖に(苦笑)


そんなこと蒸し返されてもな・・・・

いったい何しに電話かけてきたの?と、思うことがほとんど(笑)


あ、今日その類の電話が有った訳じゃないよ、念の為。





「女」


女友達から電話があった (これは今日)

※「あなた」の部分には、当時の呼び名が入ってます。


「ひさしぶりー!」


あ、ひさしぶりだねー


「今何してるのぉ?」


あなたと電話(笑)


「そうじゃなくてさ・・・・・。(笑)ケラケラ(笑)。かわってないねぇ」


んーまだ大学だよ


「今度卒業?あ、6年制か」


そそそ、ところであなたは?


「今はXXXデパートの、化粧品売り場で美容部員してる」


へぇ・・・あなたがね・・・・(笑)それで売れるの?(笑)


「失礼しちゃうー(笑)」


まさか営業の電話じゃないだろうね。いりません!結構です!

Noと言える日本人万歳!(笑)


「(笑)(笑)(笑)かわってないね、本当(笑)」


あ、そだ、あたし今ブログ書いてるんだけど、見てもいいから

そのかわり一つ聞きたかったこと教えて


「なに。匿名で、ホテルランチおごりつきなら

 内部告発でもなんでもするよ」


おい!まて!!いいのか(笑)


そうじゃなくて、ほら、よく無料でお肌の健康チェックしますとか

やってるじゃん?あれって、結果とか本当なわけ?


「本当なわけないでしょ(キッパリ)」


おい・・・・・


「あれは、商品を売る為のまぁ、あれよあれ

 上手い言葉が思いつかない」


オトリ?


「そうそう!そんな感じ」


「余りに露骨に、ごますりって判らない程度に適当にほめて、

 これはやばいかも・・・って大袈裟に危機感煽る」


おい、まて、いいのかwwwww


「そんなもんだよ、どこでも(笑)」


う・・・うぃ


ここからも暴露話が続くが(百貨店の内情その他)

余りに実名ばりばり、及び、殆ど意味不明なほど

伏字にしないと、特定の企業とかやばいので

書けません(といいつついつか書くかも(爆))




そのあと、無駄話をいくつかして、

ランチの具体的な約束して切りましたとさ(笑)


まだ、実は何も決まっておらず、

てんちゃん(パンダちゃん)、しるにゃー(しるねこ兄)と

雑談LSを、試しにやってみようかぁと言う話になりました。


とりあえず、多数派のいる

Alexander(聖鯖)で、作成します。


このLSは何もしません(笑)


寂しい時、誰かに相談したい時、

ただただ誰でもいいから、喜び・悲しみ・愚痴を聞いて欲しい時。

「INしてみたけど、今日は誰もいないかぁ」なんて時

「裏も、HNMも、ナイズルもあぶれちゃったしどうするかなぁ」なんて時

ちょこっと、Alexanderに顔を出してみて

「聖鯖の競売でも見ながら雑談するかなぁ」(笑)なんて用途に

使って貰えたら幸いです。

(\105/月(倉庫を聖鯖に作成する場合=元々聖鯖にキャラが居ればもち無料w)で、

 美女(かどうかは、ご想像におまかせします)2人+猫1匹とw

 チャット出来るこのチャンスお見逃しなく!(爆))


もちろん。都合が合えば、レベリング・PT補充なんかのお手伝いもしますし

(てかあたしが、お手伝いされたいwww)

メンバーさん間でコンテンツを攻略されるのは自由ですが、

基本的には、倉庫キャラ、セカンドキャラ、初期キャラさん等で

雑談をすることを目的としてます。なので期待しないでね(笑)


あ、冷たく言ってるのではありませんよ^^v

なにも束縛しない、ゆるゆるっと、誰かと今日はなんとなくはなしたいなぁなんて時

LP付けるも付けないも自由。

フレ登録するもしないも自由。


邪魔になったら無連絡・無言で、LP捨てて頂いて全然OK(笑)

そーんな、LSです。


興味がある方は、あたし(このブログ)、ててんちゃん(パンダちゃん)のブログ

どの記事でも良いのでコメして頂くか、ゲストブックに書置きしてくださいなぁ。


これまた、お互いの都合の付く時間に

ゆるゆると、お邪魔いたしますー^^v


木枯らし------

 -------木枯らしというには、いささか寒すぎる

   関東独特の空っ風も吹き始めるこの季節だというのに・・・


その男は、見かけから想像される年齢には

妙に不釣合いな透明感のある肌に

玉の様な汗を浮かべながら

その作業に没頭しているようだ・・・・・



パタパタパタ・・・・・・

  -------パタパタパタ


時折、道具を脇に置き

金属製の棒状の物に貫通された「それ」を、ひっくり返す


ひっくり返しては

たまに「それ」を、脇に置かれた

大きな土甕(つちがめ)にいれ、

何度か上下に振っては、中のドス黒い少し粘度の有ると見受けられる

液体に浸し、浸しては・・・

また元の位置に戻す



パタパタパタ・・・・・・

  -------パタパタパタ



男の作業には・・・・・・

 ----------作業?これは作業なのか?


男の作業には

いささかの淀みも、躊躇も、迷いも見受けられない

それは、男が

いまだに金属製の棒状の物に刺された

それの「処理」に慣れきっている事を示していた。



パタパタパタ・・・・・・

  -------パタパタパタ


だからと言って無造作かというと、そんな事は無かった

己の獲物である「それ」を

慈しむかのように、まるで・・・・・そう・・・・



「私」はしばし、男から視線をそらす・・・・

見慣れた風景。

見飽きた、あるビルの一角。

  -------見飽きてるはずだった・・・・

     ------本当に?-------------



「私」は視線を、男と男の手先周辺に戻す。


はて?----------------------

   ---------そう。

   ---------そうだ。


「それ」には-------

---------「私」の普段の認識の中での「それ」だが・・・・・


「それ」には、

その時点では、すでに、「頭部」と「下半身の一部」が

切除されて居なくてはならなかった。


これか・・・・「私」の違和感の正体は・・・・・・



パタパタパタ・・・・・・

  -------パタパタパタ


本当に?----------------本当にそうか?

       ------------いや、厳密に言えば、それだけか?------


男が「私」に気付き、笑顔をみせた・・・・・


どうやら、「私」も・・・・・・

 「それ」の魅力に、取り込まれてしまったようだ・・・・・

----------------ニヤリ。

男が笑い、「私」が笑顔で返す-----------------

















やめやめ。夏彦風やめwwwwwwwww

超つかれるわぁ・・・・・・・(苦笑)




というわけで、今日の夕飯は・・・・・・・・・・・・・・・





腹ぺこミスラ-まむし これw



はい、落ちくだらなくて、済みません。


関西風に言うと「まむし」?

あれ?この段階では、「蒲焼き」でいいんだっけ?

ご飯に載せると、「まむし」なのかなぁ?


とりあえず、関西風と関東風では、

工程が違うというネタで、遊んでみました(苦笑)



まぁ、いっただっきまーす(笑)

愛読させて頂いてる、アメブロガーさんのお一人である

momoさんの記事

(きっかけは、てんちゃんから教わった^^;)


そして、大事なお友達が最近近親者を亡くされた事、

卵なりにある患者さんの最期を看取る一人であったこと


そんな事が重なって

色々自分でも思うところ有って、

昨日に引き続き真面目記事。(昨日??どれどれ?どの記事??という突っ込みは不許可w)



あたし自身、毎日を100%大切に生きてるか?


と問われたら、ハイ!と答える自信ってない。


のんびり屋だし、怠け者だし・・・・

ん・・・・でも、色々考えて、

少なくとも(と、断り書き入れてる時点で、自分に対する逃げだけどね(苦笑))


自分の体調が良い時、心が穏やかな時、

もっと大切に生きようと思うのだ。



だから、次の余りに有名な漢詩も

誰に対してでもない・・・

自戒をこめて。



まぁ、ゆるゆる精神は忘れずにね




引用


    白頭を悲しむ翁にかわりて   ~第4節~  =劉 希夷=


          古人無復洛城東        古人また洛城の東に無く
          今人還対落花風        今人還って対す落花の風
          年年歳歳花相似        年年歳歳花あい似たり
          歳歳年年人不同        歳歳年年人同じからず


          寄言全盛紅顔子        言を寄す全盛の紅顔子
          應憐半死白頭翁        憐れむべし半死の白頭の翁
          此翁白頭真可憐        この翁白頭真に憐れむべし
          伊昔紅顔美少年        これ昔紅顔の美少年



   嘗ての恋人は今はもう洛陽にはおらず

   若い恋人たちが今花が散っていく様を眺めている

   美しい花は毎年同じ様に咲くものなのに

   この花を見る人は毎年変わっていくのだ


   今、若さの盛りにある美少年が

   あの白髪の老人は本当にかわいそうだと語りかけてきた

   確かにあの老人はかわいそうではある

   だが、(美少年よ)あの人こそ昔の美少年だったのだ



漢語訓読部分と

対訳部分は、あたしが本を参考にしての解釈です。

古語、外国語という性質上、

異なる訓読・解釈が存在する旨、ご了承下さい。





人生は悩んでは行けないほど、多分短くはないし

でも、迷い続けていられるほど、多分長くはない


うん、自戒自戒^^v

ヴァナと言えば・・・・


これ・・・・・


腹ぺこミスラ-VanaH
わすれないで~ヴァナのいずーみー♪



んなわけないw

調べたわけじゃないので、もし東京ローカルとか関東ローカルで、

意味不明だったらごめんなさい。


おでん始めましたと聞けば、このコンビニのおやじはOdin鯖なのか

とまずは思ってしまう。あたし22歳の冬。


FF始めて以来かなり思考が染まってるなー;


むなしすぎるぜー!!



今日はまじめにやろうと思ってたのに、

ポポル先生や、ベネ先生のせいで、笑いに走ってしまいました。

(人のせいにすんな>>漏れ)



ここ2日ばかり、珍しく学業多忙だったのと、

大事なお友達のよんどころないことがあったりで、

実はあたしも凹みっぱなしで、書く余裕なかったんだよねー



そういうわけで、ここ2日に関しては、

コメ返しやペタ返しできなかった方申し訳ないです。

ごめんなさい。




んでね、まじめな話。


あたしは元々、この間話した、UO(ウルティマオンライン)、MHF(モンスターハンターフロンティア)でも

基本は楽しければいいや派の人で、

たぶん、ヴァナ人生で一生メリポとは無縁だろうな・・・(ぬるぽはサービスが終らなければ有り得るかなw)

と思うのではありますが・・・・



まぁ、そんなことは置いといて・・・・


「FFは遊びじゃないんだよ」みたいなのは、ネタだと思ってますが(そう信じたい)

遊びだからこそ本気じゃなくちゃ!って言う部分は自分にもありますし、


んーまとまらないけど・・・・

あたしは、効率重視派のPTも、おしゃべりまったりなPTも大好きって前提で

あたしのFF(というよりは、ネトゲ)基本スタンスという意味で

この話を引用しておきます。


数日前てんちゃんが自身のブログで紹介してくれたFlashや、

色々な出来事を通じて、改めて・・・・・


「人それぞが違うのは当り前」

「だけど違う価値観を【尊重】する事は出来るはず」

と改めて思ったのと


あたしにとっては、FFでの思い出や、こうしてみなさんに読んで頂いたり

皆さんの記事を通じて楽しませて頂いたり、

そういうことがやはり一番楽しいなと改めて思たってのもあるかなぁ(笑)


皆様にとっても、よき思い出がこれからも残せますことを祈念して。





超長文注意



点線以下に引用の文章は、私(こたつみかん)が記述した物ではありません。

但し、PSO(ファンタシースターオンライン>現PSU)と
FFとの違いはあれ、私とかなり価値観を同一にする
人物(文中:武器商人さん)が登場する事もあり
あえて引用いたしました。

なお、この文章の内容、及び明示・暗示されている事柄につき、
私個人として、他のプレイスタイルを否定するものでは
一切ありませんので、予めお断りしておきます。

-----------武器よさらば(著作:堂本江角様 PSOオフィシャルサイト)---------------
武器名にバレありなので伏字つかってます。あと、長文です。

普通にPSOやってるものです。
昨日、普通に繋ぎ、普通に旅を気ままに行っていたのですが、その中での出来事です。
その人は、ロビーでうろうろしてました。LVは最高値に入ってしまっているせいか、何度も仲間探しに失敗して意気消沈しているようでした(ずっと見ていたわけではないですよ。途中まで他の人とくだらない雑談をしていたので、ログも含めての判断です)
「あの…どなたか私とエネミーを殺戮しに周りませんか…」
なにげに物騒ですな、君…
ひょっとしたらLV以前の問題なのか?
運が悪かったのかどうだか、ロビーに人は多かったのだけど、まともな返事はないようでした。たまたまLVの高い人がいなかったのも原因かと思えるのだが。
「一緒に行くかい?」
ニヒルに聞いてみました。
「…ありがとうございます(ぺこ)」
お辞儀つきなんかい。
「感激の踊り…」
わかったから俺の周りをぱたぱた走り回るのはやめてくれ(汗)
結局連れも含めて3人で森から適当に散策することになったのだけど、その娘(?)は終始、怖いショートカットを駆使してました。
「私の後ろに立ちましたね…死刑」
「全てを薙ぎ倒す闇の螺旋…」
「天空より降り来たれ裁きの雷…」
はっきりいって、危ない。
「刀の錆にしてやります…」
あんた、つかってるの鎌じゃん
何度もつっこんでいるうちに、微妙な間のあと、
「…つっこみ不許可…」
はい。
脅してくるし。
文面で伝えられないのが苦しいのですが、とにかくこちらのショートカットには的確(そして痛い)突っ込みを物凄い速さで返してくるし、終始LV100なことを意識してか、こちらのサポートに徹してくれるし、冗談なのか本気なのかわからないけど愉快な(主に怖い台詞)を、明らかにショートカット以上の豊富さで放ってくれるしで、短かったけど楽しい時を過ごすことができました。
「申し訳ありません…呼ばれたので、ここでお別れです…」
「あ、うん」
それで、まだギルドカード交換していないことに気付きまして、カード交換を希望したのですが、その内容に武器商人とあります。武器商人?
「あの、ここに武器商人ってかいてあるんだけど?」
「ご利用ありがとうございます…」
まだそんなこと誰もいってないぞオイ
「只今とてもお値打ちなものが入っております…」
きけよ。人の話
「へえ…●ブルセイバーとか?」
連れが聞きます
「●ブルセイバーをお求めですか?10メセタです…」
『やすっ!?』
聞き間違いかと思いきや、彼女は本気とかいてマジな模様。
『買います、買わせて頂きます!』
「1秒そちらの方のほうが早かったですから、そちらの方にお売りいたします…」
早押しなのか~!!
いつのまにか負けていた俺が呆然とたたずむなか、連れは喜んでそれを受け取りこちらに見せびらかします。因みに、俺達はまだLV低いので、そういったいわゆるレアというものにはまだ縁がなかったので、連れの喜びはいたイほどわかります。
くやしい。
くやしいってばさ。
「あのさ…」
「はあ…」
他にはないの?武器屋さん。10メセタで…
「ありますけど…」
『あるの!?』
「ですけど、公平を期して、一人一品とさせていただいております…」
「一番貴重なのください」(←俺)
「お前!?」(←連れ」
しばし、間
「●ウル●ニッシュN20…10メセタです」
『安っ!?』
「●ウルイーターじゃなくて、●ニッシュ!?」
「よくご存知ですね…ぱちぱち…拍手…」
驚くのはそこじゃないだろ
「そんなんで経営なりたつのか~!!」
「買わないのでしたらもう行きますけど…」「全力で買うわ~!!!」(←全力)
今までこれほどメセタを迅速に床に置いたためしはなかったなあ…

最後に、去り際に聞いてみたのだけど、あんた、誰にもこんなことやってるの?
「…さあ…夢は●ンアーム●●レードを10メセタで売ることですし…許容範囲…納得…」
だそうだ。答えになってないぞ。微妙に。
「冗談…本当は、見かねて誘ってくださったお礼です。ばいばい…(ひゅん)」
消えるな~!!

変な人でした。それだけ。あとはなんか…よくわからん(笑)
不気味な体験というかなんというか…あれで生計たつのだろうか。あの子の将来が心配だな、うん(勝手)

誰か見かけたら、それだけで運がいいかも。


--------------------------------------------------------------------------------


【タイトル】一昨日の出来事
【 日時 】01/03/04 17:53
【 発言者 】堂本 江角


久々にカキコします。
一昨日、初めてロストしました。
呆然となりました。今まで自分が築き上げて来たものが、一瞬にして崩壊した、という事実が徐々に精神に浸透していくにつれ、物凄い鬱状態になりました。
何より、マグが無いことがこれ程実質LVの下がることであるとは、思っても見ませんでした。セイバーはまだしも、マグが初期レベルに戻ったために、自身の水増ししていた能力値がなくなってしまったため、VHでは単独で生き残るのが困難な程実力低下です。無事なのはギルドカードだけでした。当然、自然と誰かよく連れそう知人の誰かに適当な武具をめぐんでもらおうかな、という考えが頭によぎりました。しかし、
「ロストした~とかいいながらさ、くれくれ君やる奴って、いやだよね」
とか日ごろ言っていた手前、それをするのは抵抗がありました。どうしてもできませんでした。
「…やめようかな…」
ふと、そんな考えすら脳裏を過ぎりました。と、その時です。カード一覧の中に、ふと、一人の名前が飛び込んできたのは。その名前をみた瞬間、俺は思い出したのです。十数日前に、レアアイテムを格安で提供してくれた武器商人のことを。
(…一度しかあってないから、覚えてる筈ないか)

検索してみました。います!
…いいや。駄目もとで、頼んでみよう
移動

「…あの…どなたか、私とエネミーを殺戮しに参りませんか…」
進歩が無いのか

「あのー…」
「あ、ご一緒していただけます…?」
「え、ええと、そうでなくて…」
「…??」
目の前にいたけど、俺はメールで用件を伝えることにしました。ロビーには沢山人がいたからだけど(いなかったらこの子やばいじゃん)
すみません。俺、ロストしたんです。覚えてないかもしれないけど、以前武器を売ってもらったことがあるものです。よければ武器、譲ってくれないかな?
「…承知致しました…」
相変わらず、何を考えてるのかよくわからないのだけど、その子はそれだけいうと、ひゅんと、ロビーからいなくなりました。?
メールです。
部屋をつくりました。パスワードかけてますから、はいってきてください…
了解。
「そこはかとなく哀愁が漂ってますね…」
入るなりその子は俺をみてそういいます。う、うるさいな(笑)
「まあ…人生色々ありますから…あはは…気にしないで強く生きてください…」
「う、うい…」
そして、俺は沢山のものを頂きました。明示は避けますが、相当レアなものも、中には含まれていました(武器です)。更に、LV200のマグまでもらったのです。
「あの…そんで代金は…」
「代金…?」
…そこで首を傾げていいのか、武器商人が…
「ああ…今日は武器商人でなくて冒険者ですから」
かわってない、かわってない
「だ、だけどこんなにいいもの貰ってただってわけには…」
「そうですか…ですけど貴方今貧乏さんですし…」
がふっ!?(吐血)
「…うーん…困りましたね…言われてみれば、私も商人としてはタダで物をさしあげるというのには抵抗を覚えますし…」
冒険者はどこへいったんだよ
「じゃあ、こうしましょう(ぽむ)」
効果音つけてるし
「もしお客様が、今私が渡したアイテムよりもっといいものを手に入れた時、それを私にお返しください。それでいーです」
「へ…」
「勿論、途中で返せなんていいませんから…」
「…」
「勿論、更にロストされてお渡しした商品を紛失されてしまった場合は、返却する義務は焼失しますから…安心して再度ロストした時もまた頼ってくださって構いませんから…」

なんだか、画面の前で涙がでそうになりました。人は自分と価値観の違う人間に出会うとあるいみ強烈な感動を覚えると聞いてたけど、本当にその子の思考が自分とはかけ離れた位置にあるのを、その時ようやく理解しました。

というか、自分がどれだけ心根の醜い人間だったのかを思い知らされたように思ったのです。正直、俺は彼女にまた10メセタでいい武器を沢山提供してもらえるんじゃないか、と、期待していたんだ。
「武器探しもかねて、一緒に冒険しません…?」
その子は、アイテムを拾うそぶりすら見せず、サポートに徹してくれました。
終わりです。

この話に落ちはありません。一昨日に起こったことをなるべく忠実に再現したつもりです。

その時誓ったこと。
このアイテム各種とメセタ、マグは、必ず自力で稼いであの子に返してみせます。それまで大事に、慎重に使うつもりです。
また、例え今後何度ロストすることがあろうとも、やめようと思ったりはしないし、二度と彼女に頼ろうなんて愚考はしない。あの子と対等の存在でいたいと、強く思うから。
以上。

長文読んでくれて感謝 堂本 江住


--------------------------------------------------------------------------------


【タイトル】武器よさらば
【 日時 】01/03/12 22:37
【 発言者 】堂本 江角


始めに:
この文章内には明らかにネタバレと思われる内容が含まれています。一応、まだ当ゲームをやり尽くしてない人には不適当な単語等が多数記述されています。今回は伏せ字を使わないつもりなので、そういった人は見ない方がいいかも。お許しを。

堂本 江住

本文:
二日前、ゲーム開始以来つきあって来た仲間と喧嘩した。勿論、口げんかしかできないのでそれは平行線で終わった。以来、まだ仲直りできない。できない理由は明白で、俺が折れないからだ。
遡る。
ラグオルにデフレーションの波が訪れ始めていた。
とある場所から、この数ヶ月貴重品であった筈の、そして皆そうだと思い疑わなかったアイテムの数々が、大量に流出し始めたからだ。
始まりはある銃だった。一ヶ月ほど前からちらほらと、その銃はミーティングやシークレットに現れ始めた。
無論、初めは皆それがこれまでと同様、希に出現するアイテムで、そしてついに誰かがそれを発見したから出始めたものだと思い疑わなかった。当然、その出現場所、出現フラグなどを巡って熱い論議が掲示板内を駆けめぐった。真面目に考えたら失笑するような取得方法論が次々と乱舞した。
勿論それは、ミーティングBBSにも出品され、当然の如く最高のレートで取り引きされた。出品者は頑として取得方法を明らかにしなかった。彼らは口を揃えてこういった。「そんなことを教えたら価値がさがる」
なるほど。もっともな話だ。皆、納得した。納得して、改めてその入手方法をやっきになって探す作業に熱くなった。
オリジナル?は、本当に希に出現するものだったのか、今となっては不明である。今もわからない。ただ、このアイテムが引き金だったのは確かだと、筆者は思う。
ある日、銃のレートが突然急降下し始める。たたき売りする輩が出始めたのだ。
「きっと、オフラインか何かに確実な入手方法がある類の武器だったんだ。だからそれが見つかると※鎌の時のように暴落するから…」

※鎌の時…ソウルイーター。当初は希に出現する敵からのみ取得できるレートの高い武器だった。しかし、オフラインクエストにおいても、特定の手順を踏めば誰でも取得可能な武器であることがシークレットット掲示板で暴露され、急激にそのレートは下がった。ただ、それでも取得には時間と手間を要すること、そして当武器が実用に耐えうる優れたものであったため、未だレートはある程度の水準を維持し続けている。

皆、そう思った。だが、真実はもっと深刻だった。
大量に出回り始めた銃は、複製品だったのだ。拾えるものでも特殊条件で取得できるものでもなんでもなかった。一人のゲームデータを解析した人物が、GDに記憶されていたアイテムリストから、オリジナルのコードを解析し、そして開発者が構築した不正データ検出にひっかからない方法で、それをセーブデータから複製し始め、只同然で周りに配り始めていたのだ。
銃が最高レートで扱われていたのがまずかったのだと思う。
その後の状況は酷かった。ある人がその人物と銃を、手持ちのレートの高い(あまり出現しない貴重な)アイテムと交換する。交換した解析者は手に入れた貴重品のコードを解析し、それを複製する。あとは繰り返しだ。もう誰にも止められなかった。それまでレートが高いと言われていたものから順に、作業は速やかに行われ、数日の内に殆どの貴重品はコピーされ、事実上価値は消滅する。
解析者は止まらない。これまでの解析データを元に、アイテムコードの特徴を分析した彼は、それをもとにGDデータ内に存在していた未知のコードを調べ始める。割と時間はかからなかったようだ。
この3ヶ月間、誰も見たことも聞いたこともない名前の武器が、ミーティングにちらほら現れ始めた。一つどころではなく、それは複数同時に起こった。さすがにこの時点で皆異常事態に気づく。想像力を働かされば、すぐにわかる。ここ最近以上に出回っていたのは、殆ど複製品だったのだ…

上までの話は、事実を元に筆者が分析した話で、事実とは異なる可能性がある。だけど、多分大筋はこのようなものだと思う。順序がどうだかは不明だけど。

続き:
喧嘩の原因は連れの一言だった
「ひょっとしてあの子、複製品配ってたのかな」
あの子とは、一ヶ月ほど前、俺達に冒険の後、当時貴重であった武器を格安で売ってくれた自称武器商人のことだ。

連れは、なんともなしに独り言のように言っただけだった。悪気も特になかっただろう。

「…もういっぺんいってみろ」
が、それまでの記憶がフラッシュバックした自分はその言葉に我慢できなかった。連れの何気ない一言から始まった言い争いは延々と数十分の論争につながり(現実なら確実に殴り合いに発展していたと思う)、最終的に連れは興奮するこちらに「ついていけない」と苦笑し落ちた。以来、ずっと会っていない。

それから数日は複雑な心境だった。連れの何気ない一言が自分の中で延々と駆けめぐり続けていたからだ。
声がささやく。あの子は複製品を配っていたのだ。だから、あんなに安く武器を売ったり譲ったりできたんだ。
違う。そんなんじゃない。
自己分析するまでもなく、もうわかってはいた。自分が激怒した本当の理由。自分は、あの時連れの言葉に一瞬とはいえ納得してしまった事が、我慢ならなかったんだ。
無性にあの子にあいたくなった。真実を知りたくなった。直接本人に問いただしたい。
そうだ。会ってみないと真実は永遠に見えない。会えばどちらも傷つくのかもしれない。だけど、会わずに結論を導き出すことなどできそうにない。いや、このまま会わずにいると連れの言葉に負けてしまいそうだ…
カードを検索する。いない。その日はそれで終わった。
オンラインを続けていた。借りた武器を返すために。あの時の誓いを守るために。ただ、コントローラーを握る手はどこかやる気に欠けていた。
メールが届いた。友人だろうか?取りあえず、謝るのは自分のほうだよな…
※閉店のお知らせ※
諸事情により、当店は閉店することになりました。お貸ししていた商品の所有権は放棄致します。貴方の自由にしてください ××

あの時、床に10メセタを置いた時並の早さで指が動いた。検索し、飛んだ。鍵を掛けた部屋で、その子は一人でメールを送っていたらしい。入れなかった。部屋名、天の岩戸。
このまま消えてしまうような気がした。慌てて返事を返した
”いれて”
”?…なんでですか?”
”い・れ・て”
”はあ…どうぞ。”
割とあっさり許可が降りた。入室。
「どうしたのですか?微妙にお顔が引きつってますよ…?」
んな訳あるかい。
「突然あんなもん送られたら誰だってくると思うぞ」
「…」

「そうかも…」
おい(汗)
「はあ…ちょっと商人、やめようと思いまして。一応通達…私って律儀…」
その微妙な間、なんとかならんか。
「受けますから…」
ねらってたんかい。
「冗談…このしゃべりかた、割と気に入ってるんです。聞かれてて不愉快なのでしたらやめますけど…」
いいけど
「感謝の踊り…」
回るな、回るな
「それでさ、なんで急にやめるなんて気になったの?」
「もう私の存在意義は消滅しましたから。このまま続けていきますと、あらぬ誤解を生みそうですし…計算高い私…」
ばたばた

「…それで、なんでしょう?」
「…いや、落ち込んでるんじゃないかと思って…」
そうはみえんが、そうには違いないだろう。複製品が乱舞する昨今に、この子の居場所はどこにもない。彼女の言う通り、続けたところで傷つくだけだ。
「?…私って落ち込んでるんですか?」
頼むから、人の気遣いを一瞬で否定するな(汗)
「いや…だって、商品売れる状況じゃなくなったじゃん。商人としては商売に…」
「…10メセタで貴重品販売するような商売は初めから破綻してるとおもうんですけど…」
そ、そうかも
間。
「あ…私、理解(ぽむ)」
は?
「解りました、貴方の不安。…解消するために、ちょっとお話しません?」
「…」
「さ、隣座ってください」
座れません
「私、このゲーム大好きなんです」
唐突に、間延びだった口調がなくなり、快活なそれへと変化していた。だけど、不思議とそれまでと印象はかわらない。
「RPGって、本来こーゆーものじゃないですか。複数の人と架空の話で永遠に物語りを作る…多分、大抵の人にとって初めてのことだと思うんですよ(ぽむ)」
擬音は変化なしかい
「…突っ込み不許可」(←ショートカット)
はい
「レベル低い内は、割とみんな必死じゃないですか。だから協力もしますし、それがとても楽しかったんです。ですけどー」
「実は嫌いなんです私。スペシャルウエポンって…ほら、あれが出始める頃から、みんなかわっちゃうですから。いつの間にか、協力しなくなってるんです。部屋に入ると真っ先にアイテムに突進していきますし、敵がアイテム落とされるともの凄い早さで集まってきますし…勝手にどんどん自分だけで進んでいくようになりますし」
「…」
「ね、貴方、私が落ち込んでると思ったんですよね?どうして貴方はそう思ったか…解ります?」
ごめんよくわかんない
「うーん…じゃあ、質問かえます。第10問(←何故)どうして皆な、貴重品をあつめたい~!!って、思うんでしょうっ?」
はい先生。レアを探すのは男のロマンだから
「…何々ですかそれは(げし)」
何も蹴ることはないだろ
「多分、優越感と劣等感からなんです」
難しい話になりそうだった
「えーと、ようするにスネオさんなんです。皆さん」
「なんでいきなり漫画が…」
「…突っ込み不許可」
うい。
「誰でも人より上に立ちたいって気持ち、あるじゃないですか。その手段なんですよね、結局。誰ももってないアイテムを手に入れること、それを見せびらかすことで満たされるんです。ほら、スネオさんでしょ?」
なるほど。そしてそれを実力行使で奪うジャイアンはさしずめアイテム泥棒か
「…先読み不許可(ばきゃっ)」
痛い…
「例え続けますと、今ラグオルは、ドラさんの魔法の道具でその仕返しをしているのびたさんの世界です…」
「この漫画、落ちはいつも同じなんですよね。仕返しは始め成功しますけど、結局のびたさんがドジなところから崩壊して、こらしめられておわるんです。もっとも、こちらもそうなる保証はどこにもありませんけど…このままのびたさんが頂点でいつづけるかも。あはは」
「…」
「ですけど、のびたさんをこらしめても、それは解決ではないと、私は思うんですよ。ね、××さん、今の例え、一番悪いのは誰だと思います…?」
「…スネオ、かな」
「ぴんぽーん…正解…すーぱーひとしくん人形さしあげます…」
なにそれ(汗)
「そうなんです。最初からスネオさんが皆さんに見せびらかしたりしなければ、はじめからそこにいる人達に物を気軽に貸していれば、郷田さんは実力で奪いに走ったりもしなかったでしょうし、のびたさんも自分だけ仲間はずれにされて八つ当たりに走ったりもしないんですよ。」
だから…すーぱーひとしくんって…
「…つっこみ不許可っていってるじゃないですか…(じろ)」
う、うい
「私、多分取り戻したかったんです。最初の頃の感動…」
「それこそ、必死になってアイテム集めました。なんだか矛盾してるなって、自分でも思いましたけど…とにかく、集めたんです。友達にも頼んで、ネットワーク構築して、いろんなものを集めました。そして、冒険してくださった人達に安く売ってまわってたんです。」…なんで
「貴重品が楽に手に入れば、心に余裕が生まれます。必死に宝箱をあさったり、アイテム集めに無心することもなくなる、また皆さん、楽しく気楽に冒険するようになってくれる…って、そう思ったんだと思うです」
「…」
「もっとも、現実はそんなに甘くなかったですけど。想像力に欠けてました…需要に供給がおいつかなくなり、私の手元には殆ど何もない日が多くなりました。それでもメールは毎日届きます。何か、いい入って武器ない?って…実は、今も来てるんですよあはは…」

「そんな中、さいきん、ふと気づいたんですよ。私がしてきたことと、今アイテムをコピーして配ってる人と…どこが違うんだろう…って」

「本当の事いいますと、私、落ち込むどころか嬉しかったりするんですよね、今の現状…アイテムが貴重でなくなった今、皆な私の望んだ姿になりつつありますから…冒険やこうして話すこと自体を楽しみ始めてくれますし」…
「勿論、これまでアイテムを必死に探して手に入れてきた人達は、私みたいな自己満足で偽善者ぶる人や、複製品つくってばらまく人は大嫌いなんでしょうけど…でも、価値が下がったって、それがなんだというのです…?」

「アイテムは、それ自体は只の二進数です。そこに意味なんてないです。なんでもない道具なんです。大切なのは、それに自分だけの価値を宿せる人の心なんです。第三者的な価値なんて、どうだっていいじゃないですか。友達にもらったもの、自分で必死で手に入れたもの、それがコピーでないと自分だけが解っている事実。その記憶は複製されず永遠に残ります。それで十分なんです」
「…」
「…だけど…私のしてきたことは、その、アイテムを大事だと思う人達を冒涜する行為だと気づいたんです。だからこの商売はこれでお仕舞い。これからは一冒険者として生きるの」

「以上…まいえっせいでした…完」

なんて言ったらいいのか、よくわからなかった。ただ、やっぱり自分はこの子には永遠になれそうにない、そう思った。

「あ、もうこんな時間ですね…」
「あのさ」
「はい…?」
「俺…俺は、君にアイテム貰って、凄く嬉しかったよ。自分でみつけた何より嬉しかった」
「あはは…ありがとうございます…(おじぎ)」
口調は既に元の間延びする変な人に戻っていた。擬音を語尾につけるのは相変わらずで、変わらない。
「あれ、やっぱりいつか返すよ。自力だから、いつになるかわからないけど…やっぱり返したい」
「…」
「…承知致しました…返却されるのを心待ちにしております…」
「返せたら、君の冒険仲間に加えてくれよ。召使いから騎士までなんでもござれだ」
「あはは…承知致しました」
「うん…それと…あー」
「…?」
「最後に、一つお願い、聞いてくれないかな?」
「はい…なんでしょう…なんなりとおっしゃってください…(不安)」
不安て
「えっと、俺を最後の客にしてくれよ」
「…?」
「うん。君の輝かしい商歴の最後の客になりたいんだ」
合点がいったらしく、その子が笑う。
「はい…わかりました…ええと、今当店にありますのは…」
提示されていくアイテムのリスト。これだけ集めるのに、この子とその友達がどれだけ時間を割いたのかは解らない。だけど無駄だったとは思わない。少なくとも、彼女たちに、俺は救われたのだから。彼女の言葉通り、それは複製されずずっと残る。
「何を希望されますか…?えっと、」
「一度につき一人一つ。約束だもんな」
「はい…」
勿論、初めから注文する武器は決まっている

「ソウルバニッシュ」


この話はこれで終わり。編集が下手だから多少おかしいかも。だけどもう続けないし訂正もしない。俺達の先は想像に任せます。

最後だからなるべくカットせずにそのまま情景を書いた。勿論詳細は違うし俺の個人的な想いから自動的に脚色されている可能性は否定できないな。惚れた弱みかな(苦笑)

これまで読んでくれた全ての人に、心から感謝を込めて。

堂本 江住
 

武器よさらば