先日、いつものように近所のドラッグストアに買い物に行ったら、見慣れないお米を発見しました。なんと、台湾産米です。


お米といえば、日本産やアメリカ産、あるいはコストコなどで見かけるタイ米など、いくつか種類は知っていましたが、台湾のお米は初めて見ました。

最近、お米の高騰と共に外国産のお米がスーパーに並んでいるのを多く見かけますが、台湾産米、気になっていたんです。まだ一度も購入したことがない。未知なる冒険行ってみよー!ってことで試しに購入してみました。価格も手頃で、試しに買ってみるにはちょうど良かったです。



家に帰って早速炊いてみると、炊飯器を開けた瞬間にふわっと甘い香りが漂ってきて、食欲をそそられます。


「あれ?もしかして美味しいかも?」と、その時点で期待値がグンと上がりました。
​そして一口食べてみると…これが本当に普通に美味しいんです!普段食べている日本のお米と比べても遜色なく、もっちりとしていて粘り気があり、ほんのりとした甘みを感じます。
​日本のお米と似ているのは、台湾も日本と同じように温帯モンスーン気候で稲作に適していること、そして日本統治時代に日本の品種が持ち込まれたことなどが関係しているようです。特に、私たちが食べているジャポニカ米が主流なんだとか。


私が今回食べたお米は、品種までは分かりませんでしたが、調べてみると台湾には色々な美味しい品種があることが分かりました。




 台湾の美味しいお米、注目の品種はこれ!

台湾のお米は、大きく分けて「蓬莱米(ほうらいまい)」と「在来米(ざいらいまい)」の2種類があります。
蓬莱米:私たちが普段食べているジャポニカ米と同じ系統で、日本統治時代に日本の品種と台湾の品種を掛け合わせて誕生したお米です。もちもちとした食感と甘みが特徴で、日本人の口にとても合います。私がおいしいと感じたのも、この蓬莱米だったのかもしれません。台湾では、おにぎりや寿司、丼物などによく使われています。
在来米:インディカ米の系統で、パラパラとした食感が特徴です。日本のお米とはかなり違った食感で、チャーハンや炒め物などに使うと、ご飯がベタつかず美味しく仕上がります。

代表的な品種

台南11号、台梗9号、池上米(ちじょうまい)など。特に「池上米」は、台湾の東部にある池上という場所で作られていて、その美味しさから「お米の王様」とも呼ばれています。

今回、ドラッグストアで見つけた台湾産米をきっかけに、台湾のお米の奥深さを知ることができました。正直、「台湾のお米ってどうなんだろう…」と半信半疑でしたが、その味の良さに驚き、すっかりファンになってしまいました。
​日本のお米と似た食感で、もちもちとしたご飯が好きな方には特におすすめです。普段とは違うお米を試してみたい方、台湾の食文化に興味がある方は、ぜひ一度、スーパーやドラッグストアで台湾産米を探してみてください。
​もしかしたら、あなたも私と同じように、その美味しい味にハマってしまうかもしれませんよ!