みなさま、お久しぶりです。お変わりありませんか?更新が滞っていて本当に申し訳ありません。来月には少し余裕が出ると思うので、更新頻度を上げていければと思っております。

 

今日は夏至ですね。私が住んでいるところは今日はずっと雨で、あまり夏至という感じはしなかったのですが、最近の日の長さは驚くほどですね。最近はとても暑いですし、愛犬N氏とのお散歩の時間もうっかり遅くなってしまって、ついつい「もうそろそろ時間じゃないですか?」と催促されています。

 

今日は久しぶりにレメディーの特徴をお知らせしようと思います。今日お伝えするのは、ラック・ヒューマナムというレメディーです。こちらはバースキットにしか入っていないので、かなり珍しいレメディーかと思うのですが、必要な方もたくさんおられると思い、ご紹介しようと思いました。実はこのブログ、かなり行き当たりばったりでして、あらかじめ計画しているわけではなくて、今日はこれを皆様にお伝えしたい、と思ったことを書いています。時には自分の意志ではなくて、これを伝えなければ!と誰かに背中を押される感じで書いている時もあり…。今回はそれに近いかもしれません。

 

この資料をまとめるにあたって、参考にしたのは以下の資料です。

・ホメオパシー的妊娠と出産 由井寅子著 ホメオパシー出版 2007年

・Lac 乳のレメディー ファロック・マスター著 ホメオパシー出版 2010年

・シプノティック・マテリア・メディカ フランス・ヴァーミューラン著 ホメオパシー出版 2004年 

 

・レメディ―ノートⅡ John Wallace著 ホメオパシー出版 2003年
 

レメディーの特徴を知るには、まず原物質がどんなものかを知ることが重要になると思います。ラック・ヒューマナムのレメディーは何からできているのか、ということを知ることから始めたいと思います。

これはヒトの母乳から作られたレメディーです。ヒトの、とわざわざ書いたのには母乳のレメディーってたくさんあるからなんです。例を挙げると、ウマ、イルカ、ヤギ、ライオン、イヌ、ネコ、ウシ(こちらは脱脂粉乳から作られているとのこと)、このことを初めて知った時、ホメオパシーってすごいって思いました。イルカの母乳とか、ライオンの母乳からレメディ―を作ろうとよく思いついたと思いませんか?そしてお母さんからどうやって分けてもらったのか、すごく興味があるのですが、これは私だけでしょうか?

 

本当はそれぞれの乳のレメディ―の違いや特徴をお伝えしたいのですが、ここではヒトの母乳のレメディー、ラック・ヒューマナムについてお話ししますね。もし、他の乳のレメディ―についても詳しく知りたいという方は、上に挙げた、「Lac 乳のレメディ―」がおすすめです。ちなみに、ホメオパシーではラック・カナイナム(イヌの乳)と、ラック・デフロラータム(ウシの脱脂粉乳)の2つのレメディ―をよく使います。

 

ラック・ヒューマナムのレメディの特徴を一言で言うと、「見捨てられる」ということかと思います。

母子分離の際の問題、見捨てられたと思う感情、摂食障害(母子間の問題が大きくかかわっていると言われています)、乳腺疾患、ホルモンバランスの悪さなどに合うと言われています。アルコール・月経前・食べることで悪化し、食べること・セックスをすることで好転する方に合います。悪化と好転の両方に食べることが入っていますが、これは間違いではなく、どちらもあり得るということです。食べること、ということがその方にとってとても重要だということを示しているのかもしれません。

 

また、母乳を拒絶する赤ちゃんのためのレメディ―ともいわれています。この問題に関しては母乳の質もかかわってくると思うので、ラック・ヒューマナムだけではなく、食生活の改善やマザーティンクチャ―等、様々なアプローチが必要かもしれませんね。

 

乳のレメディーは、乳腺の問題や消化器の問題(特に腸)、体が冷たくて痺れている時(特に足の裏)にも合うと言われています。母乳にはたくさんのホルモンが含まれているので、月経の問題、妊娠に関係した不調、情緒障害(特に月経前の精神的な問題)に合うそうです。

 

このレメディ―は身体面だけではなく、精神的な問題に合うレメディーです。子どもを愛すことができないお母さん、愛されなかった子ども(もちろん大人も)両方によいです。

 

強い孤立感、見捨てられたという思い、無関心、感情不足、虚しさ、自信がない、心配性、満足できない、気難しい、人とうまく関係を結べない、などで生きづらさを感じている方にはぴったりのレメディーかと思います。

 

お母さんとの関係は一筋縄ではいかないこともありますよね。ただただ大好き!と胸を張って言える人は本当は少ないのかもしれません。

 

精神的な問題としてフラワーエッセンスもお勧めしていますが、もしこのレメディ―に興味がある方がおられたら、ぜひ試してみてください。お悩みが少しでも軽くなることを願っています。


こちらもぜひお読みください。

 

 
 
 

久しぶりにブログを書いていて、こうやって皆様にお伝えすることが好きなんだなあと思い、もっとこの時間を大切にしなければ、と改めて思いました。読んでいただき、ありがとうございます。今とても忙しくて、なかなか時間が取れないのですが、できるだけ更新していきたいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


今日もお読みいただき、ありがとうございました。