みなさま、こんばんは。9月に入りましたが、暑い日が続いていますね。今日は更新が遅くなってしまって、申し訳ありません。

今日はレメディーの特徴をお伝えしようと思います。今日ご紹介するのはイグネシアです。基本キット・マイクロキット・キッズキットに入っています。

この資料をまとめるにあたって、参考にしたのは以下の資料です。

・ホメオパシー in Japan 由井寅子著 ホメオパシー出版 2002年

 

・ホメオパシー的災害対策 由井寅子著 ホメオパシー出版 2014年
 

・キッズ・トラウマ 由井寅子著 ホメオパシー出版 2001年

・レメディーノートⅠ 改訂版 John Wallace著 ホメオパシー出版 2005年

・ファタックのマテリアメディカ S.R.ファタック著 ホメオパシー出版 2010年 


レメディーの特徴を知るには、まず原物質がどんなものかを知ることが重要になると思います。イグネシアのレメディーは何からできているのか、ということを知ることから始めたいと思います。

イグネシアはイエズス会の創始者で初代総長である、イグナチオ・デ・ロヨラにちなんで名づけられました。この人は元軍人で、怪我の後の療養中に、イエス・キリストを始めとするキリスト教の聖人の物語を読み始め、修道士になったそうです。イエズス会といえば、日本では、フランシスコ・ザビエルが有名ですが、同じ時代の人のようですね。聖イグナチオが布教のためにフィリピンを訪れ、その地から持ち帰った豆だから、イグナチオ豆と言うそうです。種に強い毒性があり、矢毒として使われてきたそうです。

この植物はマチン科の植物です。マチン科のレメディーとして有名なのが、ナックスボミカですね。この2つの植物は毒性を持つことで有名ですが、その主成分はストリキニーネという成分です。大量に使用すると、神経を過剰に刺激して、けいれんや不随意の動き、ひきつけ、嘔吐、動悸、幻覚などを引き起こすと言われています。←ここ重要!

 

イグネシアのレメディーの特徴として有名なのが、悲しみに合うレメディーである、ということです。突然の不幸、死別や離別、離婚、失恋など人との別れの苦しみによいレメディーと言われています。悲しいけれど、笑おうとして泣き笑いになってしまう、または、よくため息をつく方にもよいそうです。

 

イグネシアのレメディーが合う方は、理想主義で完璧主義、またロマンティックな方と言われていますから、現実に幻滅しやすく、ショックを受けることも多いのでしょう、そんな方はこのレメディーが助けになってくれるかと思います。

 

気分がコロコロ変わりやすく、ヒステリー気味、もしくは全く感情を表さない方にも合うと言われています。

 

体の症状としては、けいれん(咳やしゃっくり、直腸のけいれんによる便秘)、顔面の引きつり、顎関節症、ひどい月経痛、感情が揺さぶられた後に起こる頭痛などに合うと言われています。有名な症状としては「ヒステリー球」というものがあります。これは、喉に何もないのだけれど、塊があるように感じる、という症状です。

 

また、過食や拒食、食べることがうまくいかないときにも合うと言われています。

 

タバコやコーヒー、接触、ショック、侮辱されること、反対意見を言われること、慰められることなどで悪化します。

 

食事、一人でいること、嚥下、酸っぱいもので好転します。

 

イグネシアは精神症状が多いので、悪化や好転も精神に関わることが多いですね。

ほとんどの場合、女性に合うレメディーと言われています。男性がとってはいけない、というわけではないのですが、女性に合うことが多いです。


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今日もお読みいただき、ありがとうございました。