みなさま、こんばんは。今日の関東地方はあいにくの雨交じりの空でしたが、涼しい一日でした。こんな日は昔過ごしたイギリスのお天気を思い出します。涼しい日最高!と思わず嬉しくなってしまいました。

 

今日はレメディーの特徴をお伝えしようと思います。今日ご紹介するのはカモミラです。基本キット・マイクロキット・バースキットに入っています。

この資料をまとめるにあたって、参考にしたのは以下の資料です。

・ホメオパシー in Japan 由井寅子著 ホメオパシー出版 2002年


・ホメオパシー的災害対策 由井寅子著 ホメオパシー出版 2014年

・ホメオパシー的妊娠と出産 由井寅子著 ホメオパシー出版 2007年


・レメディーノートⅠ 改訂版 John Wallace著 ホメオパシー出版 2005年

・ファタックのマテリアメディカ S.R.ファタック著 ホメオパシー出版 2010年 


レメディーの特徴を知るには、まず原物質がどんなものかを知ることが重要になると思います。カモミラのレメディーは何からできているのか、ということを知ることから始めたいと思います。

カモミラはカモミールという名前でもご存じの方は多いと思います。アロマセラピーは消炎作用があるカマズレンが多い、ジャーマンカモマイル(カマズレンは青いですが、この成分が多く含まれるため精油にも色がついています。)と、リンゴのような甘い香りのする、ローマンカモマイルがありますね。お花を乾燥させてお茶にしたものは、消化促進効果や安眠効果がある、として有名なハーブティーになりますし、なかなか使用範囲が広い植物でもあります。

この植物はキク科の植物です。先ほど、カモマイルにはジャーマンとローマンがあると書きましたが、レメディーの原料になるのは、ジャーマンカモマイルの方です。カモミラ(カモマイルやカモミールとも呼ばれますが、以下カモミラで統一しますね。)は例えば同じキク科のカレンデュラと比べると、もう少し強い症状に合います。

 

カモミラはお子さんの症状によく合うレメディーとして有名です。歯が生えるときのイライラ、かんしゃく、お腹の痛みなどに合います。有名な症状として、片方の頬が赤く、もう片方は青い時に合う、というものがありますが、こんなことあるの?って思いますよね。私は一度、どこだったか忘れてしまったのですが、見事に片方の頬だけ赤くなったお子さんを見かけたことがあります。本当にあるんだ!と驚きました。

 

これが欲しい!と床を転がってかんしゃくを起こしているので、それを渡しても、イヤ!と言ってますます機嫌が悪くなるようなときに合います。余談ですが、たまに、こういうお子さんがスーパーなどでわんわん泣いていたりしますが、お母さんはあまりご自分を責めないでくださいね。周りの人はみんな応援していますよ。

 

カモミラが合う方は大人でも短気な方が多いようです。なぜそうなるのかを考えてみると、カモミラが合う方は、感覚が過敏になっていて、痛みを感じやすいようです。痛くてイライラしてしまうというのも原因としてありそうですね。痛みがあるということはカモミラの特徴でもあります。

 

痛みの激しい生理痛、頭痛、胃痛などにも合います。また、消化器系が弱く、便が特徴的です。刻んだほうれん草のよう、腐った卵のような匂いがする、未消化のものが混じっているなどの場合は、カモミラがよいでしょう。お食事中の方、ごめんなさい。

 

寝床に横たわる、歯が生える、触られる、見られる、夜、コーヒーなどで悪化します。

 

抱っこする(抱っこされる)、穏やかな天候、冷たいものを当てることで好転します。

 

これを読んでいると、寝たと思ってそおっとベッドに寝かせると、すぐに起きてしまって、泣きながら抱っこをせがむ赤ちゃんなんかにもよさそうですね。背中にセンサーついてるの?と思うほど、寝貸し付けが大変な子にもよいかと思います。敏感な子は親もなかなか大変ですよね。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。