みなさま、こんばんは。今日の関東地方は久しぶりに晴れて、お洗濯日和になりました。だんだんと暑くなってきて、暑さに弱い私は少しおびえていますが、洗濯物がからりと乾くのはやはりうれしいです。
今日はレメディーの特徴をお伝えしようと思います。今日ご紹介するのはカーボベジです。基本キット・マイクロキット・バースキットに入っています。
この資料をまとめるにあたって、参考にしたのは以下の資料です。
・ホメオパシー in Japan 由井寅子著 ホメオパシー出版 2002年
・ホメオパシー的災害対策 由井寅子著 ホメオパシー出版 2014年
・ホメオパシー的妊娠と出産 由井寅子著 ホメオパシー出版 2007年
・ファタックのマテリアメディカ S.R.ファタック著 ホメオパシー出版 2010年
レメディーの特徴を知るには、まず原物質がどんなものかを知ることが重要になると思います。カーボベジのレメディーは何からできているのか、ということを知ることから始めたいと思います。
カーボベジは植物から作られるレメディーですが、他のものと少し違っています。このレメディーは木炭、ブナやシラカバの木を炭にしたものが原材料になります。他のレメディーより、ひと手間加わっているわけですね。炭はどのように作られるかご存知ですか?炭を作るには、ただ木を燃やせばよい、というわけではなく、蒸し焼きをすることが大事なんだそうです。完全に焼けてしまうと、灰になってしまいますから、不完全燃焼させたということが鍵となるわけです。この「不完全燃焼」ということはカーボベジのレメディーを理解するうえでもキーワードになりますから、覚えておかれるとよいかと思います。
カーボベジは酸素が欠乏した状態によく合います。ですから、実際に呼吸が苦しいとき、不安から呼吸困難になってしまうときなどに合います。また、このレメディーが合う方は、閉め切った部屋は苦手です。空気を取り入れるのがあまり上手ではない、ということはどういうことかというと、いつも疲れている状態になるかと思います。疲労困憊の状態の方にも合うレメディーです。
ですから、このレメディーはどちらかというと、元気いっぱいのお子さんよりも、高齢の方の方が合うようなイメージです。体のエネルギーレベルが低く、体も冷えている方が多いです。体の冷えは、血液循環の悪さからくることも多いですから、カーボベジも血液循環、特に静脈の循環が悪い方にはおすすめです。
このレメディーは消化器にもよく作用します。消化不良にもよいですし、特にげっぷやおならが多い方に合うということは有名です。
また、傷口が治りにくいとき、開いたまま閉じないときには、カレンデュラ(詳細はこちら)とともに、カーボベジもお試しください。
カーボベジが合う方の精神状態は、怒りっぽい方、不安が強い方のほか、無気力で何事にも無関心な方に合うと言われています。体が酸素をうまく取り込めないのですから、無理もないかもと思ってしまいますね。
カーボベジのレメディーが合う方は、温かい場所で悪化します。体は冷えているのに不思議ですが、冷気で好転します。また、扇がれたり、窓を開けたり、外の風にあたることで好転します。消化器も強くありませんから、脂っこい食べ物で悪化します。
カーボベジのレメディーは「死の入り口から連れ戻すレメディー」とも言われています。また、自己治癒力を上げて、体のエネルギーを底上げするのにも使うことのできる、とても有用なレメディーです。ぜひお手元に置いて、活用なさってみてください。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました。