みなさま、こんばんは。今日の関東地方は時折激しい雨が降る、荒れ模様のお天気です。いつもお散歩をねだる愛犬N氏も風と雨の音にびっくりして、今日はお散歩に行けないということが分かったようです。雨が激しく降っているところもあるようですから、どうぞお気をつけくださいね。

今日はレメディーの特徴をお伝えしようと思います。今日ご紹介するのはカレンデュラです。基本キット・マイクロキット・キッズキット・バースキットに入っています。

この資料をまとめるにあたって、参考にしたのは以下の資料です。

・ホメオパシー in Japan 由井寅子著 ホメオパシー出版 2002年

・ホメオパシー的災害対策 由井寅子著 ホメオパシー出版 2014年

・ホメオパシー的妊娠と出産 由井寅子著 ホメオパシー出版 2007年

・ファタックのマテリアメディカ S.R.ファタック著 ホメオパシー出版 2010年 


レメディーの特徴を知るには、まず原物質がどんなものかを知ることが重要になると思います。カレンデュラのレメディーは何からできているのか、ということを知ることから始めたいと思います。

カレンデュラはキク科の植物です。キク科は人にやさしい植物ですから、本来はレメディーとして使うのは不適当な感じもしますね。ホメオパシーの原則は「似たものが似たものを治す」ということですから、レメディーの原料は人間にとって有毒のものが多いです。例えばトリカブト、ヒ素、ヘビの毒、水銀などなど…。調べているとたまに怖くなるほど、有毒なものがほとんどです。ホメオパシーの父、ハーネマンはカレンデュラのレメディーのプルービングをしていませんでしたし、私が使っているTBR(詳細はこちら)にもカレンデュラのレメディーは載っていません。しかし、ケガをしたときにはとても役に立つレメディーですので、今日はご紹介することにしますね。

 

カレンデュラは「傷があるときに使う」ということをまず覚えてください。これだけだとあまりにも情報が少ないので、もう少し詳しく説明しますね。

 

体の傷、特に傷口が開いているとき(出血があるとき。内側で出血しているときには、アーニカもよいでしょう。)、治りが悪いとき、口内炎、やけど、化膿したとき、ケロイド、口内炎、胃潰瘍などにも使えます。赤ちゃんを産んだばかりのお母さんにもとてもよいレメディーです。出産は大ケガをしたのと同じですから、色々なところの傷にぜひ使ってみてください。授乳中に乳首が傷ついても、薬を塗ることは難しいですが、レメディーで対応することもできますから、あると便利かと思います。

 

体だけではなくて、もちろん心も傷つくことはありますね。カレンデュラは心の傷にも使えます。また、傷つきやすい人にも合うと言われています。自分の心と体に対する信頼が欠けている人は、自分にも自己治癒力が備わっている、ということを忘れてしまいがちですが、そんな方は、ぜひカレンデュラのレメディーをお取りになってみてください。

 

カレンデュラの花は、お日様の色をしていますし、お日様の出ている方に花の向きを変えると言われています。確かに、形もおひさまに似ている気がしますね。カレンデュラが合う方は、曇りの日に体調が悪くなるということが多いようです。また、湿気で風邪を引きやすい方にもよいと言われています。

 

カレンデュラは、レメディーもよく使われますが、マザーティンクチャー(詳細はこちら。アルコールにカレンデュラを浸けたもの)や、カレンデュラのマザーティンクチャーが入ったクリーム(詳細はこちら)と併用することもできます。レメディーだけではなく、色々な形でカレンデュラの恩恵を受けられるのはありがたいですね。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。