みなさま、こんばんは。今日は12月10日、12月も上旬が終わってしまいました。時間があっという間に過ぎていってしまって、なんだか呆然としますが、私は全然と言っていいほど、年末年始の準備をしていません…。あ、でも、クリスマスや年末年始に食べたいものは着々と準備していました。でもそれ以外は何もしていません。子ども達も大きくなって、クリスマスも特に何もしませんし、旅行の予定もなく、年末年始は家でまったり過ごす予定なので、あまりすることもないんですよね。そう思うと、子ども達の小さかったころのあわただしさも、あれはあれでよかったなあなんて思ってみたり。大掃除はみんなで一気にしてしまえばいいし、とあまり焦っていないのが悪いんでしょうか。あんまり焦っても仕方ないし、ぼちぼちやっていこうと思います。

 

今日は久々にインナーチャイルド癒しの実践編として、「絵を描く」ということをご紹介したいと思います。

 

方法はいつもの通り簡単で、画用紙にお好きな画材(色鉛筆でもクレヨンでも、絵具でも構いません。白黒よりも、使う色にも意味があるので、色を付けた方がよいかと思います。)で絵を描くだけです。何を描いてもいいし、技術は関係ないので、思うままに書いてみて下さい。小さい頃はよく絵を描かされましたが、大人になると、なかなか機会もないですよね。絵を描くのが好きだったけれど、今はずっと描いていないな、という方はぜひ描いてみてください。

 

絵を描くことは、以下のような効果があると言われています。

① 感情の解放

② 気づき

③ 右脳の活性化

 

インナーチャイルド癒しでは、溜めてしまった感情を出すこともとても重要ですから、絵を描くことで感情の解放ができることは素晴らしいことです。また、思うままに描いた絵を自分で見直すことで、自分が物事をどうとらえているのか、どんな色を使っているかで、潜在意識を知ることもできると言われています。

 

また、家族関係で問題を抱えている場合には、ご自分の家族みんなを描いてみる、というのもよいかもしれませんね。この場合、棒人間のようには書かずに、何かしているところを描いてみてください。

 

画用紙のどこに何が描かれたかで意味が違ってくるそうなので、これからお伝えしようと思うのですが、影響されたくないとお思いの方は、これから先の内容は絵をまず描いてから見るようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

これは一般的な分類なので、必ずしもこの通りというわけではないと思います。ですから参考程度に考えてくださいね。

 

左上 未来

右上 現在

左下 過去

右下 すぐの未来

絵を4つに分けて、そこに何が描いてあるのか、ポジティブな印象か、ネガティブな印象か、など、ご自分の描いた絵を見て、考えてみてください。本当は四角を書いて、それを4つに分けて、それぞれが何を表しているか書きたかったのですが、うまくできませんでした。ポンコツですみません。

 

例えば、左上(未来)のところに明るく輝く太陽を、その下の左下には(過去)には深い森、右上(現在)には空を飛ぶ鳥が、右下(すぐの未来)には、居心地のよさそうな家が描いてあったとしましょうか。過去は色々あって暗かったけれど、今はそれにとらわれず自由に過ごすことができていて、すぐの未来には自分が落ち着ける場所があり、未来を明るいものだと信じている、ということになるかもしれません。もしくは過去のところに暗い森が描かれているのは、何か思い出したくないことがあるのかもしれません。使われている色にも注目してみてください。例えば左上のところが暗い色で塗られているのであれば、未来に対する不安があるのかもしれません。色々に読み取れると思いますが、ご自分のことは本来ご自分が一番よく知っていると思うので、潜在意識が教えてくれることを自由に読み取っていただければと思います。

 

家族を描くことについては、これは小さい子のカウンセリングでもよく使われる手法で、自分と家族の関係がよく分かるものです。その絵はいつの頃のあなたを描いていますか?大人としてのあなた、もしくは子どもとしてのあなた、子どもの頃と大人のあなた、新たな家族ができている場合、どちらを選んだかによって、あなたの潜在意識がどちらに焦点を当てるべきなのか教えてくれるはずです。

 

家族の誰かだけ異常に大きかったり、存在がないほど小さかったり、もしくは描くのを忘れてしまったり、一人だけすみっこにいたり、家族みんながバラバラのことをしていたり、誰かと遊んでいたりと様々だと思います。

 

描かれた絵をご自分で見てみることで、家族の人間関係のバランスや交流をあなたがどうとらえているか、ということが改めてお分かりになると思います。

 

重ねて書きますが、絵のうまさや下手さは全く関係がありません。別に他の人に見せるものでもありませんので、ご自分の思ったように、のびのびと書いてくださいね。絵が苦手だった方も、絶対描かなくてはいけないというものではありませんが、描いてみると、感情が解放されたり、自分のことを改めて知るよい機会になると思います。

 

本当は色についてのこともお伝えしたかったのですが、あまりにも多くなってしまいますので、また次回にご紹介したいと思います。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。