みなさま、こんばんは。今日から9月ですね。今日は9月のフラワーエッセンスについてご紹介したいと思います。製作者である東昭史先生によると、「12月の花ごよみ」シリーズは自分の生まれ月のエッセンスを飲んでもよいし、その月に咲く花のエッセンスを1本ずつ飲むのもおすすめとのことです。その季節に咲くお花のエッセンスを飲むというのも素敵だな、と思ったので、みなさまにも1年間かけてご紹介できればと思っています。フラワーエッセンスの解説は「ファー・イースト・フラワーエッセンスガイドブック 東昭史・浅野典子 2016」を参考にしています。

 

ファー・イースト・フラワーエッセンスは全て10ml入りのボトルで、1,500円(税別)です。

 

今月の花はチャノキです。チャノキの葉は加工されて世界中で愛されていますが、今日ご紹介するのはお花から作られるエッセンスです。チャはツバキ科ツバキ属の植物で、学名はCamellia sinensis(中国の、という意味)です。同じツバキ科でもある、1月のヤブツバキによく似ていますね。ちなみに、ヤブツバキの学名はCamellia japonica(日本の、という意味)ですので、原産国が違うことがお分かりになるかと思います。

 

この植物の葉で作られたお茶は、世界三大嗜好飲料のひとつとされていて、加工の仕方の違いで緑茶、紅茶、中国茶になりますが、世界中で愛されています。しかし、もともとは不良長寿のための霊薬であり、日本に茶を広めた栄西(臨済宗の開祖)はその著書科「喫茶養生記」のなかで「茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり」と書いています。日本人が世界の中でも長寿なのは、緑茶が体によいから、という説もあるそうです。緑茶の20パーセントを占めるカテキン類は抗酸化作用、抗ガン作用、血中コレステロール上昇抑制作用、抗ウイルス作用、抗アレルギー作用などがあることが知られています。また、カフェイン(中枢神経興奮作用、利尿作用、強心作用など)やテアニン(鎮静作用)、ビタミンC、各種ミネラルも含まれています。

 

これらの作用はエッセンスとも関係があると言われています。チャノキのエッセンスのキーワードは「静寂」「休息」「認識の光」です。

 

チャノキのエッセンスは静寂をもたらします。なんだかこれは茶道とつながるような感じですね。このエッセンスをお取りになると、静けさの中で意識が研ぎ澄まされ、より明敏になると言われています。気分が高ぶり精神的に不安定なとき、不安で動揺しているときなど、チャノキのエッセンスは心を鎮め、まわりで起きていることを認識する冷静さをもたらしてくれると言われています。

 

チャノキのお花は、同じツバキ科の1月のエッセンスのヤブツバキよりも小さく、下を向いて咲くそうです。この形が街灯を思わせるからか、高次の世界から私たちの行くべき道を照らし、その方向や目的を明らかにしてくれる光のようなエッセンスとも言われています。今転換期を迎え、どの道に進むべきか悩んでいる方に、ぜひおすすめしたいです。

 

また、チャノキのエッセンスが照らす光は第七チャクラを活性化し、アイディアや情報、知恵やインスピレーションを受け取ることができるようになります。特にクリエイティブなお仕事をされている人に役立つことでしょう。とはいえ、どんなお仕事もクリエイティブな面はありますから、すべての人に良いエッセンスですね。

 

慌ただしい毎日の中で、お茶を一服することが何よりの気分転換になる、という方も多いことと思います。ファー・イースト・フラワーエッセンスの開発者である東先生は、チャノキのエッセンスを「魂の清涼剤」とおっしゃっています。これはお茶もエッセンスも同じですね。ストレスが多い方、気力がわかない方にもおすすめです。

 

取り方ですが、必要と思ったときにはいつでも何回でも使えますが、目安は1日4回がおすすめとのことです。1回4滴を目安に、そのまま舌下に落としたり、お水に溶かしてお取りください。アルコールが入っているので、お酒に弱い方は薄めた方がよいかもしれませんね。お子様がお取りになる場合は、量を減らしてくださいね。ぜひこの1か月お取りになって、変化を感じていただければと思います。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。