みなさま、こんばんは。2022年、いかがお過ごしでしょうか?

 

今年はご自分の体を大切にしていただきたいと思い、今日は体・心・魂について、特に体についてお話をさせていただきたいと思います。

 

人は体・心・魂(英語ではBody・Mind・Spiritの3つを一体に考えますね。)で構成されている、という考え方があります。そのなかでも一番ないがしろにされがちなのは、体ではないでしょうか?

 

「私の体は神殿だ。」この言葉はあるミステリの本の主人公の言葉です。ずいぶん前にその本を読んだので、どの本だったか忘れてしまったので題名をご紹介できないのが残念ですが、それを読んだとき、そんな考えがあるんだ、とびっくりしました。

 

その後ずいぶん経って、昔から日本に根付いている神道の「分け御霊(わけみたま)」という考え方を知った時に、なるほどなあと納得するようになり、その後は私のモットーになっています。

 

分け御霊という言葉は分霊(ぶんれい)とも読まれ、「神道・道教の用語で、本社の祭神を他所で祀る際、その神の神霊を分けたものを指す。」(wikipediaより)とも定義されていますが、もう一つの意味があります。

 

それは、わたしたちはみんな神様の一部をいただいて生まれてくる」ということです。世界には様々な宗教があり、人と神の関係には色々なものがありますが、その中で、私が一番腑に落ちるのはこの考え方です。私たちは神様の子孫であり、魂は神様とつながっているのです。

 

そういう意味では、魂という神様の一部がある私たちの体は、神様の住まいとも言えますね。神社がいつもきれいなように、私たちも体を大事にして、いらないものをどんどん出してお掃除する必要があるとも言えるのではないでしょうか。

 

魂がやるべきことを果たすために必要なのが、体です。いくら崇高な目的があっても、それを果たす体がなくてはこの世で行うことはできません。体はいつも私たちの無理を聞いてくれて、できるだけ頑張ってくれています。ないがしろにされても、できるだけ私たちの希望を叶えてくれようとしています。それに報いるためにも、私たちも自分の体を大切に、いたわりながら過ごしていきたいものですね。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。