みなさま、こんばんは。今日はご自分でケアできること、相談会でできることの違いをお伝えしようと思っています。


ホメオパシーは病気を急性病と慢性病に分けています。

 

急性病はケガや突発的な症状、ショックや子どものかかる病気のことを言います。症状は激しい時もありますが、比較的短期間で良くなることが多いです。どこかをぶつけたら赤くなり、痛みが出て腫れますし、皮膚が破れてしまったら血が出るし、体が冷えたら風邪を引いてしまいますね。ショックを受ける物事は人それぞれでも、ショックを受けた後の反応はどの方もほぼ同じで、顔面蒼白になり、脈が速くなり、冷や汗が出てきます。こういうときの体の反応にはあまり個人差がないのが特徴です。ホメオパシーは出てくる症状に着目しますから、症状がほぼ同じということは、どなたにもほぼ同じレメディーが合うということになります。それを利用してご紹介しているのが、「こんな時はこのレメディー」シリーズです。(ショックを受けた時のレメディー紹介はこちら。また色々ご紹介していきたいと思っています。)

 

このような症状は、お手元にレメディーがあれば、ご自分でケアしていただくことは可能です。病院へ行くほどでもないとき、ホメオパシーで対処したいときにはご自宅にレメディーがあると、とても便利ですので、キットのレメディーのご紹介もしています。(こちらも「レメディーキット」シリーズでご紹介済みです。基本のキットはこちら。いろいろ紹介していますが、これをご覧いただければご自分やご家族に合ったキットを選びやすくなると思いますので、参考にしていただければと思います。)

 

急性病だけではなく、ご自分でできるホームケアとして、臓器のサポートをすることでの健康促進もしていただきたいと思って、季節ごとに弱くなりやすい臓器のサポートレメディーをご紹介しています。こちらは、秋と季節の変わり目、冬を乗り切るのを助けてくれるレメディーをご紹介済みです。春と夏についてはまた近くなりましたら、ご紹介する予定です。一年間それぞれの臓器サポートをお取りいただければ、相当臓器が元気になると思います。内臓は全てつながっていますから。

 

季節ごとだけではなく、ご自分が必要と思われる臓器のサポートをしていただくことにより、体はどんどん元気になり、老廃物を体の外に出すということができるようになるはずです。

 

このようにご自分でのケアができるようになった方が、ホメオパシーの相談会にかかると、臓器は元気になっているので、レメディーをお取りいただいても、好転反応があまり出なかったり、レメディーの効果も素晴らしいものになってきます。レメディーはお子さんの方が反応がよいとよく言われているのですが、それは体の中に余分なものが溜まっていないからともいえます。体に余分なものがあると、残念ながら自己治癒力はなかなかレメディーに反応できないので、ホメオパシーの恩恵が受けられないこともあるようです。

 

慢性病は、不定愁訴や花粉症のような季節ごとに出てくる症状、気が付いたらずっと調子が悪いと言ったような、何ともスッキリしない症状のことが多いです。いつからというわけではないけれど、調子が悪いというのは厄介ですね。慢性病の例としては、花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息、自己免疫疾患、うつ病など、様々にあげられています。ホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンは慢性病について一冊の本にまとめていますが、そこに出てくる慢性病の一覧は、とても長くて、こんなにあるの?とびっくりするくらいです。

 

慢性病の症状がある場合は、ホメオパスに相談していただくのが一番かと思います。症状だけではなく、その下にあるものをみて、何がそうさせているのかを考えるのは、教えを受け、経験を積んだ専門家でないと難しいです。また、ホメオパスにしか出せないレメディーもありますから、ホメオパシーで対処したいと思われる方は、一度相談していただけると、ご自分で試行錯誤されるより、早く良い結果が出ると思います。

 

普段のケアはご自分で、手に負えないと思ったらホメオパスに相談、という形で健康維持を図っていただくのが、ホメオパスとして一番ありがたい方法です。誰かに頼るのではなく、自分の健康は自分で守ることができたら、素敵だと思いませんか?

今日もお読みいただき、ありがとうございました。