11月のゆるキャリイベントは、
魅力発掘プロデュース協会会長の
桜井篤さんにご講演していただきました。

桜井さんは、リクルートで、
じゃらん、B-ing、とらばーゆ、ゼクシィ、ケイコとマナブな
旅行、求人、ブライダル、学び系メディアの
編集長、副編集長、編集デスクを歴任されたあと、
2009年から、佐賀県の地域活性化に参画された
メディアづくりと魅力発掘のプロです。

○魅力発掘プロデュース協会HP
http://www.miryoku.sakura.ne.jp/

○「魅力・欲望・快楽」論ブログ
http://ameblo.jp/cherrybravo/

イベント告知から開催まで
過去最短のたった1週間しかなかったにもかかわらず、
満員御礼!

トークショーでは、佐賀県の魅力とともに、
魅力を発掘する方法についてお話しいただきました。

一見、華やかそうにみえる観光/旅行業の裏側にある
普段知ることのできない
地道で泥臭いしかけづくりや緻密な数値分析などについて
360枚以上のスライドを使ってお話いただきました。

さっそく、トークショーのサマリーをご紹介します!

○魅力発掘の鉄則
・魅力は発掘するもの。付け加えるものではない。
・事実を尊重する。そして、事実にもとづいてネーミングする。
・愛すれば見える。
 他人を愛し、よく見つめて、観察することが大切。
 愛するものだけに見えてくることがある!
・常識を疑う。
・視点を変える。
・徹底した検討。緻密な定量分析と定性分析。

○マーケティング
・企画を考える前に多くの他人を知る。
・ターゲティングではなく、キャラクタライズ。
 ターゲットをしぼりこみ、特定の個人をイメージして訴えかける
・3大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)に注目。

1.何を発掘するか?
  分かりやすい欲望を優先。
2.どう価値を高めるか?
  魅力を掘り下げる。
3.どう提供するか?
  メディアを利用する。
  興味をもっている人を見つけ、アクションしやすくする。
  “不”(不便、不満、不安など)の要因をつきつめて改善する
4.どう持続するか?
  定量的に目標設定し、改善し、結果を分析する。
  外部にPRできるネタを常日頃から探しておく。

○大切にしてきたこと
・笑い
・驚き
・誘い
⇒情報には、最低限3つうちのどれか1つが必要。

○観光客が求めるもの
・グルメ
・記念撮影スポット
・おみやげ
・おもてなし
⇒“自分だけのもの”、“とっておきの時”に価値が生まれる。

○個人レベルの魅力発掘プロセス
1.自分を知る
2.他人を知る
3.自分と他人の違いを知る
4.その違いを楽しむ!

・自分の好きなことを積極的に探す。
・自分の気持ちを認識する。
・自分の志向と嗜好を自覚し、“好き”を増やすことで、
 新たな欲望が生まれ、豊かな生活/人生につながる。

トークショーのサマリーはここまで。
若手社会人は全員、懇親会にも参加してくださり、
魅力発掘談義は夜遅くまで盛り上がりました!

以上

岡本祐介