仕事柄、就業規則を見直してほしいと依頼されることがあります。
よく見るのが、
・●年前に作ったきりのもの
・親会社(別の会社)からもらってきたもの
何年も前に作ったものは、現在の法律に合っていないことがあるのは、皆さん、なんとなくおわかりです。
意外に気付かないのが、法律的には問題ないけど、社会的な実情に合っていないこと。
●年前とは、いろいろな面で変わっていますよね。
「法律に違反しているわけではないんだし、書かなくてもわかるよね。」と思いがちですが、書いておいた方が後のトラブル防止になることは、いろいろあるんです。
親会社からもらってきた就業規則にも、問題がないとは限りません。
業界が違っていたら、作成した時期が古かったら、大企業によくある手厚い福利厚生だったら・・・。
それだけでなく、法律に違反していることが普通に書いてあることすら、あります。
親会社が使っているから適法だとは限らないんです。
そして、社長の(会社の)思い入れの部分!
社長、お気持ちはわからなくもないんですが、、、これは違法です っていうこともあります。
そして、就業規則を作ったら(改訂したときも)、労働基準監督署に届出しましょう
あるけど、届けたことはない、という話も、よく聞きます。
従業員の代表者の意見書も必要ですよ☆
では、法律に違反している就業規則を届出たら・・・
役所は受け取ってくれますが、その部分は無効になり法律が優先されます。
受け取ってくれたからOK!なわけではありませんので、念のため('-^*