ごきげんよう。
来てくださってありがとうございます。
私は管理栄養士免許を持っていますが、大学在学中に学んだことは「健康なうちは好きなものを食べたらいい(常識の範囲内で)」ということです。
老いたり患ったりしないために多少の自制や適度な運動も必要ですが、なにごともほどほどが一番。
バランスが大切。
栄養価や塩分量の計算をお家でしたことなんてありません。
野菜が足りなければトマトをかじり、塩を摂り過ぎたときは水を飲み、体重が気になれば運動する。
ストレスフリーでゆるゆる、お家で作っている簡単大雑把なお料理を書き留めていきたいと思います。
こんなんでよろしければお付き合いいただけると嬉しいです。
4日ほど前から風邪をひいているんですが、よっぽどのことがない限り体調悪くても食欲はなくならないんです。
どれだけ作るのが辛くてもお腹は減る。
マンションの上の方の階に住んでいるんですが、ゴミ出しさえしんどすぎてベランダから1階に放り投げたい。(ダメ、絶対。)
きのうの大根おろしもおろすのしんどかった。
みんながみんな体調悪くてもお腹減るわけじゃないけれど、自分はお腹減ってなくても誰かのために作らないといけないときもある。
そんな気持ちを込めて作りました。
『ホットケーキ』
……………わかってる。
完全に風邪ひいたときに食べるもんじゃないってこと、わかってる。
でもふらふらしながらなんとか同居人のピザトースト焼いて珈琲淹れて、二度寝して、洗濯機まわしてゴミ出しして食器洗いして、ひと息ついたところで無性に食べたくなったんです。
ふわふわに出来るので、風邪ひいてないときのおやつにぜひ！
〈材料〉1人分、足りなかったら全ての材料1.5倍くらいしてください
・ホットケーキミックス……70g
・卵……ＳかMサイズのもの1個
・ヨーグルト……大さじ2
・牛乳……大さじ2か3くらい
〈作り方〉混ぜて焼くだけ
1.材料を全て混ぜる。
2.フライパンを熱してバターかマーガリン(分量外)を溶かす。
バターが溶けたら火を止めて、生地を流し入れる。
3.ごく弱火(とろ火？)で焼き、生地の表面のぷつぷつクレーターが消えなくなってきたらひっくり返す。
裏側も良い感じに焼けたら出来上がり。
ジャムやバターや蜂蜜を乗せていただきます。
こんな脂質と糖質の塊……
と思わなくもない。
けれど、美味しいものは脂肪と糖で出来ている。(特保のお茶)
これは本当にその通りで。
なぜなら人類の長い歴史の中で、飢餓状態の方が長かったから。
今のような飽食の時代なんてなかったから。
人類は生き残るために、カロリーの高いものを美味しいと感じるように出来ているのです。
昔々はふっくらした人が権威の象徴で、美しいとされていて、
今は肥満は自己管理の甘さの象徴、好みはあるでしょうがほっそりした人が美しいとされる。
しかしこの「ほっそりした人が美しい」というのがいきすぎて、歪んだボディイメージが定着してしまうのも問題ですよね。
雑誌のモデルさんで、たまにガリガリ通り越してカリッカリの人いますね。
あれを見て「痩せなきゃ…！！」って無理なダイエットしたり、リバウンドしたり、挙句の果てに無月経や拒食症になっちゃったり……
生活習慣病にならない程度で、標準体重の範囲内なら、ある程度ふくよかな方が(そしてそれを恥ずかしがってる方が)可愛らしくてモテると思うんですが、どうやろか？
あれかな、「男のために痩せるんやない！自分のために痩せるんや！」ってやつかな。
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お付き合いありがとうございました。
ごきげんよう。