1995年ベストアルバム20枚目

Uriah Heep/Sea of Light
 
1.Against the Odds
2.Swet Sugar
3.Time of Revelation
4.Mistress of All Time
5.Universal Wheels
6.Fear of Falling
7.Spirit of Freedom
8.Logical Progression
9.Love In Silence
10.Words In the Distance
11.Fires of Hell
12.Dream On

イギリス出身、ブリティッシュハードロックバンドUriah Heepの19thアルバムです。1972年作の悪魔と魔法使い以来23年ぶりにロジャー・ディーンがジャケットのアートワークを手がけた作品です。



前作より四年ぶり、その間に18年ぶりの来日公演があったようですが何しろ歴史の長いバンドなので、全てのアルバムを聴いてバンド史を線で理解しているわけではなく、ベスト盤や所々で気になったアルバムを聴いて点で理解しているぐらいの知識しかない身です😅



70年代の名作たちの方向性に近い回帰した作風と言われるアルバムのようですが、ケン・ヘンズレーが脱退後に出された作品の中でも古くからのファンには好評な意見があるし、評論家筋からも良いレビューを受けているようです。



ポップメタルやヘヴィメタル化したアルバムなどを出していた時期が続きましたが、このアルバムは70年代から続くベテランハードロックバンドの極みを見せつけられた感じが個人的にします。まあ、1のイントロのギターリフがモトリークルーにそっくりなのは!?でしたけど(笑)



産業ロックやプログレな匂いもするサウンドですが、バーニーショウの歌声はベテランの安定感と器用さが際立ちバンドサウンドも古臭さを微塵も感じさせませんね。やはり、メロディが良いってのは大事なんですね。ほぼ捨て曲なしの傑作です。



25年も前のアルバムですが、Uriah Heepはバンドは存続中。70年代の黄金期メンバー含め少しずつ鬼籍になっていくメンバーが増えていく中、唯一のオリジナルメンバーのミック・ボックスは健在。





Against The Odds

Mistress Of All Time

Logical Progression