1995年ベストアルバム12枚目

Symphony X/The Damnation Game
 
1. The Damnation Game
2. Dressed To Kill
3. The Edge Of Forever
4. Savage Curtain
5. Whispers
6. The Haunting
7. Secrets
8. A Winter's Dream
    -Prelude (Part I)-
9. A Winter's Dream
    -The Ascension (Part II)-
 
 アメリカのネオクラシカルメタルバンド、Symphony Xの2ndアルバムです。本作制作開始後にボーカルが代わり、ラッセル・アレンが加入しました。



日本盤はゼロコーポレーションより発売。イングウェイとDream Theatreが合わさったような音楽性で、アメリカでは全然受けなかったようですが日本では人気が出ました。



元々はマイケル・ロメロが参加したPhantom's Operaが母体となったバンドであり、メンバーチェンジを経て94年にセルフタイトルのアルバムでデビュー。今作は9ヶ月の短い期間で作られた2ndアルバムになりますが、剛柔に歌い分けられるパワフルな歌声を持つアレンの加入は大きかったです。



ニュージャージー州出身とBon Joviが出てきた土壌から出てきたバンドですけど、マイケル・ロメロのギタープレイは流麗的でネオクラサウンドが当時は少なくなってきた頃合いだったので、ダークで神秘的なネオクラサウンドが日本では特に受けた感じがします。



特に1、2は名曲で流れは完璧。ネオクラ好きはこの二曲でもうこのアルバムは名盤確定!と言いたくなりますよ(笑)サウンドクオリティも向上し、最後まで飽きさせないテクニックとメロディの応酬が詰まったネオクラの名盤です。Symphony X入門盤はこれと次作を聴きましょう!



The Damnation Game

Dressed to Kill

A Winter's Dream-The Ascension(Part.Ⅱ)