大好きな人。
連休中は基本的看病ばかりしていましたが、月曜日は大事な用事がありました。
アタシが小さい頃、よく一緒にいてくれた人。
大好きで、いつも一緒にいた記憶がある。
大きくなってなかなか会う機会も減って、最後に会ったのは7年前。
じぃちゃんのお葬式だった。
じぃちゃんも大好きだったからまだアタシ、じぃちゃんだけは亡くなった気がしてなかった。
れおさんがお腹にいて、参列したな〜…
その時も車椅子で、じぃちゃん(旦那さん)が亡くなった事ハッキリわかってないみたいって聞いてた。でもアタシが挨拶すると……
「あ〜ゆりちゃん!!!」って手をとってくれたの、覚えてる……
じぃちゃんが亡くなった気がしていないのと同じく、ばぁちゃんもいつまでもいてくれる気がしていて、頭の中でばぁちゃんはいつでも会える、いつでもいてくれる……と思って会ってなかった。
パオちゃんに会うと、「ばぁちゃん元気?」って聞いてはいたけど、「うん元気よ!!施設で元気してる。でももうな〜んもわからっさん!!前とは違うよ〜」って聞いてた。
パオちゃんは母の姉。
この大好きな人、ばぁちゃんはパオちゃんの旦那さんのお母さんになる。
だから直接のばぁちゃん。じゃないんです。
でも……
アタシの中のばぁちゃん。はいつもこの人だった。
たまにブログに出る直接のばぁちゃんは元気です〜!!
でも扱いが大変らしくて
そして直接のばぁちゃんは小さい頃の記憶ではあまり会いに行かない存在でした。
アタシが預けられるのはいつもパオちゃんのほうのばぁちゃんでした。
いろいろあるけど、直接のばぁちゃんはアタシと同じ歳の従姉妹のお世話ばかりしていた。アタシもそんな記憶があるからたまに会いに遊びに行くとアタシ1人浮いていた記憶もある。
パオちゃんのほうのばぁちゃんは本当にアタシの面倒をよくみてくれて、いつも一緒に遊んでくれていた。ばぁちゃんと一緒に寝るのも楽しかったし、何よりパオちゃんちは動物がたくさんいて楽しかった!!
ばぁちゃんとの思い出、い〜っぱいあるんです。
パオちゃんからも「いつもゆりちゃんゆりちゃんってかわいがってたね〜」って、改めて聞くと涙出てくる。
アタシが水痘になった時、母にも移して母が入院しちゃった時、ばぁちゃんとじぃちゃんがアタシを預かってくれた。
母からの話だと夜泣きがひどい時もアタシをおぶって夜、お散歩してくれたのもパオちゃんのほうのばぁちゃんなんだって。。。
本当にかわいがってもらったんだ……
そんなばぁちゃんは96歳。
ある日母からの電話で、「ばぁちゃんが弱っててもうダメかも。先生からも家族呼ばれて説明があったらしい。覚悟してなさいよ!!」と。
その時に、次に会うのがお葬式なんて嫌だ!!
わからなくてもいい。
完全に自己満足だけど……
ばぁちゃんに会っておきたい!!まだ間に合うなら……
会わないと一生後悔する!!!
思ってパオちゃんに連絡しました。そして面会の約束をしたのです。
れおさんとあこしゃん。
元気組を連れて行きました!!
マスクも忘れずに。
「もうね、全然違うよ〜」
ってパオちゃん言ってたけど、会うと、全然変わってなかった。
看護師さんが来て、「一時期は酸素4で熱も高かったんですが、今日はお熱もなく酸素は1でいってます。」
とのこと。
そしてあまり目も開けれないらしいのですが、この日は目を開けて手をあげることができました。
パオちゃんが耳元で「ゆりかが来てくれましたよ!!」って話しかけると、口を開けて(あ〜)って反応してくれました。
その反応から、まだ覚えてくれてるとわかりました!!
なかなかあこしゃんを抱っこ紐してたから耳元で話しかけてあげれなかったんですが、にぎった手があたたかくて……
本当に会えて良かった。
この手に何回かわいがってもらったんだろう。
大好きなばぁちゃん。
いつまでもいつでも会えると、そんな風に思ってたけど、そんなことない。
会いたくても会えなくなる日がくる。
本当に自己満足だけど、後悔する前に会いに行けて良かったです。