ということでまたまたさっきの話の続き。
「郵政民営化は本当に駄目だったのか」
この疑問の解決にようやくつながったのがこの一冊。
高橋洋一さんが財務省に入所してから退所するまでの25年間を振り返る一冊になっている。
もちろんこの本の大半は郵政民営化のことに割いてあって、あの時の国会や財務省の動きが分かり易く読み取れる。
ユダヤ金融陰謀論にどっぷりはまって抜けられない人にこそ読んでほしい一冊です。
で、分かったこと。
高橋さんは、財務省からの出向という形で小泉政権のブレーンになった訳ではなく、竹中さんとたまたま仲が良かったので手伝いにいくようになったということ。
なんで手伝いにいくようになったかというと、
小泉さんが「郵政改革をしたい」としきりに竹中さんに言っていたから。
小泉さんの郵政改革こそがアメリカの意向だと言われているけど、小泉さんは単に郵政が嫌いだったからというのがどうも正しい(;^_^A
小泉さんは首相になる10年くらい前に郵政大臣を担当していて、その時に感じた利権構造を改革したいと常々思っていたよう。
だから、首相になってからアメリカの意向でという話をよく聞くけど、そういうのは後付できた話であると思う。
民営化とかそいういうことを小泉さんはしたいと思っていたわけでなくて、単に郵政の利権構造を改革したいと思ってたっぽい。
それを竹中さんに話すと、竹中さんが高橋さんのことを思い出すわけで。
高橋さんは、財務省の業務の中で
「郵便局を民営化させないと、じきに郵貯が破たんすること」
気がついていて、それを竹中さんにも話していたことがあるそうだ。
偶然、小泉首相の意向と現実的な問題が重なっていることに気がついた竹中さんは、高橋さんを呼び出してブレーンとして活動してもらっていくようになるわけで。
メディアの流れは、小泉押しになっていたから忘れがちだったけど、国会や財務省などの行政は荒れに荒れまくっていたらしい。
確かに造反議員って沢山いたもんな。
新聞のほとんども郵政民営化反対の形で押しまくってたらしいけど、なんかあの頃って完全に改革ブームだったよね。
メディアよりも小泉さんのキャラクターが勝っていたんだろうな。
選挙する前には完全に「造反議員」=「悪」という形が民間に刷り込まれていたからなぁ。
高橋さんの著書の中では、あの選挙の時には全くどっちに転ぶか分からないとみんな思っていたそうだ。民間で感じている雰囲気とは全く別の雰囲気が官邸にも行政の中にもあったんだなぁと思い知らされる。
負けたらその為に何か月も籠って作ったシステムも無駄になる思いもあったが、ならなかったらならなかったで、その後の仕事の方のが大変だから、それをしなくて済むならそれもいいかなぁと、なんとも高橋さんらしい言葉が著書に炸裂するんだけど(笑)
まぁ結果、大勝利を収める訳で。
でも、この勝利が気に食わない人たちは沢山いる訳で。
特に既得権益の中にいた財務省の人たちにとっては、この改革は殺人を犯したくなるくらいの憤りになる訳で。
ただ現実史観の中では、このままいったら郵貯が破たんすることは目に見えてる訳で。
結局は、財務省などの役人の既得権益とプライドとかの戦いに過ぎなかったのだと。
そういうわけで、官僚系についている人から聞こえる話では郵政民営化は悪い話しか聞こえてこないようになってる訳で。
今思えば、私が最初に「郵政民営化愚策説」を教えてくれた同級生も元金融庁だったわけで(;^_^A
そりゃ悪口言うわなって感じ。
特に竹中さんは民間大臣だったりするから、余計矢面に立たされるわなって感じ。
で、ユダヤ金融陰謀論っていうのは、結論コミンテルン的立場からのプロバカンダ要素もめっちゃ多いから、この現状が上手く利用されたんだろうなぁって思う。
っていうか、最近ほとほとよく思うんだけど、
この売国奴と呼ばれている
小泉さん、竹中さん、高橋さんの中で
特に高橋さんは権力とかに全く興味がないんだよね(笑)
更に小泉さんもさほどって感じがする。
政治の本を読むと、田中角栄や竹下登の権力の大好きさが分かってホントにひくんだけど。
小泉さんって、自分のやりたいことやったらパッと身を引いたでしょ?
だから、権力にはさほどって感じがする。
自分の中でやりたいことがあれば、それをどうにか実現しようとしてやるけど、興味があるのはその部分のように見える。
よっぽど森元首相とか二階とかのが権力大好きだよね。
だから首相に上り詰めた人という分野の中で考えると、権力志向ではない気がする。
最後は竹中さん。
この3人の中では最も権力臭が好きそうな気がするけど、高橋さんの見解ではそうでもないっぽい。
どうやらただ単にフットワークが軽い人みたいだ。
なんでも首を突っ込みたいという人みたい(笑)。
だから勘違いされやすい。
郵政民営化陰謀論に合わせて、東日本大震災陰謀論の時についても
竹中さんは東日本ハウスの株を買っていたから、震災があることを知っていたというのが定番で流れてる陰謀論なんだけど、
それもどうだろうね。
たまたまの可能性のが高いんじゃないかって最近は思うんだ(;´▽`A``
全部の陰謀論を否定する訳じゃないけど、
竹中さんのことを知れば知るほど、竹中さんごときにそんな大それた情報が落ちてくる訳がないって思えるんだよね(笑)
申し訳ないけど。
ユダヤ金融陰謀論の中では、竹中さんが相当の権力者のように書かれてるんだけど(笑)
事実を読み解くとどうもそうじゃないの。
分かり易い過ぎるキャラクターってことで、プロバカンダを発信している側に体よく使われてしまっているようにしか思えなくなってきた(笑)
ということで、
超売国奴だと言われているこの3人だけど、それ自体がプロバカンダっぽいよね。
それに、郵貯が破たんしてしまう未来が民営化で防げたのだから、B層っていい仕事したと思わない?
郵貯自体が破たんしてまうということ自体がプロバカンダという人は、まずは高橋先生の本を読んだ方がいいよ。
自分が洗脳されていることが分かるから。
次は私が高橋先生を信用する理由について書こうと思います。
「郵政民営化は本当に駄目だったのか」
この疑問の解決にようやくつながったのがこの一冊。
高橋洋一さんが財務省に入所してから退所するまでの25年間を振り返る一冊になっている。
もちろんこの本の大半は郵政民営化のことに割いてあって、あの時の国会や財務省の動きが分かり易く読み取れる。
ユダヤ金融陰謀論にどっぷりはまって抜けられない人にこそ読んでほしい一冊です。
で、分かったこと。
高橋さんは、財務省からの出向という形で小泉政権のブレーンになった訳ではなく、竹中さんとたまたま仲が良かったので手伝いにいくようになったということ。
なんで手伝いにいくようになったかというと、
小泉さんが「郵政改革をしたい」としきりに竹中さんに言っていたから。
小泉さんの郵政改革こそがアメリカの意向だと言われているけど、小泉さんは単に郵政が嫌いだったからというのがどうも正しい(;^_^A
小泉さんは首相になる10年くらい前に郵政大臣を担当していて、その時に感じた利権構造を改革したいと常々思っていたよう。
だから、首相になってからアメリカの意向でという話をよく聞くけど、そういうのは後付できた話であると思う。
民営化とかそいういうことを小泉さんはしたいと思っていたわけでなくて、単に郵政の利権構造を改革したいと思ってたっぽい。
それを竹中さんに話すと、竹中さんが高橋さんのことを思い出すわけで。
高橋さんは、財務省の業務の中で
「郵便局を民営化させないと、じきに郵貯が破たんすること」
気がついていて、それを竹中さんにも話していたことがあるそうだ。
偶然、小泉首相の意向と現実的な問題が重なっていることに気がついた竹中さんは、高橋さんを呼び出してブレーンとして活動してもらっていくようになるわけで。
メディアの流れは、小泉押しになっていたから忘れがちだったけど、国会や財務省などの行政は荒れに荒れまくっていたらしい。
確かに造反議員って沢山いたもんな。
新聞のほとんども郵政民営化反対の形で押しまくってたらしいけど、なんかあの頃って完全に改革ブームだったよね。
メディアよりも小泉さんのキャラクターが勝っていたんだろうな。
選挙する前には完全に「造反議員」=「悪」という形が民間に刷り込まれていたからなぁ。
高橋さんの著書の中では、あの選挙の時には全くどっちに転ぶか分からないとみんな思っていたそうだ。民間で感じている雰囲気とは全く別の雰囲気が官邸にも行政の中にもあったんだなぁと思い知らされる。
負けたらその為に何か月も籠って作ったシステムも無駄になる思いもあったが、ならなかったらならなかったで、その後の仕事の方のが大変だから、それをしなくて済むならそれもいいかなぁと、なんとも高橋さんらしい言葉が著書に炸裂するんだけど(笑)
まぁ結果、大勝利を収める訳で。
でも、この勝利が気に食わない人たちは沢山いる訳で。
特に既得権益の中にいた財務省の人たちにとっては、この改革は殺人を犯したくなるくらいの憤りになる訳で。
ただ現実史観の中では、このままいったら郵貯が破たんすることは目に見えてる訳で。
結局は、財務省などの役人の既得権益とプライドとかの戦いに過ぎなかったのだと。
そういうわけで、官僚系についている人から聞こえる話では郵政民営化は悪い話しか聞こえてこないようになってる訳で。
今思えば、私が最初に「郵政民営化愚策説」を教えてくれた同級生も元金融庁だったわけで(;^_^A
そりゃ悪口言うわなって感じ。
特に竹中さんは民間大臣だったりするから、余計矢面に立たされるわなって感じ。
で、ユダヤ金融陰謀論っていうのは、結論コミンテルン的立場からのプロバカンダ要素もめっちゃ多いから、この現状が上手く利用されたんだろうなぁって思う。
っていうか、最近ほとほとよく思うんだけど、
この売国奴と呼ばれている
小泉さん、竹中さん、高橋さんの中で
特に高橋さんは権力とかに全く興味がないんだよね(笑)
更に小泉さんもさほどって感じがする。
政治の本を読むと、田中角栄や竹下登の権力の大好きさが分かってホントにひくんだけど。
小泉さんって、自分のやりたいことやったらパッと身を引いたでしょ?
だから、権力にはさほどって感じがする。
自分の中でやりたいことがあれば、それをどうにか実現しようとしてやるけど、興味があるのはその部分のように見える。
よっぽど森元首相とか二階とかのが権力大好きだよね。
だから首相に上り詰めた人という分野の中で考えると、権力志向ではない気がする。
最後は竹中さん。
この3人の中では最も権力臭が好きそうな気がするけど、高橋さんの見解ではそうでもないっぽい。
どうやらただ単にフットワークが軽い人みたいだ。
なんでも首を突っ込みたいという人みたい(笑)。
だから勘違いされやすい。
郵政民営化陰謀論に合わせて、東日本大震災陰謀論の時についても
竹中さんは東日本ハウスの株を買っていたから、震災があることを知っていたというのが定番で流れてる陰謀論なんだけど、
それもどうだろうね。
たまたまの可能性のが高いんじゃないかって最近は思うんだ(;´▽`A``
全部の陰謀論を否定する訳じゃないけど、
竹中さんのことを知れば知るほど、竹中さんごときにそんな大それた情報が落ちてくる訳がないって思えるんだよね(笑)
申し訳ないけど。
ユダヤ金融陰謀論の中では、竹中さんが相当の権力者のように書かれてるんだけど(笑)
事実を読み解くとどうもそうじゃないの。
分かり易い過ぎるキャラクターってことで、プロバカンダを発信している側に体よく使われてしまっているようにしか思えなくなってきた(笑)
ということで、
超売国奴だと言われているこの3人だけど、それ自体がプロバカンダっぽいよね。
それに、郵貯が破たんしてしまう未来が民営化で防げたのだから、B層っていい仕事したと思わない?
郵貯自体が破たんしてまうということ自体がプロバカンダという人は、まずは高橋先生の本を読んだ方がいいよ。
自分が洗脳されていることが分かるから。
次は私が高橋先生を信用する理由について書こうと思います。