相変わらず朝日新聞は「植民地」という言葉が大好きなようで、最近は沖縄県に関しても「植民地支配」という言葉を頻繁に使ってる模様。

参考記事→沖縄はどこへ向かうのか 「独立論」も再浮上


今さら、誰も朝日新聞のいう事なんてさして気にしてないと思うのだけど、小さな頃から刷り込まされて続けている「植民地」=「悪」という図式の印象操作からは、きちんと抜け出しておかないとね。


とにかく、日本のメディアは「大日本帝国は植民地支配をした!」と先代の善行を悪行に貶めたいようです。

その為に私たちは、何が植民地支配なのかしっかり認識しておく必要があると思います。


wiki先生にその定義がきちんと書かれてあるので、そこを参考にしますね。

植民地―wikipediaより

様々な情報がここには書かれていますが、一番ポイントとなるなと思うのはここの部分だと思います。

差別・分離政策
帝国主義の時代、植民地では本国とは異なった法律が施行、あるいは便宜の規定のみが施行され、先住民には国籍や市民権が与えられなかったり、国籍を与えても「属領籍」「外地籍」「海外籍」のように本国人とは異なる法的身分に編入され、権利義務について不平等な取扱がなされた(イギリス国民や本項の日本の植民地を参照)。


台湾や朝鮮を植民地にしたと頑なに信じている人は未だに多いと思いますが、日本は植民地ではなく併合を行っています。

台湾や朝鮮のように日本に併合された地域に住む人は、日本人と同じ権利を有し暮らしています。

もちろん本国となる日本列島の住民の方が高い役職についていたことは事実だと思いますが、その権利を本国の住民のみで囲っていた訳でなく、併合した地域に平等の機会が与えられるように努力していました。

このように本来の植民地支配とは全く異なる統治形態を行っていた祖先の努力を「植民地」と呼ぶのは如何なものでしょう。


そして、今もなお沖縄県が植民地支配されているなんていうあまりに偏った報道が横行するのは如何なものでしょう。

沖縄県民には市民権がないのでしょうか。

沖縄県民は未だに外地籍でしょうか。(参考記事→沖縄返還

もし、植民地というのであれば、アメリカに併合されていた1952年4月28日から1972年(昭和47年)5月15日までを指すのが妥当でしょう。

しかもそれは日本の植民地ではなく、アメリカのね。

今の沖縄県は47都道府県の一部であり、日本であり、同様の権利を有する民が存在する地域であり、間違っても「植民地」などといった過剰な表現を使い民意を誘導することは許されないことのはずです。

こんなことばっかりしてるから、百田先生に言われるんですよ(笑)



百田尚樹氏「沖縄の新聞はつぶせ」自民勉強会で暴言連発(沖縄タイムズ)


義務教育の中できっちり「植民地」と「併合」の違いを学ぶべきところだと心底思うのですが、私たちはただ単に「支配された場所」とかの意として植民地を理解しているので、併合との違いが分からないまま大人になります。
更に「悪」を強調したイメージだけでここを読み取るように指導されます。


そして、こういう植え付けられたイメージを悪用するメディアがいます。

気を付けましょう♪


ちなみに、「安倍は独裁政治」って言葉も頻繁に見かけますよね(笑)


独裁政治なら、選挙は執行されません。

今の状況がそもそも独裁政治の定義にものらないことをきちんと把握しておきましょう。



メディアは定義とは全く異なっていても「植民地」とか「独裁政治」などの悪印象を植え付ける言葉を使って、現行政治の在り方を根本的に歪めます。


自分たちが言葉の定義をきちんと理解して、現実をしっかり見ていればそういう言葉に情動は揺さぶられなくなります。

大事なのはメディアの悪質な言葉の印象に自分たちが踊らされないことです。

気を付けていきましょう♪