先に言っておくと、政治的なことを理解する以前から私は辻本清美が嫌いだった。


理由ははっきりしない。

ただただ、まず彼女が持ち合わせるイメージが好きではない。


これね!



はっきり言って、彼女のイメージってこれに尽きる。

なんか噛み付く。

なんか矛盾してる。

いつもムキになってる。

そして、なんか嫌い。好きにはなれない。


政治に関する理解度が増えた今、今一度彼女の言葉を見直すと、やっぱり矛盾に溢れていると思うけど。






ネットでは在日とか売国奴とか言われまくってて、勝手に私も在日なんだろうなと思っていたけど、意外にそうではない。


私はある書籍がきっかけで、彼女の見方が変わった。

元民主党議員で精神科医をされている水島広子さんが書いた

「国会議員を精神分析する~ヘンな人が生き残る理由~」

がきっかけで。






この本をエゴの観点で読み解くと、めちゃくちゃ面白くって、どのようにして国会議員のエゴが増大していくのかが詳細に語られている。

色んなパターンの国会議員を水島さんは観察されていて、もちろん辻本さんのようなタイプも悪く書かれるのであろうと思っていたら、違った。


彼女の評価は「めちゃくちゃ頑張り屋さん」だった。


その評価に驚いて、今一度そのような視点で彼女を眺め直したら…………。



あぁぁぁぁぁ~ただ、愛国の為にムキになっていて周りが見えていないんだなぁと思った。


ちなみに彼女は在日ではないらしい。だけど、彼女はもの凄い強い自虐史観を持っていることも分かった。


それを顕著に表すような言葉を国会答弁の中でいったことがあるそうだ。


「私は日本人でいたくない。地球人になりたい。」

(これは黄文雄さんの本の中で書かれていた言葉で、今手元にその本がないため、ニュアンスだけを書いてます。正式な内容とは少し違うかもしれません)



わぁぁぁぁぁぁぁヽ(;´ω`)ノ

スピ系にありがちなフレーズ!!!!!!!



しかも、調べてみてみて分かった。

彼女はピースボートの創始者だったんだよね。


あの都内の居酒屋のトイレに入ると大概見るあれ!あのポスターのピースボート。





都内で働いてた頃、日常放り出して行けるものなら行ってみたいと何度トイレの中で思っただろうか……。

もちろん、あの頃はピースボートが極左だなんて気がついてないし、平和貢献できるっていう言葉には響くものがあった。


で、当の辻本清美さんも、この行為が極左に走っているっていう実感が全然ないんだと思うんだ。

山本太郎さんと同じ。


愛国心で突っ走った挙句、極左に走り「仇」となる。


この病気なんて命名しよう。


無自覚極左症候群とでもしておこうかな。

太郎病の方が分かりやすいかもしれないけど……やっぱりそこまではやめておこう。



結局、戦後教育を受けたうちらは、かなりイタイ感じなんだよね。


まず、日本に対する明確な定義を持ち合わせていない上に、「良くない国」「良くない人が牛耳ってる国」というネガティブなイメージがある。

更に、「みんなと仲良くすることで、平和につながる」と思い込んでいる。


もちろん仲良くすることは大事なこと。

逆に無邪気にそんなことができるのは日本人くらいだ。

だから、ピースボートのような発想が浮かんでくる。



だけど、私たちは大事なことを忘れている。


さっき、「無邪気にそんなこと(仲良くする)ができるのは日本人くらいだ」って書いたけど、

どうやら本当にそれはその通りで、


日本以外の国は、そんなこと全く思ってないんだよね。

全く思っていないことを無視して、「仲良くなりましょ~」「仲良くなったら平和になりますよ~」

って言ってるだけの無邪気は、いつの間にかそうは思わない人に取り込まれるようになる。



日本人の政治へ具体的な意識目覚めの多くは、原発事故によって開かれたと思ってる。

すると、反原発を掲げている人が「真の愛国者」に見える。

ホント、原発件に関しての対応は一貫性がなくズタズタだから、そう思う人がいても仕方ない。


だけど、なぜか「反原発」を掲げているのは、元々「極左団体」なんだ。

私も反原発だし、絶対にここに関しては、極左であろうと大概の意見は一致する。

でも、本当の意味で一致できるのはここだけなんだ。


そして、冷静に彼らの行動を見てれば、虎視眈々と如何に日本を滅ぼすかということを企んでいる。


私が懸念しているのはそこで、「反原発」=「愛国者」ということで支持しているうちに、なぜか本来平和に導く願いすら、矛盾した言動に導かれていく。


そこはきちんと気がついた方がいいかなと。


ここに気がつけなければ、無自覚極左症候群は加熱していくばかり。


そして、自分の国のことや世界の状況を見もせず「平和を語ること」は、やっぱりお花畑だ。


しかも、平和を語りたがる人に限って、自虐史観が強くなってしまうのも特徴的だと思う。


なぜなら、そう語るということは、彼女の目に見える日常は「平和でない」という証だから。




そして、彼女を観察し直して今一度気がついたこと。


「なんとなく嫌い」

は、やっぱり

「自分を内包している」

ということだ。


エゴはやっぱり嘘をつかない。

気がつきたくない自分の一部を見た時に、嫌悪感を抱かせる。

ただ、その明確な理由は分からない。


そして、彼女の言動から、無知のまま平和を愛する危険性を感じた。

特に日本人の場合は、平和を願うあまり、彼女と同じように

「日本人でいたくない。地球人になりたい」

 という妄想を抱え込む。


この傾向は多くの、スピリチュアルリストに見られる傾向である。

この妄想がどれほど危険か、いずれ書こうと思う。



 


ちなみに「日本人でいたくない」という自虐史観を外した名言をし続けている元国会議員で首相もいる。


鳩山由紀夫だ。

「僕は宇宙人だから」


ということで、クリミアに行ってしまった謎の人。


本当に勘弁して欲しい。


だけど、相手の立ち位置、自分の立ち位置を見失い、「人類みな兄弟」と言わんばかりの形で「友愛」言動をすると、

本人が思う「友愛」こそが、超仇になる。



この足元を見ない「宇宙人感覚」はスピリチュアルにありがちな行動パターンだ。


なんで、スピリチュアル団体などの宇宙史観が強い団体の中で、揉め事が耐えないかというと、みんな鳩山だからだ。

自分の足元、相手の立ち位置が見えてないから起こるんだ。




ということで、まとめ


戦後教育後遺症⑦

みんなと仲良くすれば、平和になると思ってる誇大妄想