本日は『水』をテーマに考えてみたいと思います。

皆さんはコーヒーを入れる際、お水はどうされていますか?
気にされています?
それとも気にされていませんか?

私は今まで、普通に水道水を沸かして利用していたんですね。

…と言うのは、某珈琲豆ショップのマスターに以前、聞いた事があったんです。
『水はミネラルウォーターが良いのでしょうか?』と…

そしたら、そのマスターは沸かして使うのなら問題ないと思うよ…と教えて下さったんですね。

と言うわけで、水道水を3分ほど煮沸して、若干温度を落として(85~90℃くらい)
淹れて、飲んでたんですね。

日本の浄水技術は優れていますので
基本的には水道水でも十分な状態ですが、塩素を抜くために
やはり、煮沸時間を取った方が良いとのことなのです。


さて、水は皆さんご存知の通り、
『硬水』と『軟水』に分けられます。

ミネラル分の含有量によって分けられるわけですが、

『硬水』だとカルシウムイオン、マグネシウムイオンの含有量が高いもの。
『軟水』だとその反対で、これらの含有量が少ない物になります。


珈琲を硬水で淹れると苦味が活きる味に、
軟水で淹れるとマイルドで酸味が活きる味になると言われています。



さて…話を戻しますが、
我が家では、つい1年前までは水道水を煮沸して珈琲を淹れていました。

それでも、豆が良ければ、十分美味しい珈琲を淹れられると思っていたんですね。

ですが、1年前から、ひょんなことからミネラルウォーターを購入し始めました。

水

こちらは富士の湧水というもの。
軟水のミネラルウォーターです。

そんなわけで、水道水からミネラルウォーターに変更。
楽しみに、淹れてみたわけです!

さて…興味ある味の方ですが…

全体的に、淹れる珈琲のまろやかさや、柔らかな味、風味が
うまく引き出せているような感じになりました。

微妙な違いなんですが、やっぱり我が家の水道水の煮沸と比べると
味が異なります。

適度なミネラル分の軟水は、珈琲豆の持つ繊細な味を引き出してくれると思います。


以前、美味しい珈琲を出してくれる喫茶店のマスターに水の話を聞いたところ、
ちょうど浄水器の話になり…

面白い事に、高価な性能の良い(濾過機能の高い)浄水器のろ過したお水と
そこそこの(家庭用の)値段の浄水器のろ過したお水、
その両方のお水で、それぞれ同じ環境で珈琲を淹れてお客さんに出してみたそうです。

そうすると…
性能の良い浄水器のお水よりも、そこそこの値段の浄水器の方が
お客さんから好評だったとのこと。

やはり、必要なミネラル分もすべて取り除いてしまうと、
それはそれで、珈琲としては味気ない?要素の一つになってしまうのかもしれませんね。


そんなわけで…
水は水道水でも十分なお味の珈琲は抽出できる
(ただし、煮沸時間をしっかり取ることと、淹れる際の温度を適切にすることが必要)

けれども、
軟水のミネラルウォーターは、水道水よりもより、マイルドで繊細な味を楽しむことができる!

…という結論に只今の所、至っております(笑)


皆さまはいかがお考えでしょうか?(^^)


ちなみに、我が家のお水はこちらです↓

安心安全のウォーターサーバー「富士の湧水」