ようやく 寒さの感じられる季節になってきました。例年よりずいぶんと暖かな秋だったと

 

感じています。ふらりと外へ出て、道をぶらぶらと歩いていきました。違う町の違う景色、違う

 

風が吹いていきます。しばらく歩き続けると交差点に差し掛かりました。「六道」と書いてあり

 

ます。そういえば京都の方だったかな「六道の辻」という場所があった気がして思わず立ち止ま

 

りました。辻とは交差する道のこと、それならここも六道の辻なのかも。六道は、単なる分か

 

れ道かもしれないし、京都のように意味の込められた由来のある名前なのかが気になりはじめま

 

した。

 

 「六道」と聞いて思い浮かぶのは仏教でいう六道輪廻です。人間が死後行くはずの六つの道。

 

生きていた時の罪状に応じた道がそれぞれに用意されているとする考え方ですね。

 

地獄道 餓鬼道 畜生道 修羅道 人間道 天道 の六つの世界を何度も生まれ変わると

 

言われています。そして悟りを開いたとき苦しい輪廻の世界を脱して(解脱)涅槃に至る

 

(極楽浄土に行く)事ができるのだそうです。   

 

 この「六道の辻」も、もしかしたらその昔、そんなこの世とあの世の分かれみちと考えられて

 

いたのかも知れないと思いながらどちらの方角に行くのがよいのか迷います。冥界の入口があっ

 

とするなら恐ろしくもあったことでしょう。しかし道沿いを行けば安堵にいざなわれる場所も

 

あるようです。各地に沢山見受けられる「六地蔵」という地名などその代表的なものですね。

 

 「六地蔵」の「六」は「六道」の「六」でもあるのです。 「六道」に行って苦しむ死者を救

 

うためにつかわされるのが六体のお地蔵様ということです。死後も私達を見守ってくださるので

 

すね。「六道」の交差点でそんなことを考えました。

 

  道歩きは色々なことを体験できたりまた、町や村の歴史を思い描いたり、樹齢何百年という

 

ような巨木に巡り合えたり一人で歩いていてもたくさんの収穫があって健康にもよいです。

 

時には、道端の草花の名前をとうりすがった方から尋ねられたり、スマホで一緒に調べてみたり

 

することもあります。そんな時は、とても楽しいです。

 

 

秋を満喫しながら、できるだけ沢山、歩いてみたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開運館E&E12月出演予定 

  

   

  開運館E&E  京王八王子ショッピングセンター鑑定所 9階   

            午後19時までにお入り下さい          

           

 

   12月5日(火)  12月12日(火)    12月19日(火)  12月26日(火)

  

   12月7日(木)   12月14日(木)   12月21日(木)  12月28日(木)  

 

   12月8日(金)      12月15日(金)      12月22日(金)    12月29日(金)   

 

     第一金曜日は常時休演です。