なんだかなぁ。 | はるたろうのブログ

はるたろうのブログ

特別養子縁組で家族に…

今日行ってきた、助産師集会。

講師の先生は小児科医師でした。

助産師さんたちに交じり元看護師の私も参加させていただきました、

前半は里親制度と養子縁組み制度の概要説明。後半は今までに病院で体験した事例を元にしたはなしでした。

どうも、民間の斡旋団体にあまりいい印象を持ってない感じが言葉の節々に見えかくれしてました。

事例は3例、民間団体斡旋2例と児童相談所委託が1例。児童相談所の例は乳児院に入り1年後に実親さんが引き取ったという症例でした。

施設養護より家庭養護へ児童福祉法改正案が可決・成立した後でもあり、かなり期待を持って参加した研修でした。

けれども、『里親』と『養親』の使い分けもあれっ?って感じ。全体的にアンチ民間なイメージを受けました。

多分研修会の趣旨としては、望まない妊娠をした妊婦の場合、マニュアル通りにはいかないし、今後もマニュアル化できるようなことはなく各々で細かな確認が必要だよ。ってことでした。関わる斡旋団体によっても違ってくるし。

民間団体の場合は養親さんに主体をおいた斡旋事業なのではないかと講師の先生はおっしゃっていました。



ここも、わたしの感覚とはかけ離れていました。

特別養子縁組みをのぞむ私としては、斡旋団体にも色々なところがあることも重々承知してます。ホームページを見て憤りを覚えるような団体もあります。

でも、私が説明会に参加させていただいた団体は両方とも、産まれてきた子供のことを一番に考えて活動されています。

説明会で口すっぱく言われる事は子供を守るための制度であり養親さんのための制度ではないですよってことです。

私たちもそれをしっかり確認したうえで前に進みます。


性別や国籍、障害の有無で児を選ばない。縁を大切に産まれてきてくれた命を大切に。



それでも、性別を選べる、養親さんがお金を出すなら「人身売買」という声も会場からは出ていました。

なんだか悲しくなってしまって。。。


私の周りの特別養子縁組を希望する方は自分たちが子供を待ち望むと言うことは、実親に育ててもらえない児童の誕生を待ち望むことにならないかと葛藤している方が多いです。



なかなか私にとってはスッキリしない悶々とした研修でしたが、でも、おかげで自分の気持ちの再確認はできたと思います。

あとは面接の結果がどうなるかぁぁぁぁ。待ちます。