８月の読書記録その４です。
上から順に・・・
先日この方の作品を１冊読んで気になっていたところ、
群馬東京旅の途中で表紙が綺麗なこの御本を発見したので入手して、
そのままアニイライブの物販列に並びながら読みました( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
１時間くらい並んだのでその間に読み終えてしまいましたが、「冬至の日にだけひとを食べる魔物」に食べられないよう、魔物に次々と物語を語って聞かせるというこれぞファンタジーな感じのお話で面白かったです。
年に１回だけならだいぶ良心的な魔物だなと思いますし、魔物さんの方にもかなりの葛藤があって切なかったです。
そして、旅の途中に読んだ本だったり、ライブの前や物販待ちの間に読んだ本というのは、自宅で読むのとはまた違って、読んでいる時の空気感も一緒に記憶に残る気がします。
昨年、９月に異空-IZORA-FINALOで高崎におじゃまして、駅で最初に発売になったばかりの京極さんの御本を買って、音楽センターの前で物販列に並びながら読んだり、会場に入ってから読んだりしましたが（れんがのような厚みだったので、流石に旅の間には読み終えられませんでしたが）、そのおかげで、あの日の暑さや、音楽センターの客席の天井にはしっている稲妻のような照明のことを今もしっかり覚えています。
以前に書店の方がいんすたで紹介されているのを拝見して、
表紙の可愛らしさに惹かれて
ぜひとも読んでみたいと思っていました。
これも、先日の旅の途中に大きな書店で発見して購入しました。
装丁と帯だけ見て、てっきり、リーピチープのように高潔なねずみの騎士が、傭兵を辞めてカフェを開く話だと思っていたのですが、読み始めたらねずみさんはなかなか出てこず、カフェを始める元傭兵さんも全然ちがう方だったのでびっくりしました（笑）
しかし、ちゃんとねずみさんは中盤から登場して、期待通りの一生賢明な愛らしさに溢れておられましたし、傭兵さんのことが秘されていたおかげでより楽しく読むことができました。
ぼろぼろの馬小屋をリノベーションしたり、メニューを考えたり、困ったお客さんに対応したり、地元とのいざこざがあったりと、登場するのがドワーフだったりねずみさんだったりしますが、カフェを新たに始めるということがとても堅実に描かれているので、カフェの様子がすごく具体的に想像できて、おじゃましてみたくなりました( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
この方の今出ている作品はだいたい読み終えたかなと思っていたのですが、まだ読んだことのない作品がぽんと図書館のおすすめコーナーに置かれているのを発見して読んでみました。
温泉やコーヒーハウスや大きな図書室までついているクラシックホテルに住んでいる作家さんのお話で、その方は妖が見えたり、そのホテルには幽霊や未来から来たみなさんも訪れたりとファンタジー要素もたっぷりで、シャイニングのような雰囲気も感じられたりして面白かったです。
しかし図書館にあるのはシリーズの途中の２冊だけだったようなので、シリーズの他の作品も探してみたくなりました。
そして、デパートや劇場は、たくさんのひとが集まってひとときの非日常を味わう場所なので、敢えてぴかぴかの陽気な場所ではなく陰の気で安らぎ夢をみることができるように設計されていたりする・・・という話が印象深かったです。
今までおじゃましたホールで一番個性的なのはやはり群馬の音楽センターかなと思いますが、大阪のフェスティバルホールの大きな赤い正面階段や、ホール前のキラキラの通路も大好きです。
安全や快適さだけでなく、そういう想いも込めて設計されているのだとしたら、なんだか魔法を編んでいるようですね・・・・と思いを馳せてしまいました。
３の御本と一緒に借りてきました。
いざという時に災厄を払う一族のお話で、戦でばらばらになって行方がわからないひともいたり、いろいろ気になる設定があったのですが、これはシリーズものの続きだったようで、いまいち入り込めないまま読み終えてしまいました。
一族の中には、猫になったりするひともいるのですが、猫中の記憶はないというのが面白かったです（///・へ・///）ふーむ・・
毎年楽しみにしているガイドブックです。
来年のラインナップについては、質感や細かいところまではなかなかわからないのでサイトで確認していますが、
いろんな方の使い方が紹介されていたり、
完成するまでの工程を知るのが面白いなと思います。
今年は、本物の博士の方やプロレスラーさん、新聞記者さんなど、気になる職業の方の手帳の使い方が紹介されていたり、学校みんなで使っている例もあったり、面白く拝見しました(*´艸｀*)
おまけ
画像は、楽しみにしていたホットなシェフの新作を早速味わいましたです。
ごはんの量がちょっと多かったですが、お肉が柔らかくてたいへん美味しかったです(*´艸｀*)
本日のばくちく小ねた
