母ならだれもが子供の行く末を心配するもの、
小学生だろうが、大学生になろうが
口出しはしてしまいます。
アドラー心理学の
「課題の分離」という考え方があります。
人間関係のトラブルが起きた時にそれは自分の課題
なのか他人の課題なのかを切り分けて考えるというもの
「親子こそ課題の分離が大切である」とアドラーはいいます。
アドラーの教え
「嫌われる勇気」の本には
子どもとの関係に悩んでいる親は、
「子どもこそ我が人生」だと考えてしまいがちです。
要するに、子どもの課題までも自分の課題だと
思って抱え込んでいる。
いつも子どものことばかり考えて、気がついたときには
人生から「わたし」が消えている。
わたしも、息子の不登校のときは
自分のどこがいけなかったのか…
考え責めていました。
先日、久しぶりにお友達とランチをしたときに、
こんな悩みをつぶやいていました。
「うちの大学生の息子は、いつも家にいて…
なにをしているのか、なにを考えているのか…
少しもわからない。」
大学によって違いはあると思いますが、
うちの息子も、いつ学校いくのかな?という感じで
家にいたり、バイトに行ったり、リモート授業だったり
よくわからないです。
友人も、そんな息子の将来を考えると、
心配で、不安になります。
解ります…
そんなことしていては単位がとれないのでは?
お友達を作ってどこかに出かけるとか?などなど…
愛があるからこそ、口出ししたくなるもの。
そして、息子さんが言った言葉
「いつも家にいてうっとおしいと思っているんだろう!
ひとりになれる時間がないって、思ってるんだろ!」
そんなつもりないのに…と
泣きたくなります。
母は、愛があるからこそ、
子どもの状況に介入しない、「これは子どもの課題」
と考える。
親が変わることで、子どもは今後どうするのか
「自分の課題」として考えざるを得なくなる。
友人は、悩みを打ち明けるだけでも、気が楽になった
といいました。
なかなか直面する悩みに、考え方を切り替えるのは
すぐには難しいです。
一人ではないということ、ちょっと励ましがほしいとき
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