MHJ『通関士試験合格ハンドブック』のレビュー
先週の日曜日、〆切の1週間前に、やっと、1月にTwitterの出版30周年キャンペーンで頂いていた通関士試験の参考書のレビューを提出する事ができました
指定字数は400字以上でしたが、勢い余って(?)3倍以上書いてしまいました...
せっかく頑張って書いたので、記念すべき(?)こちらのブログの初記事として投稿します
提出した参考書のレビュー
私は、去年の通関士試験に合格していますが、以前に、あるセミナーで、推薦図書の一つに本書が紹介されていて気になっていた為、こちらのキャンペーンに応募しました。下記、本書を実際に使ってみて、特に良かった点と改善を望む点をレビューします。
<1.特に実用的だったところ>
(※4大特典について)
(動画)
・本書の使い方や、学習項目の概要説明があって、最初に視聴すると、全体像を掴みやすい
・本書とのページ対応が記載されていて、本を見ながら視聴しやすい
(※一部、ページ対応が分かりにくい箇所あり)
・片山先生自らご説明されていて、親近感と共にモチベーションUPに効果的
(模試)
・過去問に忠実な良問が多く、難易度も丁度良かった
・各社の公開模試に匹敵する質であり、学習事項の定着確認の他、過去問や他の模試に加えて演習量を補うのに最適
(私は去年の直前期に、巻末模試を目当てに本書の購入を検討していました)
(貨物分類カード)
・話題になった(?)人造コランダムがしっかり38類に入っているなど、最新の傾向が網羅されている
・カラフルなイラストで、初めてでも楽しく覚えられそう(第15部は個人的に覚えづらいが、イラストで分かりやすい
)
・重要な注釈や過去の出題例も付いている
(別冊の「一問一答チェック」)
・頻出ポイントがコンパクトにまとまっていて、外出先での学習に便利そう
(※その他、本書全体について)
・文字が比較的大きめで読みやすい
・重要度がランク付けされている(目次を見ながら、優先的に学習可能)
・赤セルシートで、穴埋め対策しながら覚えられる(赤文字の下の下線のお陰で穴埋めしやすい)
・細かくQ&Aチェック(や計算問題)が配置されていて、アウトプット重視で学習しやすい
(→個人的には、Q&Aを中心に学習計画を立てるので、目次のQ&Aを目立たせて採番して貰えるとありがたいかも)
・「ココがねらわれる!」で頻出ポイントを押さえやすい
・「!学習のポイント」で、重要な点が一目で分かり、復習の際も項目に沿って記憶の定着を確認しやすい
・図解が豊富で分かりやすい
****************************
<2.改善を望むところ>
(別冊の「一問一答チェック」)
・取り外しにくい(というか、外れない…?)
・通関実務科目の要素、例えば、貨物分類(含まれる/含まれない)や、課税価格の加算・不加算の是非に関する問題を入れてほしい
(←貨物分類カードにも入っているが、別冊としてまとまっていると便利かも)
(模試)
・特典の「貨物分類カード」のように、問題・解答共に、紙面ではなく、パスワード制でデータ提供にして貰えると、自宅でスキャンする手間が省けてよい(←ここ大事)
(本が分厚くて、解きにくい上、何度も解く為、直接は書き込めない為。また、関税率表などは字が小さめの為、拡大コピーする場合がある為)
・欲を言えば、マークシートもあるとなおよい
(本の分厚さ)
・分冊できる仕様だと素晴らしく使い勝手がいいと思う(←市販の教材の悩みどころ…)
・特に、分量の多い関税法等の分野は、3等分程度に分割できると大変ありがたい
(目次や索引も分冊本ごとにあるとよい)
(※独学で学習していた方の中には、力業で分割した方もいたようですが、元々分冊仕様だと、かなりユーザーフレンドリーかなと思います!)
**************************
以上です。ちなみに私は模試から解きましたが、とてもよい復習になりました
通関士試験合格者で、学習事項を忘れかけている方の学び直しにもお薦めだと思います
さいごに独り言💭
この最後のポイント私見ですが、分冊化は、みんなの渇望ポイントでは
MHJさん、片山先生、ぜひ期待しています
ちなみに先日解いた巻末模試、まだ採点していないので、次回はこちらの結果について書きたいと思います
さて、結果はいかに...!?