第六十八話「カスミ草と百合」 | 銀魂☆VOCALOID☆FAIRY TAIL☆夢小説

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忙しいのでコメント返信はほぼ無い物と思って下さい。
ちゃんと見ていますのでご安心を。

女「いつもありがとうございます、由梨さん。
今日もカスミ草でいいですか?」

由梨「あ、今日は百合の花も入れてもらっていいですか?」

女「?構いませんよ」

馴れた手つきでブーケにしていく店員さん。

そして出来たブーケを貰って、私は代金を払った。

すると包装された箱を貰った。

由梨「これは?」

女「いつも来て下さってるお礼です。
由梨さんって確かチョコレートお好きでしたよね?
異国まで旅行に行った時に買ってきたんですよ。
由梨さんに前にお話していた
世界トップショコラティエのチョコレートです」

由梨「いいですか!?」

女「はい(*^_^*)」

これは味わい過ぎて飲み込むのに時間がかかるぞ!←

由梨「また来ますね!」



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山奥の華崎家の別荘まで来た。

ここは父が持っていた別荘の一つで、
遺産を相続した時に私の物になった。

玄関を開けて二階に上がり、
目的の部屋の鍵を開けた。

ガチャッ…





由梨「お姉ちゃん!!」

チョコレートを机に置いて、
ブーケをお姉ちゃんに見せるように持った。

由梨「誕生日おめでとう!!
今日で28歳だよね?
店員さんに頼んで今日はね、
カスミ草と百合のブーケ作って貰ったんだよ!
綺麗でしょ?今花瓶に入れるね!」

花瓶から少し萎れ気味のカスミ草を取り出して
ゴミ箱に捨てた。

花瓶の水を洗面台で捨てて水を入れた。

そしてブーケから取り出した花束を
花瓶に入れれば一気に華やかになった。

由梨「今日は一杯やる事があるね。
体拭いて、食事したら…
新しいアロマオイル買ったから、
その匂いを嗅ぎながらクラシックでも聞こう?
後、お姉ちゃんが大好きなドラマも!
いつも以上にお話もするし、今日は私もここに泊まるし、
とっても楽しい一日になるわ!!」














相変わらずお姉ちゃんからは何の返事も無かった。



管で機械に繋がれたまま、ただただ眠っていた。



折角のお姉ちゃんの誕生日なんだから
元気な笑顔のお姉ちゃんと過ごしたかった。



でもお姉ちゃんの口元が少し緩んだ気がした。