3人目の妊娠は今のところすこぶる順調です☺️
いろいろな検査を受けて、唯一引っかかった項目がフェリチンでした。
フェ…?フェリチン?なんじゃそれー!
ということで少し調べてみました💡
簡単に言うと鉄分不足です☝️
鉄と言っても、体内の鉄は60~70%がヘモグロビンとして、残り20~30%はフェリチン(貯蔵鉄)という形でストックされています。月経による出血等で体内の鉄が失われると、まずは生命活動を維持するために重要なヘモグロビンの鉄を維持することを優先し、貯蔵鉄であるフェリチンの鉄が最初に消費されます。さらに毎月の月経によって徐々に鉄が失われていき、失われた分の鉄が補充されない状態が続けば、ヘモグロビン値は正常でもフェリチンが低いといういわゆる”隠れ貧血”と呼ばれる状態に陥ります。卵子の老化を抑制する抗酸化酵素が働くためには鉄が必要です。そのためフェリチン値が低い(貯蔵鉄量が少ない=隠れ貧血)方では、卵子の質が悪くなり、妊娠しにくくなります。妊活中の方では常時血中フェリチンを50ng/ml程度以上に維持した方がよいと考えられています。(*1)また、フェリチンが40以下の女性は妊娠しても流産率が高い相関関係にあるかもしれません(*2)着床にも効果があると言われています。両角レディースでは、断定的なことは言えないと締め括られてましたが、統計結果を見る限りだと私は相関関係にあると思います。
不妊治療だけでなく、妊娠中も必要で、妊娠初期の1日の鉄の推奨量は9mgですが、妊娠後期は16mg、つまり通常よりも、かなり多くの量が必要になることから(*3)
妊娠初期の検査ではパスしたのに、私が後期になって検査で指摘されることになったのだと思います💡
簡単に言えば、不妊治療中も着床後妊娠継続中も鉄のサプリは絶対必要だと言うこと💡
でも、鉄サプリはわりかし飲んでいたのに、、、?
実はこの鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄があるようです。
消化管からの吸収率では、ヘム鉄は非ヘム鉄の5~6倍(日本人のデータでは、ヘム鉄25%VS非ヘム鉄5%)と言われています。
また消化管への影響では、非ヘム鉄は細胞内に取り込まれる際に、3価から2価への鉄となるのですが、この2価のむき出しの鉄が「むかつき」の原因となります。
この医療機関における保険診療で処方可能な経口鉄剤はほとんどが「非ヘム鉄」なのです。つまり吸収が悪く、胃腸障害をきたしやすいものしか、医療機関では処方できないのです。
結局のところ、健康保険を使えば比較的安く済みますが、「非ヘム鉄」なので飲めない方もいます。
市販のサプリを買えば簡単に「ヘム鉄」が手に入りますが、治療に使う高用量を摂ろうとするとお値段は高くなります。(*4)
私は採卵期は医師処方の妊活用サプリ、着床してからは市販のサプリを飲んでいましたが、妊娠後の摂取量を見ると今回治療で処方された鉄剤(非ヘム鉄)(*5)には遥かに足りていませんでした。
市販のサプリの1日の目安量の4〜5倍くらいとらなくてはならなかったようです💦😅私が摂取していた量じゃ、日常使うヘモグロビンの方に使われ、フェリチン(貯蔵鉄)には全く効果がなかったようです。
早産や胎児発達にも関わる項目なので、心配な方は産婦人科でフェリチンについて検査してみてください💡
※鉄の検査についてはヘモグロビンの検査とフェリチンの検査の両方があるため、どちらも必ず受けてくださいね💡(私のようにヘモグロビン◎フェリチン❌❌❌の可能性があります😂)
ちなみにリオナの錠剤1ヶ月で4.1→25.4に上がりました😃
(*1)佐久平エンゼルクリニック
https://www.sakudaira-angel-clinic.jp/contents/infertility/1235/
(*2)両角レディースクリニック
https://ameblo.jp/kazutom/entry-12698754970.html
県立広島病院生殖科
https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=1087943195017965&id=163927714086189&locale=hi_IN
(*3)エレビット
https://www.elevit.jp/nutrition/folic-acid/iron/
(*4)みぞぐちクリニック
https://mizoguchi-clinic-mega.jp/blog/clinic/421
(*5)大濠パーククリニック
http://www.ohori-pc.jp/2021/04/11/⭐%EF%B8%8F-40/