うちの子でなくなったマサル | ゆりべーのブログ

ゆりべーのブログ

世界で1番 矢野が好き

マサルを待っていたわけではない

新潟の選手バスがスワンに入って

次に長崎の選手バスがきた

さっきと違うところに

1人立っていた

カーブで減速したバス

ふっと顔を上げた

飛び込んできたのは

加藤大

マサルだった

私を見つけたんだろう

あのいつもの

ニッカていう顔になり

ぺこりしてくれた

覚えていてくれたんだなー

嬉しかった

 

試合にマサルは出なかったが

 

 

帰り道

あ!

長崎の選手バス

信号待ちで

前で止まった

あ!

マサル

つい

ぴょこぴょこ

跳ねてしまう

数秒前に止まったんだ

手を振ってくれたマサル

笑った

たぶん

私がおかしかったんだろう

勝てなかった長崎のバスの中で

笑うことになってしまったね

ごめん

 

忘れないでいてくれて

ありがとうマサル

 

私は何年

マサルの幕を

張っていたんだろう

 

もう

うちの子でなくなったマサルだった