お盆に寄せて~菩薩に一番近い場所 高野山~
高野山のシンボル 根本大塔以前から、高野山に行ってみたいと思っていました。実を言うと10年以上前に、会社の慰安旅行(←死語)で一度、行ったことがあるのです。その時は会社の貸し切り観光バスで、すっごく険しい山道をバーっと登って、どこかの宿坊で精進料理を、ささっと食べて、それから「奥の院」という墓所をざっくり見学した、という記憶です。ほんと、ざっくりした思い出です。けれど、なぜか鮮明に記憶に残っているのです。ところで、今年は久しぶりに東南が吉方位となりました。とはいえ私自身の東南の大吉方位は、今年の5月が最後となります。5月ならいつでもOKというわけではなく、行くなら年×月×日の三つの盤が揃うグランドワンピースを狙いたいところ。そこで算出したら、GWど真ん中にありました!しかも自宅からみて東南の方角に、高野山はどんぴしゃだったのです。そうだ、高野山へ行こう♪それがGW突入2週間前の話。そんな近々で宿泊先を予約できるのか、という話ですが、これが予約できちゃったんだな。しかも最後の一部屋。私、呼ばれてた、と思う。そんなこんなでGW真っ只中、行って参りました、高野山♪高野山へは、最寄りの高野山駅で降りて、さらにそこからバスかタクシーで20分ほど移動となります。ちなみに高野山までの道は徒歩でのアクセスは禁止されています。徒歩が禁止されている理由は、バスに乗ってすぐに理解できました。秘境です。そして危険です。昼間はまだいいものの、街灯がないので夜になれば真っ暗。ところどころガードレールがないところもあります。右は険しい山肌、左は目もくらむような断崖。高野山は弘法大師とゆかいな仲間たちが作ったそうですが、なぜこのような辺境地に寺院都市を作ろうと思ったのか不思議です。ところが、ですよ。突如として、街が表れるわけです。そこには人が大勢いるし、お坊さんも歩いています。コンビニも普通にあります。カフェもあります。ここは桃源郷か!本気で思いました。ところで高野山は、標高900メートルの山の頂きに作られた寺院都市の総称です。高野山という山は実はないのだそう@明日から役に立たない豆知識こんな風に西の大門から金剛峰寺(こんごうふじでら)までの東西1キロのエリアがメインです。ちなみに以前、行った奥の院は、このメインエリアから3キロ弱、東に行ったところにあります。歩いていけないこともありませんが、巡回バスを利用するのがお勧めです。高野山駅のバスには二つの行先があって、一つは奥の院行、もう一つは大門行です。どちらに乗ればいいのか迷ってしまいますが、私のお勧めは大門行です。理由は二つあります。一つは9割の人は奥の院行に乗車するからです。必然的に大門行はガラガラ。高野山は東西数キロのエリアなので、大門と奥の院は一本道でつながっています。つまり西から攻めるか東から攻めるか、の違いなだけ。ということで私は西から攻めることにしました。そんなこんなで、大門に到着ー。画像からは伝わらないかもだけど、ほんとデカイです。現在の大門は割と最近リニューアルされました。高野山は火災が多く、この大門も何度か火災で焼失したそう。とはいえ原型は1000年以上前に建てられたもの。弘法大師は不思議な力を持っていたとのことですが、さしたる重機もなく、ほぼ素手でこのような巨大な建造物を建てたとは、本当に魔法が使えたのかもしれませんね。高野山エリアの散策で、大門出発を選んだもう一つの理由は「坂道」があることです。実は西から東に向かってゆるく下り坂になっています。ということはメインエリアからだと、この大門へ行くには坂を登ることになるわけです。そんな理由からメインエリアからやってくる人も、あまりいないようで、この大門エリアはとっても空いていました。おっと、朝、早く出発したので、お腹が空いてきました。大門を出てすぐのところにある釜めしの専門店「つくも」。名物ごま豆腐としめじと山菜の釜めしを頂きました。さて、お昼ご飯を食べてエネルギーを補給したところで、再び出発です。道は下り坂。楽ちん♪メインエリアでは、まずは、こちらの高野山デジタルミュージアムに行くのがお勧め。有料ですが高野山の成り立ちと歴史を、冷暖房の効いた快適なシアターで学ぶことができます。イケメンのお坊さんがナビゲーターでした(←ここポイント高し)。このシアターを見学するとメインエリア寺院の見学割引券などもゲットできます。割引券とともに、こんな体験記念の証明書ももらえました。旅の思い出にどうぞ。高野山ミュージアムのすぐ隣には檀上伽藍(だんじょうがらん)があります。伽藍とは寺院群の総称で、様々な寺院が密集しています。この檀上伽藍には高野山のメインシンボル「根本大塔」があります。ですが、京都に金閣寺と銀閣寺があるように、根本大塔も対になった塔があります。それが西塔西塔と根本大塔は二つで一つ。西塔が陰で根本大塔は陽です。お参りの仕方としては、境内から左回りに回って、まずはこの西塔に手を合わせ、続いて根本大塔に行くのが正式だそう。地味なお堂ですので見落とし注意です。西塔の内部は見学不可ですが、根本大塔はミュージアムの割引券を使ってお安く見学することができます。ちょっと驚きの内部となっております。根本大塔の内部は撮影禁止なので、画像はありません。内部の模様は内緒。興味がある人は、ぜひその目で確かめてみてね。たまたま行ったこの日、春と秋の2回だけ行われる「結縁灌頂(けちえんかんじょう)」が開催されていました。「結縁灌頂」とはなんぞや、ということですが、曼荼羅(まんだら)の世界に入り、大日如来と直接ご縁を結ぶ儀式のこと(だったかな)。そうすることで、心の迷いや不安を取り除いてくれるのだとか。こちらの金堂で行われました。私は高野山の行事の下調べをまったくしていませんでした。だから結縁灌頂のことなぞ何も知りません。知らないけど、何やらワクワクしたので儀式に参加することにしました。当日券は6,000円と高めでしたが、神社で祈祷してもらう感覚で、いざ体験!←ここらへん金銭感覚がマヒしております。・・・・・いや、なかなかにアンビリバボーでした。確かに心の埃(迷いや不安)は、取り払われたように感じました。特に最後の●●●は、びっくりしたなぁ。え、なんのことか分からない? すみません、内部で行われることは喋っては(書いては)いけないそうなので、こちらも興味がある人は、ぜひ体験してみてね。ちなみに秋の部は前売り券が販売されているようです。年中行事 | 高野山真言宗 総本山金剛峯寺 (koyasan.or.jp)檀上伽藍を見学したら、道を挟んで向かい側にある金剛峰寺を見学しましょう。こちらには「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」と呼ばれている、日本最大の石庭を見学することができます。有料ですが、ミュージアムの割引券でお得に見学することができます。私は時間がなかったので見学できませんでしたが、お時間がある人はぜひ見学してみてね。そんなこんなで、本日のお宿に到着。宿坊 光明院到着すると、まずは抹茶とお菓子でおもてなし♪こちらでは一泊二食に加えて、瞑想、勤行(朝のおつとめ)、護摩行、写経などの高野山ならではの修行体験が一挙にできます。スケジュールはこんな感じ。夕食は精進料理のフルコース。食事は部屋食ではなく、別個室で頂きました。10畳くらいあるお部屋に、大名が座るようなひじ掛け座椅子が、ぽつーんと一脚。大名のような気分でお食事させて頂きました。落ち着きませんでした。でも揚げ出し豆腐が熱々でおいしかったです。寺なので、当然アルコールは飲めません。飲み物はお茶一択です。今回の旅の目的は、大吉方位の東南の高野山で修行体験をし、東南方位のパワーを最大限に吸収することでした。菩薩様とつながる儀式にも、不思議なご縁で参加できて大満足です。あ、そうそう、今回の東南の吉方位旅行のその後ですが、人間関係が良くなるもともと悪くないのですが、さらに以外な分野での交友関係が広がりました。非公式ですが、とあるYouTubeライブにも出演したり。思いがけない方向から、思いがけない鑑定のお申込みも頂けました!お金回りが良くなる決算賞与と夏のボーナスが、共に今まで最高額でした。さらに別枠で収入も若干あり。株もなんの気なしに利確したら、例の大暴落寸前の高値で売却できました。情報がタイミングよく入ってくる行きたいと思っていたオペラのチケットが手に入りました。そして、そのオペラを観に行った帰り、これまた行きたいと思っていた某怪談師のライブチケットも手に入れることができました。こんなことが起こりました。イエイ♪やっぱり方位は裏切らないわ!本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。9/1はメルマガ配信日です。風水アドバイザー祐里の九星81のパターンで見る今月の吉方位吉方位の確認はメルマガ登録がおススメ(無料)▼関連サイトのご案内▼個人鑑定ご希望の方はこちら <おまけ>次の日に行った奥の院。秀吉や信長のお墓があります。でも一番、印象的だったのは、新明和工業のロケット廟。かっけー!