今日は久しぶりに友人達と出かける予定です。楽しい外出になるといいなと思っています。

 

 私はパーキンソンになってもう6年になるのですが、今でも思い出すと辛いことがあります。(以下、長文です)

 

 それは発症間もない頃、異常な疲労感(雑誌1冊が重い、ドアがとてつもなく重いなど)が続き、主治医に相談したところ、パーキンソン病によるものでしょうといわれ、ドパミン製剤などでコントロールしてもらっていました。症状は悪化する一方、自律神経症状としてめまい感、便秘。それから精神症状としてはどこから来るかわからない。不安、焦燥感、不眠、食欲不振で体重が2キロほど減りました。動悸や息切れも出て。心電図をとりましたが、問題なし。症状(突っ張り感)が始まった右の足がピクピクする右手が震えるなどの不随意運動症状も出ました、感覚過敏としては熱いお皿が持てない。冷房の効いたスーパーに入れないなどなど様々な症状が出てきてほんとに参りました。2ヶ月の間ほどでしたけれども。これはパーキンソンのせいだけではないと思って、主治医に精神科受診を希望するむね話して紹介状を書いてもらいました。

 観てもらったのが、たまたまパーキンソン病をよく知っている医師だったみたいで、これはパーキンソンに特徴的な不安焦燥型うつ病?(この病名は、正式にあるのかどうか不明)と言われて投薬開始になりました。最初のお薬では効果はもう一つでしたが、調節しているうちにぴったり合うお薬に合い、今までの困った症状は嘘のように2週間ほどかけて消失しました。

パーキンソン病にうつ病が合併する率は30%から40%と言われています。かかってる本人は自覚症状がないので見過ごされてしまったり、しんどいのはパーキンソンのせいだからと医療の方からも気疲れにくかったりすることがあると言うことを体験しました。ただしこれは私の個人的な体験なので、一般的に当てはまるものではないかもしれません。

 でも1つ言えるのは、パーキンソン病は決して運動だけの病気ではないと言うことです。自律神経や精神や感覚ら全てがバランスを保っているその状態が崩れてしまうとこういうことになるんだと思います。でも気づけば治療という対処法にたどり着きます。

皆様の参考になるかどうか分かりませんが、紹介しておきます。

 

 ブログの使い方に、もう一つ慣れていなくて、何かヘマしているかもしれませんが、ご容赦のほどお願いします。