君が羨ましくてたまらないよ。
ううん。本島は妬ましいのかもしれない。
君は僕が持っていないものを
簡単に手に入れていくんだ。
それなのに不満があるって言う。
贅沢だよ。
あの頃に戻りたいな。
君の事を心から心配したあの頃。
君の事を心から親友だと言えたあの頃。
僕は君にとって
どんな存在だったんだい?
教えてよ。
僕は心を痛めて泣いていたよ。
知っている?
知っているはずないよね。
一人寂しく泣いたんだ。
君のようになりたいと思っても
無理なんだよね。
僕は僕なんだから。
分かってる。
頭では分かってる。
でも、心が理解するまでは
もう少し時間を下さい。