再三ブログに職場で干されていると書いているが、勤め続けるか辞めるか、ずーっと悶々と考えてきた。
しかし、何も行動を起こさなければ結局何も変わらない。
今勤めている職場を本当に辞めるかどうかはともかく、とりあえず◯ンディードで条件に合うパートを探してみた。
そうしたら、私の興味のある分野の仕事の求人があった。
応募したら、オンライン面接をしたいとの連絡があり、幹部らしき人と話した。
そこで、私の希望する職務内容や勤務形態とは異なる提案をされた。
私は迷ったが、その提案された仕事も面白そうで、やってみたい気持ちもなくはなかった。
ただ、勤務日数が私の希望と異なるため、正直にそれを伝え、辞退しようと思ったが、できれば二次面接をしたいので、今度は会社にお越しいただけないか?とのこと。
私も、もう少し詳しく話を聞きたかったし、職場を見てみたかったので、二次面接の約束をした。
最初の面接担当者は、「次の面接は別の幹部達が対応します。2時間くらいかかると思います」、と言った。
私はそこで、「え?たかがパートの面接で複数の幹部が2時間も面接するの?」と思った。
一次面接の後、改めてその会社の求人情報やオフィシャルブログを調べてみたら、何となく嫌な予感がした。
私が今まで勤めてきたブラックな会社と似た匂いを感じた。
そしてその予感は的中した。
二次面接で会社を訪問したら、幹部社員が2人出てきた。
うち1人は女性で、感じが良い人で、最初はその人が私の履歴書を見ながら色々質問してきた。
しかし、もう1人の幹部社員は若い男で、ずっとパソコンに私が話すことを打ち込んでいて、たまに私が提出した履歴書を片手で雑に何回もめくってまたパソコンに打ち込んでいた。
そしてひと通り女性の幹部社員からの質問に答えた後、もう1人の若い男の幹部社員が半笑いで腕組みしながら言った。
「で、あなたはなぜウチの会社を希望したんですかね?この先、ご自身はどんなビジョンがあるんですかね?」
私はさっきも話したよねと思ったけど、再度説明した。
それを聞いてその男の幹部社員は言った。
「あなたはウチの会社の事業内容に興味を持ったと言ったけど、あなたの話を聞いていると、明確な将来のビジョンが伝わってこない。
あなたが採用する側だったら、あなたのような人を採用すると思いますか?
私はこの先自分がどうしたいかわからないような人とは一緒に仕事したいと思わないです。」
は?
コイツ何様のつもり?
お前はオーディション番組の審査員気取りか?
採用しませんの一言でいいのに、何で面接でこんな上から目線で初対面の人間からネチネチ人格否定的なこと言われなきゃいけないのよ?
私も確かに悪条件のBBAだし、面接してもらえるだけありがたいと思わないといけないのかもしれないけど、あなたの会社だって一年中求人広告出してて、人が集まらないか、すぐ辞めてんじゃないの?
それなのに、何この高圧的な態度。
私はもう言いたいこと言ってやれと思って言い返した。
「私も私のような者は採用しないと思います。
今日御社のお話しを聞いて、仮に御社に採用いただいたとしても、御社のような会社でやっていける自信はないです。
ハッキリ断っていただいて私も助かりました。」
そして、簡単に礼を言って、テーブルに雑に置かれた履歴書を回収した。
男はまだパソコンに向かって何か打ち込んでいたので、私は言った。
「そのパソコンに打ち込んだ私の個人情報も削除していただけますよね?」
男は「え、、?ああ、、、わかりました、、」と困惑したように言った。
「削除しなきゃいけないのかよ?」といいたげな反応で、コンプラ意識ゼロに見えたので、私はキレ気味に言った。
「(不採用者の個人情報を削除するって、)そんなの当たり前ですよね!」
そして、男には目もくれず、女性幹部にだけお礼を言って去った。
久しぶりに胸くそ悪い輩に遭遇してしまった。
しばらくはムカムカが収まらなかったが、冷静に振り返ると色々ツッコミどころだらけで、最後は可笑しくなってしまった。
後から思い返すと、その会社は、一年中求人広告が出てたり、最低3年以上勤めてくれとか書いてあったり(たぶんみんな辞めてしまうから)、謎の社員全員参加のランチミーティングがあったり、前に勤めていたブラック企業と共通点がいくつもあった。
採用されなくてよかった。
そして、今日の教訓
干されていてもホワイトな職場は簡単に辞めない方がいい
********************
おかしな奴の圧迫面接のせいでしばらくモヤモヤしていたが、暑くてお腹も空いてしまったので、「てんや」で一人打ち上げ🍺
