前のブログで、職場の同僚に私が未亡人であることを明かすべきか?ということを書いた。



私の本心は、未亡人であることを隠したい訳ではなく、言ってしまった方がスッキリすると思っている。



ただ、私の年代だと、離婚経験者はそこそこいても、伴侶との死別経験者はほとんどおらず、未亡人であることを話すとインパクトが大きそうで、言わない方がいいのかなと思ってしまう。



また、言うのなら初めのうちに言っておかないと、だんだん言うタイミングが難しくなる。



自分から直接は言ってないけど、人づてに聞いて知ってるかもしれないし、知らないかもしれないし、どちらかわからない場合は、自然な会話の流れの中でサラッと言ってしまっていいのか、というのも悩ましい。



でも、会話していて自分のことを聞かれて、夫と関連することについて答える時、そこで夫のことを切り離してごまかすのは、何か違う気がしている。



夫という存在を蔑ろにしているような気がする。



むしろ本当は、私は言いたいのかもしれない。



夫と死別したということだけを強調して同情されたい訳ではない。



私には夫という最愛の伴侶がいて、幸せな結婚生活を送っていたのだと、自慢したいのかもしれない。



そして、私を上から目線で憐れんでくる人達に対し言ってやりたい。



「私は夫と一緒にいて幸せだったし、今は辛くて淋しいけど、仕事したり旅行したり、一人で頑張って生きています。


あなた達は、最愛の伴侶をうしなったら、私のように一人で生きて行けますか?」



そして、私がこうして生きていられるのは、夫が大切なものをたくさん遺してくれたから。



隠すことじゃない



むしろ、自慢の夫のことを話したい。