2週間くらい前に、ようやく夫の遺骨を納骨した。

(その後ひどい風邪をひいてしまったのと色々バタバタしていて、ブログの更新が遅くなってしまった。)



夫がなくなった直後に何ヶ所かお墓を見学したが、色々気になることがあり、結局今まで夫の遺骨は手元で供養していた。



けど、この先私もいつどうなるかわからないし、夫の遺骨は安全な場所に安置しておいた方がいいのかなと思い、今年に入ってから再度お墓を探した。



そして、良さげなお寺の納骨堂が見つかったので、そこへ遺骨を託すことにした。



他にも何ヶ所か納骨堂を見学したが、最終的にそこに決めたのは、夫が学生時代に青春を謳歌した街にあるお寺だったから。



納骨の日は、私一人で夫の遺骨を抱えお寺へ行った。



檀家ではないのでお坊さんのお経などもなく、淡々と納骨の手続きをした後、個室の参拝ブースへ案内された。



個室の参拝ブースにはモニターがあり、夫の名前や戒名、思い出の写真を映すことができる。



私はモニターに映し出された夫の写真を見ながら、手を合わせた。



淋しくはなかった。



遺骨は手元から離れたが、夫の魂はずっとそばにいると思っているから。



でも、遺骨も夫の分身の一つの形だとすると、夫は新たな居場所が増えて喜んでいるかな?



人生で一番楽しかったと思われる大学生の時の思い出の詰まった場所を久しぶりに訪れて、今頃懐かしんでいるかな?



お寺を後にし、法要後の食事会(私一人だけど)でもしようかと、お寺の近くの高級そうなホテルに行ってみたが、どのお店も笑顔で語らいあうセレブな夫婦とかマダムグループばかりで、私のような者が入るのは場違いな気がして、結局ホテルを出て家に帰った。



それより、夫の好きだったものを買って、家で一緒に飲もう。



高級なレストランより、家でくつろいで好きなもの食べて飲んで、その方が夫と私らしいよね。



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納骨後の食事会は、夫の好きだった焼き鳥と地酒で🍻🍶