そして私事ながら、実は、大瀬良投手がノーノーを達成した6月7日は、私が夫と結婚式を挙げた日でもある。
残念ながらリアルタイムで試合を観ることができなかったのだが、スポーツニュースやYouTubeなどの動画でノーノー達成後の大瀬良選手やチームメイト、そして新井監督が喜ぶ姿を見て、涙が出てしまった。
大瀬良選手は2013年のドラフトで、3球団競合の末、カープが指名権を獲得した。
1年目から即戦力として活躍し、新人王を獲得した。
しかしその後不調になり、中継ぎへ配置転換された時期もあった。
2015年、3位をかけた最終戦。大瀬良がリリーフ登板したものの失点し、クライマックスシリーズ進出を逃した試合で、打たれて降板した大瀬良は号泣し、メジャー移籍直前だったマエケンがずっと声をかけていたのが印象に残っている。
その後大瀬良は復活し、エースとして再び先発の柱となったが、試合は作るものの勝負どころで打たれて負けることもあり、エースと呼ぶにふさわしいのかという厳しい意見もあった。
しかし、鬼門の交流戦でロッテ相手に129球の熱投でノーヒット・ノーランを達成し、改めて素晴らしい投手だということが証明された。
そして、マツダスタジアムで現地のファンだけでなく新井監督、チームメイト、関係者など全ての人達が見守る中偉業を達成し、映像からも皆が心から祝福しているのが伝わり、私も感動して泣いてしまった。
私については、最近、やたらバタバタしてて忙しい割には何もかも上手くいっておらず、報われない思いがつのっていた。
でも、大瀬良選手の偉業達成のニュースで気持ちが明るくなった。
夫もきっと喜んでいると思う。
私達の結婚記念日に素晴らしいプレゼントをくれて、ありがとう。